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逆噴射小説大賞2019 投稿作&プラクティス セルフライナーノーツ

 ドーモ、タイラダでんです。よくいらっしゃいましたね。

 「逆噴射小説大賞2019」、締め切りギリギリではありますがリミットの5作品をすべて投稿することが叶いました。

「逆噴射小説大賞2019」に関しましては以下の記事から。要するに「小説の冒頭800字のみ」を投稿し、いかに続きが読みたいと思わせられるかを競うコンテストなわけですね。

 最終的には本戦5発+プラクティス作5本を投稿しました。だいぶ遅れてはしまいましたがそれぞれを振り返り、次への糧へとしていきたいと思います。長くはならないと思いますので、どうかよろしくお付き合いください。

(1)「5つの誓い」(唄:福山芳樹)

 今回の「逆噴射小説大賞」に参加する前に、僕は「プリキュア5つの誓い」ならぬ「逆噴射5つの誓い」を立てました。これは要するに、参加するにあたっての心構えおよび目標みたいなものです。

プリキュア5つの誓い」……「ドキドキ!プリキュア」内にて語られる、プリキュアの心構えを語った格言のようなもの。「ウルトラ5つの誓い」とはあまり関係がない

1)必ず5本投稿するべし
2)ジャンルは(なるべく)すべて変えるべし
3)過去作とも(なるべく)かぶらないようにするべし
  特に「女性主人公」を出すなかれ
4)過去の自分を超えるべし
5)なにより楽しむべし

 はい。

 1はそのままですね。せっかくのお祭りですし、精一杯参加したほうが楽しいに決まっていますので。加えて、昨年は3本しか投稿できなかったことへのリベンジの意味も含んでいます。

 2~4は、参加に際した個人的裏目標表はもちろん大賞受賞です)として、1年前の自分と今の自分がどう変わったのか、および、今の自分にできることとできないことを見定めてみたい、という考えがあったためのものです。

 僕は昨年の「逆噴射小説大賞」に参加したとき(最後の三日間!)から小説を本格的に書き始め、そこから一年間、自分なりのペースで書き続けてきました。そんな中、自分の腕前があがった手応えのようなものはなんとなく感じていたのですが(1年前はそれはもうひどいものでした)、逆に書き始めた頃には分かっていなかったいろいろなこと(うまくいっていない部分も含めて)が見えてきていたんですね。

 ということで、僕は書き手としてどの程度の位置づけにあり、どんな事ができ、何ができないのか、武器は何なのか……そのあたりをもう少し詳しく把握したいと思い、前述のような誓いを立てたと言うわけなのです。

 5はもう大前提ですね。といいつつ、10月半ばには正直楽しめていないと感じられた時期もありましたので、このあたりは来年度(もしあれば、ですが)に向けての課題でしょうか。

 では、前置きはここまでにしまして、各作品について書いていきます。

(2)1発め「”MURA-SAMA”」

 作品のコンセプトは「現状、僕が書ける最大限の”パルプ小説”」です。

 逆噴射小説大賞の要項には確かに「あなたがパルプと思えばパルプ」めいたことが書いてあるのですが、だからといって本当に何でも良いわけではありません。少なくとも僕はそう捉えました。主催である逆噴射先生とダイハードテイルズの方々の求めているのはハーレムラブコメや異世界転生チート無双ものでは決して無い。

 勝ちを狙いに行く、ということもあり、まず一発目は求められているであろう純粋な「パルプ小説」を撃ち込もうと考えたわけです。

 では、「パルプ小説」とはなにか。それは「ハードボイルド」的な乾いた部分、純粋に「カッコイイ」と思える部分と、思わず笑えてしまうような突っ込みどころ、二度見三度見してしまうような点が両在する作品、ではないでしょうか。

 「ニンジャスレイヤー」も「オフィスハック」も僕の中ではそういった位置づけの作品でしたので、それらに近づけることを意識してみました。

 さて、そういったわけで、流れとして「かっこいい部分→クスリとできる部分」という形で攻めてみようという大枠が出来上がりました。

 まずは、かっこいい部分。僕の中に積み重なってきた「カッコイイ」を紐解いていった際に、ぱっと思い浮かんできたのは「復讐者」というキーワードでした。

 なにか大切なものを奪われた主人公が、それを取り戻すために立ち上がる……僕のスキな作品の主人公たちに共通する部分です。

 よって、第一弾として「復讐者が主人公の話」。その冒頭ですから主人公の復讐のきっかけを語る……のは、おそらくありふれてしまうだろうから、一捻り。「一度復讐を諦めた主人公が、何かをきっかけに再び立ち上がる」という形にしてみました。コレはコレでありふれていますがまあ良いでしょう。

 さて、立ち上がるためには復讐がうまくいくかもしれないと思わせる何かが必要……それは当然、新たな武器か能力だろう、ということで、胡散臭い存在から強力な武器を手に入れたことをきっかけに一度は諦めた復讐に再度挑む、という冒頭の流れが固まりました。あとは突っ込みどころですね。

 そこで思いついたのが「ムラサマ」。元ネタはもちろん、かの有名RPG「ウィザードリィ」の武器名からです。海外版第1作目において「ムラマサ」と名付けるつもりが間違えて「ムラサマ」にしてしまった……という微笑ましいエピソードは皆様ご存知のことだと思いますが、それを拝借することでわかりやすいツッコミどころを作ってみました。(「ムラサマ」というネタ自体は他の作品でもたくさん使われていることでしょうが、僕が元にしたのはあくまでも「ウィザードリィ」のそれということで)

 さらにその元ネタである「村正」は、いわゆる「徳川家に仇なす妖刀」として名高く、そこが復讐者の手に渡るにふさわしい代物だとも考えました。

 実際投稿してみたところ、「途中の覚醒していく様子がカッコイイ」という感想と「ムラサマナンデ?」というツッコミと両方いただきましたので、僕としてはしてやったりの第一弾でした。

(3)2発目「御筆一筆、仕りて候」

 タイトルの読みは「おふでひとふで、つかまつりてそろ」です。

 第一弾で純粋パルプを撃ち込めたと思ったので、ここからは好き勝手やらせてもらうぜ、などと考えて書き上げた作品です。コンセプトは「ぼくのかんがえた最強の和風ファンタジー(チャンバラ無し)」

 さて、皆さん時代劇、または時代小説はお好きですか? 僕は大好きです。特に映画「椿三十郎」を生涯ベスト10に必ず放り込む僕としては、時代劇といえば白黒、モノクロームの世界ということになってしまうのですね。墨絵の世界です。

 さて、ここで僕の積み重ねてきた「スキなもの」が次の一歩のヒントをくれました。それはこうです――「黒と赤が両方そなわると最強に見える」

 古来、プロテクトギアから吸血鬼アーカード、またはタイプJ9「グリフォン」に至るまで、黒と赤の組み合わせに外れなし。古事記にもそう書いてある――ただ、組み合わせとしては正直ありふれています。だったらいっそのこと、世界そのものを黒と赤の二色しか無いようにしてしまえばいいのでは。こうして「御筆」の世界が出来上がりました。

 とすれば、その世界の住人は黒赤の二色以外はあってはならない、故に排除されるべきだという思考をするのではないでしょうか。当然、排除する人なり機関なりが存在するわけです。これで主人公の出来上がりです。さらに、色で塗りつぶすのだとすれば、使う道具は筆ということになるだろう。筆で戦う主人公、新しくはありませんがそこまで多いわけでもない。コレはいけそうだ――そうやって主人公像を作り上げていきました。 

 そのなかで思いついたネタが「しゅ」という言葉。これをひらがなで書いたのは、この言葉に「呪」と「朱」の2つの意味を持たせたかったからです。いわゆる「掛詞」というやつですね。和風である以上どこかに古典文学的要素を入れ込みたいと思っていたので、このアイデアは即採用でした。

 ついでに言うと、敵である「おそら」「恐羅」であり「汚空」「いさな」「誘」であり「勇魚(クジラの古い呼び方ですね)」です。墨染の空を汚す、でかい空色のクジラ(雲のような模様入り)が、群れの先頭に立ちこの世に侵入してくる――このあたりをポンポン思いつけたときは、自分を天才だと勘違いしてしまいますね。

 そんなこんなで書き上げた2発目、今のところ全5本のなかで一番好評のようで何よりです。好き勝手書いたものを読んでいただけ、評価していただけるのは作者冥利に尽きるというものですね。ありがたや。

(4)3発目「聖拳"B"、魔神銃(マシンガン)"J

 何なんでしょうかこれは。コンセプトは「ぼくのかんがえた最強のクトゥルフ神話」です。

 物書きならば一度はクトゥルフ神話にチャレンジしてみたいと思うのは当然ですよね?(※個人の感想です)

 しかしながら、ただの神話(なんですかそれは)だとパルプ小説としてはつまらなくなりそうだと考え、なにか一捻りできないかと思ったわけです。(なお、他の方のクトゥルフ神話的、ホラーテイストあふれる作品を読んで、つまらなくなりそうなのはお前の実力のせいだ、という事実を突きつけられたのですが)

 それはともかく、その一捻りを考えた際に、「人間など歯牙にもかけない圧倒的な存在であるクトゥルフと、同じくらい圧倒的ななにかをガチンコバトルさせるとパルプ的に面白いのではないか」というアイデアに至りました。まあ、コレに関しては「デモンベイン」という偉大なる先駆者がいるわけですが。

 そうすると、次は当然お相手探しということになります。神に対抗できるのはやはり神……もしくはそれに匹敵する……そんなことを考えながらふと本棚に目をやると、そこに鎮座していらっしゃったのは「聖☆おにいさん」既刊16巻。

 あ、コイツラなら(失礼)勝てるな。そんなわけで対戦カードが決まりました。

 さて、エンタメ作品におけるブッd……いや、「目覚めた人」といえば(なんらかのなんかに配慮し、作中では彼らの名は伏せています。いいね?)、それはもちろん山口貴由先生の傑作マンガ『悟空道』の最終巻に登場するその人ですよね? そこで描かれた、拳に無数の傷が刻まれた釈k……”B”が凄まじく印象に残っており、拳で戦う聖人はいつか自作に出したいと思っていました。

 で、”B”のほうが拳ならば、”J”のほうは得物を持たせるべきなのは自明の理ですので、救世主の方には銃器を持たせました。え? どこにですって? 持っていたでしょう、大きな十字のオブジェを。そういう形状のオブジェがこう、魔変形してこう! 好きでしょう皆様そういうの。僕は大好きです。

 そういうわけで書き上げた3発目。個人的には結構お気に入りの一作になりました。

(5)4発目「狼兵は死なず、ただ牙を」

 コンセプトは「硬さ、乾き、渋み」。難産でした。

 難産の理由は作品自体にあらず、この時期は仕事の忙しさが尋常ではなくて、体力的精神的にかなり追い詰められていた中での執筆だったからです。滅びよ労働。労働は悪

 あまり頭のよくなさそうな3本目の次でもありますし、ちょっと落ち着いたものをお出しできればと考えたところ、「老人のひとり語り」というアイデアが最初に浮かんできました。過去の出来事を淡々と語る老人、その中に含まれる不穏で不安な雰囲気。そういうのを目指してみようとしたのです。

 しかし、絶不調の中書いてみたそれは、ひたすら暗いだけの気が滅入るような代物になってしまっていましたので、あえなくボツ。

 方向性自体は間違っていないような気がしましたので、老人の語りという枠は残しつつ、それを若いモンが聞きに行く、という形にしてみるとなんだかいい感じになってきました。採用です。

 「読み手に委ねる」は、ちょっと反則気味な気もしましたが、僕は放っておくとグダグダと書き続けてしまいがちなので思い切ってやってみました。読んでくれる皆さんが理解力と読解力のオバケばかりなので、そこは皆様を信じて放り込んだ次第でございます。ゆるして。

 自分にもう少し余裕があれば、また違った感じに仕上がっていたかもしれません。とは言え、お出しした以上はコレを持って完成形としたいと思います。

(6)5本目「われら世界軍~”護星王”ベルハルト、かく語りき」

 コンセプトは「最後の弾だし書きたいもん書いとけ!」です。

 カリスマあふれるリーダーに率いられる軍隊、スキではないですか? 僕は好きです。

 宇宙人、宇宙生物とのガチンコ白兵戦、スキではないですか? 僕は好きです。

 人類非人類問わず、様々な種族が一堂に会する様子の描写、スキではないですか? 僕は好きです。

 王にストレートに物を言う参謀(多分薄い色素のオールバックで頬がコケている眠そうな目の片眼鏡)、スキではないですか? 僕は好きです。

 正義と悪、混沌と秩序、そういった両属性が一つの目的のために一時的とは言え手を組む展開、スキではないですか? 僕は好きです。

 主人公と激しく対立していたアイツが、主人公のピンチにヤレヤレ顔で駆けつける展開、スキではないですか? 僕は大好きです。

 5発目は要するにそういうことです。4発目執筆時があまりにも楽しめているとは言い難い状態でしたので、最後の1発はとにかく書いていて楽しめるようなものを書きたい、と考え、結果こういうものが出来上がりました。

 正直、コレに関しては800字制限が邪魔で邪魔で仕方ありませんでしたね。軍隊の描写をもっと書き込みたかった――いや実際書き込んでいたんですよ! トレントの枝には汚らしいハーピーの群れがとまっていたし、ドワーフやらリザードマンやらには「勇壮たる」とかの形容詞がついていたし、リッチの操る屍者の軍団は骸骨だけではなかったし、飛竜は群れで空を埋め尽くしていたし、魔女たちは箒の上でガイナ立ちするババアに率いられていたし、人間軍も様々な国、人種、思想を越えて集まって来てたんですよ! 全て削りました。彼らは電子の海に消えていったのです……。

 というわけでこの5本目、僕という人間の積み重ねてきた濃厚な「スキ」エキスを、僕フィルターを通してお出しした代物です。コレを気に入ってくれたあなたは間違いなく僕のお友達です。一緒に飲みましょう。ぼくはお酒チョー弱いのでビールいっぱいで真っ赤っかですがね!

 以上、駆け足ですが5本分の振り返りでした。ここからはプラクティスと称して放り込んだ作品も簡単に振り返ってみたいと思います。

(7)プラクティス作品

1. 卒業~graduation~

 ボツにした理由は、逆噴射小説大賞で求められているのはタフなベイブであって、恋愛にうつつを抜かす女子高生ではないと感じたからです。なんてことを言っていますが結局僕の作品なのでタフなベイブになってしまいました。こんなはずでは。この作品で800字という分量を掴めた気がしていましたので、文字どおりのプラクティスになりましたね。

 2. ひと夏の、アバンチュール

 これも純粋に練習のために書いたものです。この作品は僕がPCに向かってどっこいしょと座ったときに思いついた「イルカはいるか」という言葉からひたすら膨らませて書いています。ワンフレーズから800字行けるかどうか、即興でどこまで伸ばせるか、そういう実験です。結果、僕自身にもこの先どうなるかさっぱりわからない代物になりました。これ、どなたか他の物書きさんとリレー形式で進めていくと面白いもの(もしくは、えらくグダグダな代物)になりそうな気がします。意外なポテンシャル。

3. 「白」~『不思議の国のアリス』異聞~

 ボツにしたのはやはり「逆噴射で求められているものではなさそうな気がしたので」ですね。「白」くんは結構お気に入りのキャラクターです。みなさん、覚醒しているのが白ウサギであることを意外に思われていたようですが、ウサギというのは元来肉食の凶暴な生き物なのです。漫画『究極超人あ~る』を読むか、映画『モンティ・パイソン ホーリーグレイル』を見るか、ゲーム『ウィザードリィ』または『ドラゴンズクラウン』をすると、僕の言っていることが正しいとわかるはず。なんですかその目は。そんな目で僕を見ないでくださいよ。

4. 純潔♡鮮血♡バージンロード

 執筆にえらい苦労した覚えがあります。最初のやり取りと本編のバランスを取るのがえらく難しかった。この語り口がガラッと変わる、というネタはけっこうお気に入りです。どこかで使い回せるといいですね。後、正直タイトルは失敗したかなと思っています。奇をてらいすぎている。タイトルを正統派でつけていれば、もう1段階ギャップを作り出せたのではないでしょうか。そういう意味でも、やはりコレはプラクティス止まりですね。

5. 冷たいキョウキにみちびかれ

 これ、手癖で書いたと言ったらドン引きされますかね? プラクティス5作品中、一番スムーズに書き上がった作品です。ボツにしたのはやっぱり「逆噴射小説大賞向きではない」と感じたからですね。「キョウキ」はおわかりのように「狂気」と「凶器」を掛けているわけですが、拳銃を拾ったことで狂気に囚われたのか、それとも元からあった狂気が拳銃によって加速してしまったのか、そのあたりどちらでも取れるように書けるといいなあ……などと考えていました。(できたとは言っていない)

(8) ピックアップ頂いた皆様

 というわけで応募作5本、およびプラクティス5本を投稿したのですが、ありがたいことにいくつかの作品をピックアップいただきました。それらの記事をご紹介することで、感謝の気持ちに代えさせていただこうと思います。

 お望月さんに「御筆~」をピックアップいただきました。名キュレーターの目に止まったのは正直嬉しいです。

 きょくなみイルカさんに同じく「御筆~」をピックアップいただきました。イカスミスパゲッティは大好物。

 ジョン久作さんにやはりおなじく「御筆~」をピックアップいただきました。熱い語り、本当にありがたいです。

へるまさんには「聖拳”B”~」と、

「われら世界軍」の2本をピックアップいただきました。圧倒的感謝。

 とう腐さんに「狼兵は~」をピックアップいただきました。ガルピクはいいぞ。

 桃之字さんに「ひと夏の~」をピックアップいただきました。ここにもまた、シャチのかわいさに堕ちてしまった人が一人……。

 以上、いろいろな方の(しかもすごい方々の!)目に留まる作品が書けたことは、丸一年小説を書いてきたことが無駄ではなかったことの証拠に思えて本当に嬉しく思っております。ありがとうございました。

 ……僕もピックアップ記事書かなくては。

(9)未来へ

 以上、長ったらしい自分語りにお付き合いいただきありがとうございます。また、限られた時間を割いて僕の小説を読んでくださった皆様、本当に心から感謝しております。

 期間中、何より嬉しかったことは、僕の小説を読んで多くの方が「カッコいい」「ロマン」との感想を言ってくださったことです。それこそが、自分の理想とする「カッコよさ」「ロマン」を追い求めることこそが、僕の創作の原点のようなものだからです。

 それがわずかでも表現できたのかと思える感想を目にするたびに、舞い上がるほど喜んでおります。書き続ける勇気を頂いております。ですので毎度まいど繰り返し書いておりますが、今後の作品でお返しできるように努めたいと思います。

【宣伝行為】現在の連載作品【極めて合法】

 現在、note上にて連載中。昨年度の「第1回逆噴射小説大賞」に投稿し、ほとんど誰の目にも止まらなかった冒頭400字の続きを書き続けています。1年経った今でもまだ完結していないという超スローペース連載ですが、なんだかんだ書き続けているうちにいろいろな人に読んでもらえる様になりました。

 お嬢様+執事+メイド+紅茶+魔法+オートマタ+カンフー+発勁+強化外骨格+竜退治+巨大ロボット、という、多分この世で僕にしか書けない(書かないの間違いでは?)たぐいの作品になっております。

 ご興味があれば是非どうぞ。面白いですよ。

 上記の「白アメ(※公式略称です)」と並行連載を立ち上げるぞ! というつもりで始めたものの、見事に更新停止中である剣戟アクションです。シングルタスク人間の僕に、同時連載は無理でした。ですが必ず連載再開、完結させます。

 その日に備えてどうぞお読みくださいませ。こちらも面白いですよ。

◆いじょうです◆

そんな…旦那悪いっすよアタシなんかに…え、「柄にもなく遠慮するな」ですって? エヘヘ、まあ、そうなんですがネェ…んじゃ、お言葉に甘えて遠慮なくっと…ヘヘ