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私の思ったこと

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1日の中で、感じたこと、思ったこと、考えたことを毎日更新しています
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記事一覧

人が関与しないもの

人が関与しないもの

ボクの習慣の一つに「味噌汁を作る」というものがある。

スーパーで売ってるものよりは、幅広い種類(麦、米、麹、白、赤、合わせなど)のものを買ってきて、それらをホーロー製の容器で数種類保存させ、組み合わせをかえて、作っている。

良いことはたくさんあって、発酵食品であるため、腸活のような意味合いでも助けになるし、火で温めるため、内臓にもよいし、具材で栄養価も取れる。
食欲がない時でもするりと食べるこ

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世界の片隅で

世界の片隅で

駅から歩いて帰宅する時、あるアパートの前を通った。

アパートの住人らしき人が外に出て来て、じぶんの家のインターフォンを押している。

そうすると中にいる人がインターフォンに出て、それに応答する。

初め出てきた人は急いで玄関の扉から離れる。

ニヤニヤしながら玄関が開くのを待っていて、おそらくじぶんが仕掛けたイタズラに同居人?が引っかかるのを待っている。

なんてことない日常の一コマ。

よくあ

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おススメのラーメン

おススメのラーメン

もはや国民食になったと言っても過言ではないラーメン。

1000円しない程の金額で圧倒的な美味しさと満足感。
替え玉やライスや具のトッピングなどでたくさん食べたい人にも対応している。

そして全国津々浦々、およそどの街にも自慢のついつい行っちゃうラーメン屋さんは点在している。

ボクが暮らしている東京では、一駅一駅にそれぞれ美味しいお店があるほど。

そんなラーメンだから、ボクもいろんな人と食べに

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人が物語を求めるワケ

人が物語を求めるワケ

アーノルドシュワルツネッガー主演の映画『ターミネーター2』を学生時代、何度も観ていた。

観ていた当時は、じぶんが何に惹かれていたのか分からなかったけど、大人になると少しだけその理由が分かってきた。

一作目で敵だったサイボーグが二作目では味方になり、液体金属の新型サイボーグが襲ってくる。
昨日の敵は今日の友の構造で、少年を頑丈なその身体で守るという物語。

少年とお母さん、サイボーグが主な登場人

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人と会うことが目的

人と会うことが目的

コロナ禍が落ち着いた頃、どうやって人を誘うのか忘れたという話をよく聞いた。

そしてコロナ禍になる前から、何で、どうやって声をかけたらよいか分からないという話も、またよく聞いていた。

それはつまりどんなきっかけなら、声をかけて、誘ってもよいのかということかなと聞いていた。

ボクは昔から誰かを誘う用事や出かける先の多くは建前だと思っていて、ほんとうに行きたければ一人で行けばいい。

しかし一人よ

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世界と対話する

世界と対話する

スキマ時間の活用の仕方で人生が変わる。

ということをお伝えしたいわけではない。

もちろんそれは大切だし、限られた時間を何にどう配分するのかは、今を生きるボクらにとって、昔の人の狩りくらいの重要度のあるトピックなことは理解しているつもりだが、スキマ時間とか何もしない時間が生きていく中で必ずしも悪いか、改善しなければいけない時間かと言われたら、そこにはやや疑問を持っている。

ぼっーとする時間、揺

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いつもは見れない景色

いつもは見れない景色

昨日の東京は春の嵐だった。

吹き付ける雨音と雨戸を揺らす風で目覚めるほど、まるで台風かのようだった。

普段は午後からなんだけど、昨日はたまたま午前中からで、この雨風の中外出しなければいけないことが決まっていたため、少し覚悟を決める。

雨が降っていると電車が如実に空いていたり、キャンセルも多かったり、人出に影響するのは、おそらくこの気持ちなのだろう。

ボクの自慢は傘にきちんとお金をかけている

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記憶はじぶんのものだと疑わないこと

記憶はじぶんのものだと疑わないこと

人とは記憶である。

何となく昔からそう思っている。

『ブレードランナー2049』という映画で、レプリカントと呼ばれるアンドロイドが、大切にしていた記憶が作られた記憶であることがわかるシーンがあるのだが、ボクらはその疑いをじぶんに向けたことはない。

良い思い出も、苦い思い出も、それぞれ受け取り方はあるけれど、共通してじぶんの体験であることは信じきっている。

そしてその揺らがなさがじぶんを形成

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どこで書くか

どこで書くか

毎日文章を書いているので、書く時間が取りにくい時というのがある。

そんな時、電車移動の車内で書くことが一番多い。

周りの人やこれから向かうところのことは、一旦忘れ、書くことをする。

そうするとクオリティはさておき、書き上がりはする。

こうやってぬるぬると毎日続けているけれど、理想を言えば、ボクはじぶんの部屋の机で書くのが一番落ち着けて、またよく書けることを知っている。

毎日書いていたとし

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じぶんの力が出る構造

じぶんの力が出る構造

株式会社で製品やサービスによって課題を解決することで、その需要が増し、会社の売り上げが上がる。

その上がった売り上げで、会社は更に質の向上や設備投資ができるようになり、やれること、届けられる範囲が広がる好循環が生まれ、社会の暮らしやすさが上がる。

これが現在の資本主義の流れになっていて、この通り動いていれば、ボクらは幸せで快適になれている。

しかし現実を見渡すと、必ずしもそうなっていないのは

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春の記憶

春の記憶

毎年お花見は3月最終週か、4月の1週目に行くことが多い。

しかし今年は予定が合わず4月の2週目以降になりそうで、ヒヤヒヤしていた。

けどフタを開けてみると、桜の開花は例年よりかなり遅く、見頃ではないにせよ、咲いている気配さえ漂っていることに驚きを隠せない。

そして今年は曇り空が多く、また冷える日などもちらほらあり、桜のあの色味をまだ味わえていない気がしている。

そのせいなのか、時期がいつも

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睡眠は最優先

睡眠は最優先

学生時代、遊びでも勉強でも、ボクは一夜漬けや徹夜が出来なかった。

勉強が特別できたわけでも、地頭が良いとかでもなく、それは体力的な理由だった。

起きて何かをし続けることができず、体力的な限界が来て、起きていられなくなる。

まだ終わってないし、片付いてもいないけど、とりあえず明日のじぶんに任せる。

そうすることでしか、対処ができなかった。

しかし起きてられないことをイヤだなとか良くないと思

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他者を頼る

他者を頼る

ボクの人生の中で、クセのように同じパターンを繰り返してしまい、結果が似てくるというものがあります。

それが「結論まで一人で決める」というもの。

例えば「仕事を辞めるか、今の職場に残るか」みたいな問題があったとする。

ボクはその時、じぶん一人で辞めるか残るかを考えてしまう。

行動から察するに、何度か「相談しなければよかった」という体験をしたのではないかと想像できる。

なので他者に打ち明ける

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静寂で賑やかな世界

静寂で賑やかな世界

単純作業の時、お供として動画や音声コンテンツを耳で聴きながら作業している。

ワイヤレスイヤホンの電源がなくなるくらいまで、聴き続けることもあるくらいで、それらの音がなくなると、静寂で何もない世界に放り込まれたような、不安な気持ちを感じることが、ままある。

でもふと音の摂取をやめてみると、実はじぶんがいる世界は決して静寂で、何もない世界ではないことに気付く。

バイクや車の走る音、近隣の学校の体

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