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仕事の生産性がグングン高まる「遊びながら働く」方法 PLAY WORK

こんにちは。
Googleと聞くと、必ず購入してしまう井上です。


今回の本は、
仕事の生産性がグングン高まる「遊びながら働く」方法 PLAY WORKです。

この本はGoogleだから買ったわけではなく、友人に勧められたので購入しました。

まず始めに、「遊びながら働く」を
遊びが仕事になるとか、遊んで暮らせるとか、ラクして儲かるとか、
考えている人はこの本にはそういうことは書いておりませんでしたので、読み進めなくて大丈夫です。

この本は、「遊ぶように仕事をする」ための本。
つまり、仕事を本気で楽しみながら働く。面白がりながら働くためのことが書かれています。

もし、今の仕事が辛くて…と考えている方や、自分にこの仕事は合わないのではないか…と考えている方は是非読んで貰いたいです。

簡単な本書の内容とポイントをピックアップしていきます。

PLAY WORKとは

本書では

仕事と遊びの境界線があいまいで、仕事をしているのか遊んでいるのかわからない状況

と表現されています。

つまり、仕事を遊びのように自由な発想で創造性を発揮することで、仕事で価値を生み出すことができる。楽しく働くことで価値を生み出せるとしています。

なぜこの考え方が重要なのか。
その問いについては、

人生100年時代、「働くこと」は「生きること」とかぎりなく重なり合っています。充実した人生を送るためには、一人ひとりが自分のワークスタイルを見直す必要があります。

と述べられています。

定年を迎えるまでは、会社の歯車としてせっせと働き、定年後は年金を貰い、趣味を謳歌して人生を終える。という世の中は終わり、これからは定年という概念が薄れ、元気なうちは働き続けることが一般的になっていきます。

今までの働き方への価値観とは全く違った、今の時代に合った働き方が『PLAY WORK』なのです。

PLAY WORKに必要な4つのステップ

それでは遊ぶように仕事をするためにはどうしたら良いのか。

例えば、興味のない仕事や不向きな仕事に配属され、そのために苦労を強いられている方はどのように仕事を楽しめば良いのか。

本書では、そのための選択肢として、

1. その仕事に夢中になることはできるのか、工夫してみる
2.環境を変える、仕事を変える

と述べています。

1のケースは、仕事のプロセスを楽しめるように工夫することです。
2のケースは、自分がやりたい仕事に就けるように、社内で異動希望を出す、転職する、起業をする、などが挙げられます。

ただ、1と2のどちらを選択するにせよ、

「どんな仕事や職場なら自分は楽しく働けるのか」「自分に合った仕事の楽しみ方とは何か」を知り、楽しく仕事ができる環境を自らつくり出していかなければなりません。

そこで必要なのが、4つのステップです。

1.自己認識 ー 自分のことを深く理解する
2.自己開示 ー 自分のことを周囲の人たちに開示する
3.自己表現 ー 他者や社会に対して価値を提供していく
4.自己実現 ー 自分にしかできないことを実現する

自己認識、自己開示、自己表現のステップを経て、自己実現に至ります。

本書のゴールは、「自己実現」の状態を目指すことです。

自己認識:自分を知れば、生き方はもっと「シンプル」になる

自己実現をするための最初のステップが「自己認識」です。
自己認識とは、自分のことを深く理解すること=自己分析です。

自分が何の価値基準で動いているのか、何のために働いているのか、何を大切にしているのか、といった生き方の軸を知ることで、自己認識をさらに深めていくことができます。

そして、
自分の価値観や信念が明らかになっていくと、それに沿って行動すればいいので、人生はすごく「シンプル」になっていきます。

そのために必要なのは、振り返り自分への問いかけです。
普段から自分の行動や感情を振り返り、整理する習慣をつければ、「自分が大切にしたいこと」を言語化することができます。

自己開示:「なりたい自分」にパラダイムシフトするために、自分をさらけ出す

2つ目のステップが「自己開示」です。
自己開示をすることで、周りを巻き込み、サポートを受けやすくなり、自分が望む働き方や未来を実現できる可能性が高まります。

ビジネスでシーンでの自己開示がなぜ重要かというと、「適材適所」が一番の理由です。
自分のやりたいことを周囲に話していれば、配置を周囲の人が判断しやすくなります。

また、その配置にはいろんな可能性があります。
営業パーソンだったからといって、人材育成ができないということはありませんし、人事だったから、企画はできないということはありません。

だれにでも可能性はあります。
ただ、その可能性を見い出すのは、どれだけ深く自己認識ができるかにかかっています。

自己認識を深める質問には、正解はありません。

自分なりの答えを認識したら、それを周囲に自己開示しましょう。

自己表現:提供できる価値をいかに高めるかを考えれば、仕事の幅は広がる

自己表現は社会に価値を提供していくことです。
社会に価値をもたらすためには、自分は何をしたいのかを認識し、それを自分らしく実現していくことが必要です。

そのように自己認識に基づく自分らしい働き方を、本書では、「自己表現」と呼んでいます。

この「自分らしく」というのがとても重要で、
どんな仕事も、「自分が提供できる価値は何か」という視点をもてば、やりがいのある仕事になります。

例えば、他の人からすればただの雑用と思う業務も、「自分にしか提供できない価値」を見い出すことで、ただ雑用をこなすだけではなく、自分なりの価値をプラスして、仕事をすることができます。

そうすることで、ただの雑用だけではなく、自分が提供したい仕事も増え、結果的に仕事の幅も広がっていきます。

自己実現:楽しみながら働くことが、自分らしく生きることにつながる

筆者は自己実現をこう表現しています。

自己認識から自己開示、自己表現までのプロセスを通じて、「自分にしかできないことを実現する」こと

つまり、自分は何をしたいのか、自分にしかできないことは何なのかを認識し、その上で自己開示、自己表現を行い、価値を高めていくことが自己実現につながるのです。

自己実現のやり方には、正解はない。その人なりのやり方が正解です。
筆者は自己実現をするにあたって、

誰かがあなたのために仕事を楽しくしてくれることはない、ということ。
仕事を楽しくするのはあなた自身の責任です。

と述べています。

仕事が辛い辛いと言いながら、働き続けるのか。
仕事を楽しみ、自分らしく生きていくのか。

全て自分次第です。

最後に

それらを自分で決めるために、まずは自己認識をしようと思います。
というか、この本では自己認識が1番大切だと述べているように思います。

自己認識をするのためには振り返り自分への問いかけが必要です。

私は、SHOWROOM株式会社代表の前田裕二さんのメモの魔力が愛読書なので、
改めて、自己認識=自己分析をメモでしていこうと思いました。笑

最後までお読み頂きましてありがとうございます!

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