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アゼルバイジャンの首都バクー - トビリシから飛行機移動

ジョージアを後にして隣国のアゼルバイジャンに向かう。

正直この国はいずれということで抜かしても良いかなと思ったのだけれど、次の機会がいつ来るのか全く持ってわからない。

人間いつ死ぬかわからない。
行ける時に行ける国には行っておこう。そう思いアゼルバイジャンにも降り立つことにした。

ただし、現在ジョージアからアゼルバイジャンへ向かう陸路は閉鎖中(逆はいけないこともない)。仕方なく飛行機を使って向かうことにした。

トビリシからバクーへ

まずはトビリシ空港へ向かう。飛行機の予約時刻は08:50。ラウンジの無料利用権を使用するために少し早めに空港に着こう。

朝の6時台。まだまだ暗い中Google Mapの案内に従い路地を突き進みバス停に向かう。
途中若い兄ちゃん2人にからまれる。コーヒー飲みに行く??て言われたけどわたしゃーこれから酒を飲みに行くんじゃと思い丁重にお断りする。

バス停でバスを待つ

空港についたら次はチェックイン。VISAを持っているか聞かれたけど、アライバルビザ取れるはずって言ったら問題なく発券してくれた。

パスポートコントロールでもビザについて聞かれたけどVisa on Arrivalで行くよって言えばOK。

空港で一夜を明かしたような人もたくさん

保安検査を終えたらラウンジにて野菜を補給する。早朝だからお酒は飲めなかったジョージアのブランデーとか舐める程度にしておいた。

この他にも何回も野菜をとる

満腹になり飛行機へ。飛行機は1時間くらいしか飛ばないけど、なんだか疲れていたのか爆睡。(このときから体調がおかしいことに気づき始める)

バクーに到着すると、次はアライバルビザを取得する。入国審査の部屋に自動発券機があるので、それの案内に従ってレシートタイプのビザを発券する。大抵はお姉さんがパッパッパと操作してくれる。

空路で入る場合、日本人はこのアライバルビザが無料で取得できる。他の国の人は有料。陸路で入国する場合は日本人でも有料(事前にオンラインビザ申請が必要)。そう考えると、空路で入るのはそんなに悪くない選択肢とも思う。

事前にアルメニアの入国歴はあったけど、特に問題なく入国することができた。

バクー空港から市内へ

バクー空港から市内へはバスで移動することにする。そのためにはバクーカードというSuica的なものが必要になるが、これは空港の敷地から外に出たところにいくつか発券機が存在する。

注意しなければならないことは、ATMは空港の内部にしかない、かつ、一度空港から外に出てしまうと、もう一度中に入るためには荷物検査を通す必要があることだ。

私はATMそこらへんにあるだろうと思い一回外に出てしまい、バクーカードが現金しか対応していないことに気づきもう一度荷物検査をして空港内に侵入してATMに向かうという手間を要してしまった。

そしてそのため、なぜか1時間に1本(本当は30分に1本のハズ)だったバスに乗り過ごし、無駄に1時間待ち惚けることになった。

そして、この待っている時間のタクシーの勧誘がうるさい。代わる代わるタクシーに乗れと言われてうざい。そして言い値が高い。

バスなら 1.3マナトなのに、「30マナトで行くよ、そんな高くないよ」とか言ってくる。
寒空の中1時間バスを待ったことで私の体は芯まで冷え切った。
空港バスは「28 May」という市内中心部まで向かう。

バクー市内散策

体調不良が祟り、バクーはシェキへの滞在を挟んで二回訪れる事になった。
バクーは火の国と呼ばれておりながら、私が最初に訪れたときはかなりの雪。体調が悪い中外に出て冷え切った結果、さらに体調を悪化させるという悪いサイクルで物事が進んでしまった。
何はともあれバクー市内は旧市街周りを中心に散策を行った。

火の国??
火の国??
バザールは2025年オープンらしい
旧市街を取り囲む城壁
フレイムタワーを近くから
夜はライトアップ
イルミネーションは少しずつ変化

ゾロアスター教寺院

日本語で書くと「拝火教」と書かれる、火を崇拝する宗教がアゼルバイジャンでは古来から信じられてきた。今では色々な絡みもありイスラム教が広く信仰されているが、ゾロアスター教の修道院がバクー近郊に残っているので、今回はここを訪れた。
行き方はGoogle Mapの経路検索を参照。

184番バスで近くまで
入口はこんな門

このあとヤナル・ダグにも行く予定だったので、コンビネーションチケットを購入しておいた。2施設合わせて15マナト。
寺院自体はわりと小ぢんまり。中央におそらくメインの拝殿があり、それを取り囲むかのようにいくつもの火が祀られている。

中は小ぢんまり
中央の祭壇では火が燃えている
当時の人の暮らしかしら
バスまでは線路の上を通過

ヤナル・ダグ

ここは丘のようになった場所で、天然ガスが地中から吹き出している。
諸説あるようだが、60年程前に着いた火が消えること無く燃え続けているのだとか。

Google Mapの経路より手前で終点になった

正直、写真で見るよりも炎の規模は小さめ。ただし、これが自然のチカラでずっと燃え続けているのかと思うと少し感動する。

火は人の肩よりも低いくらいのところまで

あとがき

最初バクーは3日でゆったり過ごそうとしたのだけれど、上記の工程でホステルについたときにはすっかり体調が悪く。3日寝込んだ。
正確に言えば、2日目に薬を飲んで少し良くなったと勘違いして、その日雪が降るくらい寒いのに外を歩いたせいで治りが遅くなった感じ。

バクーとシェキで撮影した動画を繋げただけのものも掲載(ボリューム控えめ)


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