外資系大手企業から日本のスタートアップの世界へ戻って来た理由 #入社エントリ
こんにちは、2月に入社したフェルテスです。出身はフランス、日本に滞在して15年以上が経っています。その間、日本のベンチャー企業やフリーランスの経験など様々な業界や異なる規模の会社で働いていましたが、前職はメディデータという製薬業界の外資系大手企業でした。
テイラーとの出会い
2022年3月に柴田さんがゲストで出たスタートアップ関係のPodcastを去年の秋頃たまたま聞いたことがテイラーを知った最初のきっかけです。そのPodcastの中で柴田さんは新規ビジネスについて話していました。
「この半年でテイラーのビジネスはどうなっているのかな」と思い、調べてみると、丁度テイラーはY Combinatorから投資をもらったばかりでした。
そこからテイラーが気になり、柴田さんに連絡し、数回話し面接をした結果、入社が決まりました。
外資系大手企業からの移動
グローバルな会社かつ外資系ではたらくメリットはたくさんあります。規模が大きいのでリソースはありますし、組織がちゃんと出来ているのでみんなの役割がきちんと決まっているし、安定・安心を感じられます。
当然ながらテイラーのような若いスタートアップは環境が違います。退職する事を発表したら同僚の何人かに「勇気あるなー!僕はそんなの無理」と言われました。自分でも「大丈夫かな?」と思ったりしていましたが、若いスタートアップだからこそ今までの経験を活かし、責任を持って、その不安をなくすのは自分次第だと感じています。大手企業だと自分のインパクトは限られるし、既存の環境を変える事はとても難しいです。テイラーは思っていたよりシステムの開発が進んでいましたが、やるべき事やれる事はまだ山ほどあるのでチームと一緒に作り上げていくチャンスがあります。
なぜテイラー?
常に転職エージェントから連絡が来るのでいくつかのスタートアップは見ていました。最終的にテイラーに決めた理由は以下の通りとなります:
CEOとCTOはスタートアップのベテランです。スタートアップの9割が失敗するとよく聞きますがスタートアップの成功も失敗も経験したリーダーだと、より成功の可能性が高まるからです。
Y Combinator投資。YCスタートアップは必ず成功するわけではないけれどYCのプログラムとネットワークのおかげで、成功率がより高くなります。そもそもYCにアプライしてるスタートアップがものすごく多い中で、テイラーが選ばれた事は、自分と同じく、VCもアイデアが論理的だと認めている証拠であると感じるからです。
解決しようとしてる問題がリアルである。世の中、ちゃんとフィットしてなくて、とても使いにくいERP系のツールを使っている会社員が多いです。それなりのサイズの企業だとほぼ全員かな?使うたびにイラっとする勤怠システムとか。自社のエンジニアは適切なシステムが作れるのにコストが高いので普段はベンダーのソフトが導入されます。自社に合うシステムを自分で作り、コストが減るサービスだからです。
すでにお客さんがいるのでMVPフェーズより進んでいると言えます。お客さんのためのPoCを作りながら今後提供するプロダクトの改善すべきところの発見が出来ます。価値を確かめずに物を作っているのではなくて、実際にそのプロダクトを使いたいという企業があるからです。
今後やりたい事
これからやりたい事がいっぱいあります。
例えば
会社が成長するとともに、メンバーが増えます。オンボーディングのプロセスは存在していますが改善すべきところがいくつかあります。
全体的にDeveloper Experienceをより良くしたいです。なぜなら、オーディエンスは開発者なので開発者の満足度が非常に重要です。
外国人フレンドリーな環境構築。現時点で自分以外はみんな日本人です。当たり前に主に日本語が使われています。すべて英語にする目的ではないけど、例えばテクニカルな説明は英文もほしいですね。書類を翻訳するだけで終わるわけではなく、どんな国籍の人でも長くテイラーで働きやすい環境にしていきたいです。
他にもありますが、ここでは話せないのでご了承ください。
最後に
会社について情報収集したい、雰囲気を知りたいという方向けに、カジュアル面談や、採用イベントを開催しておりますので、選考の前や途中にご活用ください!
テイラーでは、エンジニア、デザイナー、プロダクトマネージャー、事業開発、コーポレート系などすべてのポジションで採用を行っております。転職意向のある方は採用チームへのコンタクトを、情報だけフォローしておきたいという方はTwitter、Podcast、Noteのフォローをよろしくお願いいたします。