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4月1日

4月1日生まれの人というのは、実は学年をどちらか選べる(最速で生まれた人か最も遅く生まれた人か選べるとのこと)というらしい。
と話してくれたのは、20代前半の頃に出会った4月1日生まれの人でした。

それまで僕は12月5日生まれで、なかなか記憶に残らない日付なので、いつが一番記憶に残る誕生日、日付なのかというのは、よく考えていました。

クリスマスかバレンタインか、国民の祝日か、肉の日か、と。
でもどの日も誕生日の友人は居ながら、その人が誕生日であることを毎年覚えているかというと、そんなことはなかった。

その日がその年は自分ごとでなければ、思い出すことは難しいのかもしれない。

これはもはや毎年誕生日だと覚えている人がいるかを考えた方が良さそうだと思っていたら、一人浮かんだのが、4月1日生まれの友人で出会って10年以上、僕は毎年おめでとうの連絡を送り続けているな、と気付いたのです。

社会で暮らしていて、新年度のにおいを避けられる人は限られている。
それくらい新年度は、人の意識や環境を変える。
その期待や不安が、環境の変化が、新年度を意識させ、新年度を意識したことによって、誕生日を、その人を思い出す。

そして今回のように、新元号の発表や新制度も新年度からのスタートが多いし、エイプリルフールもあって、とにかく話題に事欠かない。

思い出すきっかけがたくさんあって、忘れにくいし、いざ送るとき、その日にフックがたくさんあって送りやすい。

こうなると、やっぱり4月1日が誕生日を一番忘れにくい日なのかもなぁと感じてしまう。

皆さんは、この日は忘れないで毎年誕生日を覚えていられるぞ、って日はありますか?
それとも日付以上にやっぱり誰の誕生日か、が大事ですか?

余談ですが、1月1日も忘れられなそう。

そして僕の誕生日の12月5日の覚え方は、ウォルト・ディズニー、観月ありさ、木下恵介と同じ誕生日で、鈴木その子さんの命日で、ノムラサチヨさんが脱税で逮捕された日です。。。。。

すみません、忘れてください。

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