リゾート地ペナン - バンコクから電車移動
予防接種が思ったよりも早く終わったので、東南アジアで行ったことがない国にとりあえず移動してみよう。
ということで、マレー半島を南下して、マレーシアに行ってみることにした。
このルートも旅人の間では定番なんだとか。
タイ側からずいずいと下に向かうため、まずはタイとの国境にほど近いジョージタウンにあるペナン島に向かうことにした。
バンコクからペナンへ
バンコク → パダンべザール
バンコクからペナンへは、まず国境の街パダンベザールへと寝台列車で向かい、そこからはマレーシアの鉄道に乗り換えて簡単に行くことができるらしい。
寝台列車は事前予約が必須だと思う。この旅程で行こうと考えて予約をしようと思ったら、1週間前でも空席が3つくらいしかなかった。予約はネットからできる。
電車はバンコクのクルンテープ・アピワット中央駅から出発する。またの名をバンスー中央駅。
昔は市内中心部からほど近いファランポーン駅から出ていたのだが、ターミナル駅機能自体がバンスー中央駅へと移ったらしい。
7年前にバンコクに訪れた際はファランポーン駅を利用したのがなんだか懐かしい。
バンスー駅をつくと、そこはとても広い空間。そしてきれい。利用者の数に対して空間がこんなに広い必要はないのだが、まぁ今後ここを起点に発展していくのだろうか。
トイレの数がすごい。
フードコートも完備。
ファランポーン駅に比べて風情はなくなってしまったが、ここがあらたな旅の要所になっていくんだろうなぁ。。。
この駅にはプラットフォーム毎にゲートが有り、出発時刻の20分前くらいから入場が開始される。Web予約した場合は、PDFのバーコードをスマホで表示できれば良いので、プリントアウトに必要はない。
電車は両サイドに2段ずつの席になっており、夜になると乗務員が席をベッドにしてくれる。
ベッドの広さはインドの寝台と大した変わらないかな。でもけっこうぐっすりと寝れた気がする。
翌朝、6時くらいには目が覚める。というか乗務員がしきりにベッドを椅子に戻そうとカーテンを空けて起きているかを確認してくるから起きざるを得ない。
車窓からの風景を眺めていると、終点のパダンべザール(マレーシア側)に到着した。
パダンべザール → バタワース
パダンべザール駅に着いたら、まずは出国手続き、続いて入国手続と進む。
多くの乗車者がいるのに対して、窓口が2つしか無いので結構時間がかかる。ここで日本人の大学生ぐらい3人組も見かけた。やはり日本人にも人気のルートなんだろうな。
さて、ここからペナンまで行くには、まずはフェリー乗り場があるバタワース駅まで向かう必要がある。ただ、この移動はやはり利用者か多いらしく、次のバタワース行きの時刻が常にチケット売り場の窓口に表示されているので、あまり迷うことはないと思う。
駅内にATMは無いらしいが、もし換金したければ駅にある飲食店でレートは微妙だが換金してくれるらしい。チケットを買うだけならクレジットカードが使用できるので無理に換金する必要はない。
バタワース行きのチケットをカードで購入し、電車に乗り込む。
この電車はとても綺麗なのだが、いかんせん冷房が効きすぎていて寒い。防寒着必須。
車窓からは南国の風景を楽しむことができた。
バタワース → ペナン
バタワースからペナンへは、フェリーで向かうことができる。
駅からフェリー乗り場までは通路が整備されており、表示通り進めば迷うことはなかった。
この通路はショッピングモールにも直通しており、ATMもあるのである程度のお金を換金しておく、やっとマレーシアリンギットが手に入った。
フェリー乗り場に移動し、チケットを購入する。ここでは逆に現金が使えずカード決済のみだった。
30分ごとくらいでフェリーは運行している。少し待ち時間はあったが、無事乗船。10分程度でペナンまで到着した。
そこからは歩いて宿にチェックイン。長時間移動だったので、その日はゆっくりと休息を取ることにした。
ペナン散策
ペナンは街歩きを楽しむところかなぁと思っていた。ので、適当に散策してみる。
でも、やはり南国は暑い。日中外で動きたいとか全然思わなく、散策は芳しくはなかった。まぁ主要どころは見れたかなという感じ。
宿の近くにホーカーがあったので、夜ご飯は基本的にその辺りで食べる。
ここで一番美味しいと感じたのはカレーミー。カレーの風味がしっかりとするスープに米粉麺。日が暮れてきても暑い中外で食べると汗が吹き出してくる。
ランチで食べてこれは独特で美味しいと思ったものは「アッサムラクサ」。この地域独自のラクサらしく、魚介系の酸味のあるスープと食べる麺料理である。
たくさんの具材が乗っており、あまり馴染みのない酸っぱめスープがクセになる。店主のご夫婦もなんだか良い感じだった。
食後のデザートとして食べたのはこれまたペナン発祥と言われているチェンドル。かき氷のようなもの。絶品というほどのものでは無いが、めちゃくちゃ暑い中で食べるストリートフードとしては最高。
その後は市内を循環する無料バスに乗って車窓からの景色を眺めたり、
水上集落を散策したり、
ストリートアートを眺めたりの散策をした。
マレーシアはイスラム教の国であり、お酒が結構高い。その割にはペナンには結構安く帰る店があると聞いていたので、これから飲めなくなる分をチャージするべく夜はビールも飲んでしまったり。
基本的にはゆったりとした時間を過ごした。
あとがき
マレーシアに着いた途端思ったのは、とにかく「暑い」ということ。
タイにいた時も暑いと思っていたのだが、湿度がさらに追加されてより一層暑く感じた。
歩き回って散策したくても全然できないのが辛い。その割に建物内は震えるほど寒いことが多々あるのも辛い。どうにかならないものか。
マレーシア旅行備忘用動画は以下
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