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能力主義という呪い・前編

能力主義と聞いてどんなイメージを思い浮かべるだろうか?公平、モチベーションなどのどちらかといえば良いイメージがあるだろう。ではその能力主義は社会に於いて、全面的に肯定されるべき思想なのだろうか?

結論として、おいらの意見はある程度までは賛成、だだし限度はあると考えることである。

能力主義が色濃く反映された代表として、学歴社会がある。多くの若者がこのための勉強に勤しみ、学歴という基準での地位を巡って争う。

これは社会全体の学力を向上させる点では良いことなのかもしれない。しかし、以下の欠点も存在する。

勉強に興味がある一部の者だけでなく、これからの時代を担う若者全体が学歴のための競争に巻き込まれる。仮にもし、そこから離脱などすれば、学歴を補うレベルの能力を持つ者以外の殆どの人は将来挫折することになる。

だから、全く学問に興味のない者も学歴を身につけるために、いわゆる「Fラン大学」という非常にレベルの低い大学に入学するのだ。ここでの実態は酷いもので、小、中学校レベルの授業が行われることも多い。


↓後編に続く

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