見出し画像

ケの日を彩る暮らし方

クリスマス。

この三連休は三重県にいた。

カメラ片手に三重旅行。


息抜きに旅行。

この三連休は意識的にチャットワークを見なかった。


クライアントは休みだが、制作はフリーランスの方も関わっているので、当然連絡が来る。

連休明け、作業に戻ろうと思うと、結構エネルギーがいる。

サザエさん症候群、夢の国から戻る帰りの電車、明日は月曜日。


この正体は貯まっていたメッセージ確認から始まる連休明けの朝が原因だろう。


チャットワークを休みの時は一切見ずに、気持ちをオフモードにする。

すると、オンにする時に結構エネルギーを使う。

年末年始は連休が続く。

きっと年明けのオンはもっとエネルギーを使うだろう。


平日も休日もあまり関係ない、僕のような働き方をしていると、
ある意味、働き続けることが精神的にも健康面でも安定をする。


非日常(ハレ)の夢のような楽しみを作るよりも、なんでもないケ(日常)を存分に彩るために暮らしかたを変えた方がいい。

こういう結論に至る。


たとえ、それが「会社と家の行き来のケ」だとしても、

毎日は全く同じというわけではない。


9時に出社し、18時に会社を出る。

18時から寝るまでの24時までの間の6時間をいかに彩るか。
美味しいご飯を食べるのもいいだろう。


個人的にはこう思う。

明日明後日の日常の暮らしにより彩りを加えるための、
今日の6時間を使おう。


資格を取得するのもいいかもしれない。

田舎でスナックを開くために、関連書を本屋に買いに行くのもいいかもしれない。

買った本を夜まで空いているカフェで読みながらゆっくりと読書するのもいいかもしれない。

仕事がどんどん楽しくなるためのセミナーにいくのもいいかもしれない。



きっとさまざまな「明日明後日のための今日の6時間」がより日常に彩りを加えるのだろう。


気づいたらきっとケの日が楽しくなっていく。

ハレの日に存分に楽しむためのケではなく、

ケのためのケ。


日常をより楽しむために、日常を使う。

それがきっとアナタの暮らしに、より彩りを加えることになるのではないだろうか。


好きなことを仕事にすることは難しい。

仕事を好きになるのも難しい。



人に言われて、すぐ実現する人なんてそう多くはいない。

でも、日常を少しずつ変えることで気づいたら、自分の人生は大きく変わっていることだってある。


毎日同じ1分1秒はない。だからこそ、日常の繰り返しをどう彩るために、何をするか。


常にカメラ片手だっていい。

新橋で飲み屋街にだって、とても素敵な風景がある。


少なくとも僕はこういう暮らしが合っている。

東京出身。7年間の沖縄移住を経て三重県津市へ。沖縄移住応援WEBマガジン『おきなわマグネット』元編集長。神社メディア『sanpai. 』運営。Webデザイン、マーケティング、他制作ディレクションなどを生業としています。年間200社ペースで全国の神社を参拝しております。