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やりたいことと求められていることは違う

こんにちは!矢上です。


前回の記事で、SNSの発達により、より簡単にコミュニケーションがとれるようになってきた、と書かさせていただきました。


情報をより簡単にとれるようになったことにより、「選択肢」が増えてきたことも事実です。
特にyoutubeなどで見られる情報は「サッカーゴールシーン」「お店の商品買い占めてみた」などの「キラキラ」した情報も多く、「自分にもできそう」「やりたい!」と思わせる情報も多いです。

こちらのPR TIMESの記事で、2最近の小学生が就きたい仕事ランキングが発表されていました。

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私が小学生の時、約20年前はそもそも、ゲームクリエイターやプログラマー、ユーチューバーが選択肢に上がることすらありませんでした。

それが時代の変化に伴い、様々な仕事が選択肢に入るようになってきました。

「願望は知識」
なんて言ったりしますが、人は知っているものにしか、「なりたい」「やりたい」と思いません。


一方で、選択肢の増加に伴い、「やりたいこと」が増え、目移りしてしまうことも増えてきました。
もちろん「やりたい」と思うことやそれにチャレンジすることはとてもいいことだと思います。

しかし、「やりたい」ことを本業にすることは非常に至難な道です。
下記の記事によると、「月収30万円以上のユーチューバー」 が全体の5%、「高校までサッカーを続けた人の中からJリーガーになる人」の割合が0.1%のようです。

また、「やりたい」ことを本業にすることにより、責任が発生し、楽しいだけではなく、期限や焦りが付いてきて、好きではなくなってしまう可能性もあります。


私は本業にしていくのなら「やりたいこと」ではなく、自分の長所を生かした、「求められていること」を仕事にしていくといいと思います。

もちろんこの二つが一致していることがベストではありますが、滅多にあることではありません。

自分が求められることを増やすために若いうちはまずは「やりたいこと」「興味のあること」をひたすらやることもいいと思います。
ただ、早めに武器を見つけ、それを特化していく方が、多くの人に求められ、それが収入にも発展しやすいです。

会社内でも何か困った時に平均的にできる人よりも「○○に特化した」あの先輩に聞こうとなることが多いと思います。
そのために「法人営業部」という法人に特化した部隊を作っている会社も多いのではないでしょうか。

何かに特化していれば、相談もしやすいですし、聞かれる側も、その分野に関して、自信がさらについてきます。


何かを選択するときに「やりたいこと」ではなく、「求められていること」に目を向けてみてはいかがでしょうか。
その方が、自分も周りも笑顔が見えてくる、そんな気がします。

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