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なぜ僕がお守りを沢山いただくのか?〜お守りはいくつ持っていても神様は喧嘩をしない〜

よくこんな質問をもらいます。
「お守りをいくつも持っているのって神様が喧嘩するって聞いたんですけど本当ですか?」

こういうことから、お守りをいくつもいただくという人は神社が好きな人以外ではそんなに多くはないでしょう。

この質問に対しての回答として、こう答えることが多い。
「神様はみんな仲良しなので喧嘩をしないんですよ。」


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僕もインスタグラムの神社アカウント「@sanpai_jinja」を10月に始めてから半年で回った神社だけでもいただいたお守りの数もだいぶ増えました。現在、お守りを飾っておく棚を作成中です。

なんでそんなにたくさんお守りをいただくのかって?

それを今回は説明していきます。


理由その1:神様とのご縁を繋ぐため

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例えば、三重県に旅行に行ったとしましょう。
そして三重旅行で定番の「伊勢神宮」に行ったとしましょう。

伊勢神宮で祀られている神様「天照大神」に挨拶をしますよね。
初めて行った滅多に行かない土地で、出会った神様の分身をいただけるとしたらいただきませんか?

例えるなら、
初めて行った土地で出会い、意気投合した人と、それっきりの縁にしないようにFacebookやLINEでお友達申請したりしますよね。

それと似ています。

頻繁には訪れることのできない場所で出会った相手とはその後も連絡をとったり、また再会したいなって思うでしょう。

つまり僕がいく先々の神社でお守りをいただくのは、そこの神様とのご縁を繋ぐためというのがひとつめの理由です。


理由その2:決意表明の証をいただく

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神社へ参拝をするときに多くの人は神様にお願いをするでしょう。

「今年はどうか資格が取れますように」
「素敵な異性に出会えますように」
「宝くじが当たりますように」

そう祈った後に、お守りをいただくとします。

すでに神様にお願いした内容に沿ったお守りを選んだ場合、
「先ほど神様に祈ったお願いごとをさらに叶いやすくする」
というような意味合いが紐づく感じがしますよね。


では、「神様にお願いをする」ではなく「神様に決意表明をする」場合はどうなるでしょう。

「今年は資格を絶対にとります!」
「今年は絶対に素敵な異性と出会います!」
「今年は絶対宝くじを当てます!」

このように宣誓をして、お守りをいただくと
「先ほど神様に決意表明した証をいただく」
というような意味合いになりますよね。

お守りを持っていれば叶うというのは嘘ではないですが、
神様にお願いごとしたから叶うはず!さらにお守りまでもらったから、これで願い事は叶う!やったー!」というわけではないと思うんです。

決意表明したからには努力しよう!お守りという証をいただいたから、あとでそのお守りを見返した時に誓ったことを思い出せるから頑張ろう!」という考え方だと、より叶いやすくなる気がしませんか?

この考え方は個人的にすごくおすすめです。

「絶対叶える!」という、実現にむけて前へ進む意識を持てるのが神社であって、その証のお守り。だからいつまでも大切に持っておけると思うんです。

つまりは神社へ行く度にお守りをいただく僕には「それだけ決意表明することあるのか?」って思うでしょう。

あるんです。
神様は十人十色、八百万もの神様がいるのでそれだけ誓うことも様々ですよね。


お守りはその日の気分で持ち歩くものを変える。

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いただいたお守りはどうするのか。
飾っておいたり持ち歩いたり様々だと思いますが、僕はその日の気分や状況に合わせて持ち歩くお守りを変えています。


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例えばプレゼンなどの勝負の日は「勝守」。


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旅や遠出などをする場合は「ぶじかえる守」「旅行安全守」「交通安全守」などです。

もちろん常に持ち歩いているお守りもあります。


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僕が普段バッグにつけているのは、全国の神社をめぐるために遠出をすることが多いので「芽吹き旅守(東京都:福徳神社)」と、


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デザインなどの仕事をしているので諸芸上達を願う「芸守(奈良県:談山神社)」。

常に持ち歩くお守りと、普段は部屋に大切に飾り、いざと言う時に持ち歩くお守りという感じですね。


一年経ったらお守りを返すの?

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お守りをそんなにいただいて、一年後に全て返すの大変じゃない?と思うでしょう。

確かにお守りって「一年でお返しした方がいい」というのはあるでしょう。
でも、滅多に行かない土地で気に入っていただいたお守りをお返しするのは・・・・って人もいると思うんです。

「お返ししないとダメ!!!」っていうわけではありません。

いくら大事に扱っているとはいえ、一年間もずっとお守りを持ち歩くとさすがに汚れてきますよね。

神様への感謝の気持ちを忘れないためにも一年でお返しして新しいものをいただいたほうが気持ちはいいでしょう。

でも、家に綺麗に飾っておく分にはお返しする必要はないんじゃないかなって個人的には思います。

実際に以前、SNSで約70名にアンケートを取ったところ35%が「大事にいつまでも持っておく」と答えているぐらいなのですね。

なので、大切に持っておく!という想いがあればいつまでも持っていてもいいのではないでしょうか!机の引き出しの中に何年も入れっぱなしとかだとお守りが可哀想なのでお返ししてあげましょう。

あとは「安産守」とか「合格守」とかは出産後、合格後に「お礼参り」をしてお返ししましょう!


どちらにしても一年後にまた参拝したい!神様と参拝したい!そんなきっかけをくれるのがお守り

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お守りも御朱印(御朱印帳)も、改めて家とかで見ると、その神社のことを思い出しますよね。

人に何かしてもらったこととかへの感謝って何年も経つと、忘れがちになってしまうこともあるけど、そういった感謝の気持ちを忘れない。

お守りも一緒で参拝の思い出だけじゃなく、今健康でいられることに感謝するきっかけを作ってくれるものなのではないかなと!


ぜひインスタグラムも見てください!


東京出身。7年間の沖縄移住を経て三重県津市へ。沖縄移住応援WEBマガジン『おきなわマグネット』元編集長。神社メディア『sanpai. 』運営。Webデザイン、マーケティング、他制作ディレクションなどを生業としています。年間200社ペースで全国の神社を参拝しております。