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起業の再現性を高めるためのメモ

昨日ある人と飲んでた時にこんな会話があった。

Aさん:「なんでそんなにうまくタイミー立ち上がったの?」
小川:「いやー、偶然ですよ笑 楽観主義だからですかね?」

これを自分で話しながら「なんでできたんだろ?」という素朴な疑問を持った。

もちろん自分の中では納得いく数字は出てないし人に話すレベルではないのはわかってはいるが、何もないところから1ヶ月でアプリを作り、リリース4ヶ月で広告費をかけずに3万DLを超え、12月は20日時点でマッチング数1000件以上になった。

しかし、もう一度0から事業を作れと言われたら正直どこまで再現性を持てるか不安だ。だからこそ今の感覚をメモに近い形で残して置きたい。

起業家や新規事業担当に必要なやり抜く力

やり抜く力GRITという本が話題になった通りこの能力は間違いなく必要だと思っている。というか仮説がよほど間違ってなかったらこれが決め手なんじゃないかな?と思うのでそこに注力して書きたい。


やり抜くためにはやらざるを得ない状況を作ることが大事
そうすることで圧倒的なスピード感で物事を進めたくなる

上記は自分が思っただけの文言だが、自分にとって一生変わらない普遍的なものだと思っている。大学のテスト期間などに焦ってテスト勉強をした経験がある人には当てはまるのではないだろうか?もちろん自分もその一人だ。

火事場の馬鹿力
と言われるように人間は崖っぷちで力を出すと思う。そういう環境を作り続けることがやり抜く力に繋がる。

4つのやらざるを得ない環境

1. 資金調達

人からお金を預かると意識が変わる。なぜなら将来の自分に賭けていただいたお金だからだ。しっかりと恩返しをしなくてはという意識はだいぶ自分の意識を変えた。なぜなら今まで無給で趣味のようにやっていたことが給料をもらって仕事になる瞬間だからだ。この重さはいつになってもしっかりと噛み締めていきたい。


2. 友達じゃない人と事業を始める

誰にでも当てはまる話ではないかも知れないが早い段階で全く知り合ったことがないが事業に共感してくれるメンバーを入れることは本当に大事だと思う。実際にうちの創業メンバーの3人は事業を始めるまであったことがなかった。このような人と一緒に事業を作ることで人の時間を無駄にしてはいけないという意識が芽生えた。友達だと多少なりと「楽しかったからいいか」と思うこともあると思うがこの事業のために集まってくれているメンバーが増えれば増えるほど失敗が許されない環境になり、緊張感を持つことができる。

3. 残りキャッシュがなくなりかける

自分が大胆に攻める性格というのもあるが、必要なものに投資をしているとすぐにお金がなくなる。月の消耗費用がアプリリリース時で500万、現在は1000万近くになっており一時期は残高を見たくない日があった。
(もちろんコストは最小限に抑えているが人が増えると大変..)
でも、使えば使うほど結果を出さなくちゃという気持ちになるし外堀が埋まっていく。だからこそ生きるために資金調達をしなくちゃいけなくなり数値に特に厳しくなる。結果的に最高に事業が伸びる。

4. 周りの人に夢を語る

これが一番大事だと思う。自分は営業にいく時や資金調達の時に毎回プレゼンをするがよくい言われるのが「話してる時、目を輝かせてるよね」という言葉だ。自分では無意識だがそりゃ自分のやってるサービスの展望とかを話してたら楽しくなってしまうのが起業家だろう。話す度にフツフツと湧き出てくるアドレナリンのようなものがある。これが最大のやり抜く力に繋がるんだろうなと思う。楽しそうだと仲間も集まるしお金も集まるからいいことしかないと思うし、日本がもっと元気になるから楽しく仕事をできる世界を創りたい。

最後に

長くなってしまったが最近ありがたいことに多くの起業を目指す人から
「どうやって資金調達したんですか?」
「どうやって仲間を集めたんですか?」
って聞かれるから自分なりの持論を書いてみました。何か参考になれば嬉しいです。

結論

好きなことを楽しそうに話して、その分野では誰にも
負けないくらい知識と熱量があればうまくいくと
自分は信じている。

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