こりゃいい!英語プレゼンをスムーズにする方法

読み進める前に読んでいただきたいこと:

 これは”破天荒を目指す整形外科医のブログ”の作者からの企画です。整形外科医全体の国際的活躍を期待するというのが、上記ブログの趣旨ですが、今回の話は、学術的研究で海外や国際学会で英語でのプレゼンをするすべての方が対象でもいいかと思っています。ただ下記の英文は医療関係者でないとわかりにくい文章だと思います 「糖尿病患者の足の疾患」に関するものです。今回は、90%程度無料区間の設定です。もし、収益があった場合、これからの日本の医療がよりよい発展をするために、作者がなにか貢献する機会をオーガナイズするために使いたいと思っています。

本題:

英語プレゼンを行う時に英語があまり得意でない私の場合、
「日本語で言いたい事を考え、英語化して、それを口頭で言えるようにする。」
という面倒な作業をしています。パターン化してくれば、一部はパズルように英語で考えることもできますが、基本は先の「  」になります。
ここから次にどうやってスムーズな英語らしい言い方をするのかなどを考えるステップに入ります。一つ一つ単語のアクセント、発音記号を調べたりして、さらに洗練するのですが、本当にこんな感じでしゃべるのかな?、と疑問に思いながら本番を迎えます。

 今回の話は、最後のステップをスムーズにするための紹介です。いろいろネットサーフィンをしているときに発見しました以下のサイト、

”TTSReader”というものです。音声リーダーです。


上図にあるようにテキストをペーストするだけです。
後は、真ん中の再生ボタンを押すだけです。速度も変えられるし(でも”通常”がおすすめ)、”UK English” と ”US English”も選べます。面白い事に”日本文”ってのもあってそれにすると、本当にありがちな日本語英語で読み上げてくれます。

英文内容は、

「Diabetes is still the commonest cause of lower limb amputation in the western world; peripheral vascular disease associated with diabetes in 50% of this population. Vascular disease in diabetics is slightly different from non-diabetics. First of all it’s more aggressive on the ligament. It comes on earlier and it is progressive in a quicker fashion in the standard peripheral vascular disease. It occurs at an earlier age, doesn’t affect the aorta and iliac region so much as the region between the knee and the ankle and the arteries become calcified, which makes it a little more difficult but not impossible to do vascular bypass grafts. Usually thought to be impossible but they are much better at it. You have to understand as a group of patients and I am not being rude, but these people are noncompliant, they found it very unappreciative and pleasantly uncooperative, not nastily uncooperative, but you see that they have got an ulcer there which have been carefully looking out at the foot and say, “Oh it happened this morning on the way to the hospital.”」

 糖尿病の合併症として、足を切断することがあるという記事です。末梢の血管の問題(石灰化等)のために起こることがわかっています。その辺りのことです。

 実際この文章でどう読み上げてくれるかを体験してみてください。一応、Youtubeで限定公開で保管しています。アドレスは下記になります(図の下に記載)。

https://youtu.be/ziMlX3wSWK8

 若干機械的な発語には当然なるのですが、自分で英文にして話すよりうまいです。文章と文章のつながりも比較的スムーズです。

 日本人の医師(と言い切っていいかわかりませんが)の場合、日本の学会で発表することが一般的でまずそれをするよう言われます。そしてその後なんとか英語化して国際学会にチャレンジすることになるのですが、ポスタ―発表だったりして話す機会もあまりありません。口頭かポスターかでも後者を選ぶことが多いと思います。これでは、いけません。こうした機会を逃さないようにすることとして、今回のような話は押さえておいた方がいいと思います。

 実は、今回の内容は、本当は英語ネイティブ外国人医師のプレゼンを基にして作成しています。渋い男の方だったですねぇ。著作権についても問合せ済です。外国人医師自らが話している際のスクリプトによって、生きた英語の文章がわかるので、こういったものをこれからも発信して行く予定です(今月、来月から細々と順次アップデートしていきたいと思っています。今回はそのトライアルのような意味合いがあります)。下記に、基になっている外国人医師の音声のはいったYoutubeのサイトをお伝えします。これを聴くと、やっぱり自動音声だけでは物足りないとも思います。でも最初のとっかかりとしてはとてつもなく重要です。

アドレスは、

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