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プリトヴィツェ湖群国立公園 - ザグレブ発着

リュブリャナを後にして向かうのは、クロアチアの首都ザグレブ。

街自体にとても惹かれていたわけではなかったが、ザグレブからも行くことができる「プリトヴィツェ湖群国立公園」が、自然に溢れた大変きれいな場所であるということを聞いていた。

今回は、リュブリャナからザグレブへと移動し、その次の日にプリトヴィツェ湖群国立公園へと行くまでの記事である。


リュブリャナからザグレブへバス移動

リュブリャナからザグレブへは、おなじみのFlixbusを予約していた。

朝8:25出発に合わせてバス停に向かう。

Flixbusのバス停はバスが多く停まっているメインの停車場からは少し離れた場所に位置していた。さらにバス停を探さなければならないこともあるから、無駄になったとしても時間よりは早めに着いていたほうが良い。

ただ、今回は8:25になってもバスは一向に来なかった。

ザワつくバス待ち人たち、動じない私。バスが時間通りにこないことなんてよくあることと思って動じずに待っていた。

こういうときに、どうなんだと思って色々と動くのと、どっしり構えているのはどちらが良いのだろうか。

色々動くほうが落ち着きはしないが、本当にプラットフォームが違っていたとかだった場合間違いを正せるのではないか。私はもっと焦ったほうがこれからも長い旅が続くと思うと良いのではないだろうか。

なんてことを思って過ごしていたのだが、案の定25分遅れくらいでバスは到着した。

乗り込んでからは順調に進み、ザグレブへの到着はなぜかむしろ定刻よりも早かった。

ザグレブ市内観光

ザグレブは中心部を散策した。ところどころアートな雰囲気のある街だなというのが印象だ。

ザグレブ大聖堂

残念ながら工事中。少し前に起きた地震の影響らしい。

ただ、この足場の鉄組の完璧さたるや目を見張る光景である。実際今のほうが美しかったのではないかと思ってしまうほどだった。

聖マルコ教会

おしゃれな屋根が印象的。

これも中に入ることはできなかったが、アートな雰囲気がおしゃれ。

石の門

中世に作られた門で唯一残っているらしい石造りの門。

門の下は通常の道路になっているが、教会も中にあり、おおくの地元民が祈りを捧げていた。

教会といえば建物があってその中で祈りを捧げるものだという思い込みがあったが、このような形の教会もあるのだな。

路地

ザグレブの街は道が入り組んでいて、複数の路地があるため、散策しているだけでもなかなかおもしろい出会いがある。

日本語の扉や、ガムで作られた壁アート(意図的ではないのだろうが)は見ていると面白かった。

プリトヴィツェ湖群国立公園

ザグレブ市内散策をした次の日は、プリトヴィツェ湖群国立公園へと向かう。

バスで公園へ

バスはネットで事前予約してQRコードを手に入れていた。

ネット情報ではFlixbusもバスを出しているとのことだったが、16時着のバスしかなかったため、時期によるのかもしれない。

arriva croatiaというバス会社のHPで、行き先をPlitviceにすると数件のバスが表示されるので、自分の希望にあったバスを選んでオンライン決済するだけでOKだ。

バスターミナルの券売機でも同様のバスが表示されたのでそこで買えるとも思う。

プリトヴィツェ湖群国立公園には、2つのエントランスが存在し、バスの運行情報で停まるバス停をGoogle Mapで確認すると、エントランス2の近くのバス停しか見当たらないが、ちゃんとどちらのエントランスでも停まってくれるようだった。

ちなみに、往復でバスチケットを予約すると少し安い。

プリトヴィツェ湖群国立公園散策

私はエントランス1の方から散策を開始した。

おすすめコースは4つ紹介されているが、全体を網羅し、かつ、過酷すぎないのはコースCらしい。

コースKになるとかなりのハイキングになるらしい。

エントランス1から入ると、まず初めに最大の滝がお目見えする。

この滝は散策コースを進んでいくとすぐ近くまで行くことができる。

この公園は、何より滝・滝・滝で、水の流れる音に耳を傾けながらゆったりと自然を散策する楽しみに見を委ねた。

あまりの滝の多さに、「滝廉太郎か!」という意味の分からない自己ツッコミを入れたら、それから彼の画像が頭から離れなくなってしまった。

散策の最中に、60歳になるという日本人の男性と出会い、少しの間だけ会話した。

昔夢に思い描いた、世界中を見て回り、世界中の美味しいものを食べるという夢を叶えるために現在世界一周旅行券で旅をしているという。

プライベートやビジネスに関しても色々と自分で整理をしており、夢の達成のために動いている姿は大変印象的であった。

公園からザグレブへ

ザグレブ方向へ戻るバス停は、到着時と逆側の小屋のようなところになる。

時刻表は一切なかったので、何時にバスが来るかは事前にしっかりと把握しておく必要がある。

幸いにもエントランス付近はWi-Fiがつながるため、その場で時刻を調べることも可能だ。

あとがき

日本・オーストラリア・ニュージーランドとそれぞれかなり自然の素晴らしいところだと思うが、この公園もまた少し違う味をだしながら自然の雄大さを感じられる場所だったと思う。

クロアチアは雰囲気も良いし平和、どうやらトリュフの名産地ということなので、もう少しアダルトになった後にお金をかけてでも来て良い場所なのではないかと感じた。

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