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最近読んだ本について

こんにちは、ひつじはねたです。
今日は向後先生の教える技術講座を受けていたら中央線の遅延騒動に巻き込まれまして、先程帰宅しました。昨日の続きをしたいところですが、明日も早いので今日は15分でノンストップライティングの続きをしていきます。

今日は読んだ本について。
先日大学図書館で本を借りてきてから、本読みたい期に入ってまして、読みたい本が山積みすぎてひたすら消化しています。3日で3冊読み終わって、プラス3冊読み途中があるので、ぼくにしては驚異的なペースです。読んだ本は下記。

上2冊はKindleUnlimitedで読めます。2冊読めば全然元とれる、というか1冊でも安いのでぜひ。もう一冊は向後先生の授業の教科書になっていたので読みました。相変わらずとても平易な文章で理論が整理されていて、そういう意味でとても勉強になりました。それなりに勉強している人であれば、特に新しい知識はないかもしれませんが、「教え方の理論」を実践レベルに落とし込んでいるところが面白いです。

ここでいくつかKindleで読んだ本からハイライトしているものを抜き出して紹介しておきます。

破天荒フェニックス

「回転寿司店が儲かるとなれば、ライバル店もまたどんどん現れる。市場が拡大している間は、新規参入する企業が沢山現れても、そこそこ皆が儲けていられるからな。しかし、人間の胃袋は無限じゃない。やがて市場の拡大はどこかで限界を迎える。そうなると、一転して今度は淘汰の局面を迎えることになる。」
「今ではアパレル業界で世界一になったZARAも、当初は価格を武器に店舗を増やして行った。しかし、ある時から安さは変えずに品質やファッション性を追求し始めた。有名ブランドのコレクションをいち早く研究して、どこよりも早く流行をキャッチしてすぐに商品開発に反映させていき、売り場をどんどん変えて行く。その結果『低価格なのにお洒落で品質が良い』というイメージを消費者に持たせることに成功して、世界のアパレル業界を席巻してシェアを一気に広げていった」
これにより、ライバルはいなくなった。低価格の市場ではデザインや機能性で勝てるし、デザインや品質を求める市場では価格で勝てる。つまり、低価格帯市場と、中価格帯市場の両方のニーズを一挙に取り込むことに成功したわけだ。似たような市場でも、ポジションを少し変えれば、新しい市場が生まれるケースがある。うまくそこのニーズに合わせて新しい立ち位置をつくることができれば、莫大な成功を摑むこともできる。

かなり序盤に出てくるフレーズですが、市場感覚に乏しいぼくからすると目からウロコという感じでした。自社商品であれば、どう応用できるかを考えようと思います。こういう経営者のリアルな思考が丁寧にかかれているのがこの本の魅力です。

オンデーズがお客様に本当に売らなければいけないのは、安いメガネでもお洒落なメガネでもなく「メガネをかけて見えるようになった素晴らしい世界」だったのだ。 「メガネ屋として知識と技術の向上に対する意識の低さ」 。これが、オンデーズが抱えていた問題の、最も大きな本質の一つだったのだろう。

これは感動シーンからの抜粋。この結論にいたるまでの話を通して読んでもらいたいので詳細は書きません。ただ「メガネを売ること」に市場ゲームに勝つ以外の意義を見出す流れは、自分の背筋を伸ばすものでした。

WE ARE LONELY, BUT NOT ALONE

社会的であるために、人間が無理をしている行為が、山のようにある。 社会が発達すればするほど、人間は、自分を社会のほうに合わせようとしてしまい、社会を自分の心地いいように変えようと挑戦する人はほとんどいない。

これ唸るほど同意します。ぼくは自分のBEの肩書のワークで、常に使命を「自分の生きやすい世界を創ること」とおいていて、日々の仕事でも「自分が働きやすい環境を創ること」にフォーカスをしながら日々を過ごすようにしています。

満員電車に毎朝乗るとか、本当にストレスだし、無理をしているはずなのに、それに慣れてしまっている。話はあっちこっちいきますが、就活とかも本当はあんなにみんなでやる必要ない。みんなが同じ時期に同じ格好して、同じサイトから同じ企業に登録する。全然自然ではない、とそんな風に思います。

「メモの魔力」を読んでから、自己分析をちまちまとやっていますが、どうもぼくは「既存のレースに勝つこと」よりも、「既存のレースを抜けること」ができたときに喜びを感じるみたいです。受験のときも、大学時代も、就活も。基本的にみんなが戦うレースを早々に降りて、別の道から進むほうが性に合ってるし、その道を探すのが楽しいみたい。

車は、時間で考えると、一日のうちの5%程度しか使われていないという。Uberは、その使われていない 95%を使われるようにした。車の使用をより「なめらか」にする仕組みを、常時接続化したインターネットが可能にしたといえる。

なるほど、と唸ると同時に、家入さんの本を改めて読みたくなりました。

となんだか雑多に書いているうちに15分が終わってしまった。どの本も面白かったので近いうちに書評としてまとめます。

それでは本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。






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