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ジョージア首都トビリシ - クタイシから電車移動

クタイシからさらに東に向かう。アクセスも良いし、首都トビリシに向かうことにした。

バトゥミで崩した体調はまだ万全ではない。だけどもなんか動かずにはいられない。

動かないことに耐えかねて次の町に向かう。


クタイシから電車でトビリシへ

クタイシからはローカル鉄道でトビリシに向かうことにした。料金は8ラリ。なんとも安い。

この電車は利用客もそれなりにいたけど、一応チケットに席番号が書いてあり座って過ごすことができた。

よくよく見ると、キャリーケースとか大きい荷物を抱えている人たちがたくさんいる。そうか、今日は正月だ。里帰りする人たちもたくさんいるのだろう…

こんな日に「移動しなきゃ」と思いながらわざわざ先を急ぐ輩はそういないのかもしれない。

それにしても前に座っている人、なぜかリュック置いている席だけリクライニングして、自分はリクライニングしていない。
リュックに果てしない愛情を注いでいる人だろうか??そんなリュックに居心地良く過ごして欲しいのか??
彼が途中停車駅でタバコを吸いに行った隙にこっそりとリクライニングを戻してみたけど、再びリクライニングされることは無かった…

電車はほぼ定刻で進み、やがてトビリシへと到着した。

宿は鉄道駅にほど近かったので、徒歩でチェックイン。

トビリシ散策

とりあえず、トビリシは市内を散策する程度となった。
うん、書くことがない!!なんだか観光する気にならなかったのだ…
数枚の写真とともにとりあえず書き記しておく。
(1日目)
とりあえず街の中央を見に行ってみよう。そう思いたち、とりえあえず街の中心部だというリバティースクエアの方へと向かう。
でもなんだか、写真を撮ったりという気分になってこない。なんでだ。
5月病で何もしたくなったときと同じような感覚が自分の中に漂う。うむ、これはあまり良くない。
ただ、動くことはやめたくない。とりあえず歩き続けよう。

リバティスクエアからずいずいと歩を進め、なんだか丘の上に登れそうな階段を見つけた。そういえばクタイシで出会ったロシア人の方から、トビリシは女神像のとこに登ると良いよとおすすめされていたのだった。
これは登らなければ。動かなければ!!

登っていくと、マザーオブジョージア様が見えてくる。

マザー・オブ・ジョージア像

右手に剣を、左手にワインを持っている。剣で戦い、仲間にはワインを振る舞うらしい。「右手に盾を左手に剣を」だったらちょっと面白いのに。

丘の頂上からはトビリシ市街を一望できる。

トビリシ市街

おなじみのネコも市街地を眺めていた

なんとも人馴れしている

丘から降りていくと、変な形をした建物が見えてくる。あとで調べてみると、トビリシは温泉でも有名らしい。

屋上にぷっくら膨らんでるやつが温泉かと思われる

その後は、丘の上から見えた有名なメテヒ教会に向かったが、興味を引いたのは教会敷地内にあった下の銅像。彼はトビリシの創建者であるゴルガサリ王という人らしい。

ゴルガサリ王と遠くに見えるマザーオブジョージア

この角度で見ると、マザーオブジョージアに振り向いてもらおうと挨拶をするが、全然気づいてもらえない悲しいゴルガサリさんという情景が頭に浮かんでしまって情感もへったくれもなくなった。

そしてなんとなく歩いていたら疲れてしまい、宿に戻るのであった。

あまり意味のなさそうなモダンな橋
名古屋にも似たやつあるような…


(2日目)
写真がない。撮っていない。写真を撮る気になーらない。
この日は中心街とは逆方向の市場方向に行ってみた。ローカルの雰囲気が楽しめると思って来ているのではあるが、どうもその中に入っていこうという気にもならなかったのだ。
なんだかんだずいずいと歩き続け、ディデュベ駅までやってきたところでメトロに乗って宿に帰還。
ただただ歩くだけの日になった。なんのために旅行をしているのだろうか。。。

(3日目)
本当は、トビリシ郊外のどこかに行く予定だったのだが、なんだかそんな気になってこない。

よし、精をつけよう。食べようと思っていたジョージア料理の中で、まだ食べていないものは何だ??
「シュクメルリ」を食べよう。

そう決めて、宿から行けそうなジョージア料理の店を検索してシュクメルリを食べに行くことにしたのが3日目。

シュクメルリはジョージア全土で様々なスタイルがあるようだが、今回私が行ったのは割とトラディッショナルなスタイルのシュクメルリが食べれる場所。

多分レシピは鶏肉とバターとニンニクと塩がほとんど。自分の口臭がどんどんニンニクに汚染されていくことに光悦を感じながら、ほぼ全てを食べ進める。

大きさがわかりにくいけど多分器は22cm経くらい??

てか、この店の(どの店のも?)シュクメルリはかなりでかい。それもそのはず、多分鶏一羽まるまる使っている。コレガホンバノアジカーと感慨に耽りながら食べ進める。

さすがにすべてを食べきることはできず、持ち帰り用の容器を貰って夜も温め直して食べることにした。

食べ終わった後は、消化も兼ねて1日目に丘の上から見えたひときわ大きな教会まで散歩をしてその日は終了してしまった。どうやら世界の正教会の中でも最大級らしい。(中で写真撮影しようとしたら注意されました。)

至聖三者大聖堂
教会前の道も豪華に整備されておる


この日は宿におしゃべりが好きなポーランド人の大学勤め(研究員?)の人がチェックインしており色々と話すことができた。
横浜国立大学で学会があるとか、日本に行くこともよくあるらしい。
彼の住んでいるというポーランド北部の街「グダンスク」にもぜひ行ってみたいものだ。

あとがき

移動しなきゃとか思ってた割に、トビリシに着くと自分の旅行欲が完全に失せていることに気づいた。 ほんとは郊外の見どころにも行ってみようと思っていたのに、どうにも動く気にならないのだ。 2023年が終わり、その年にあった嫌なこと等がフラッシュバックし少しメンタルに来ている感さえある。

先に訪れたバトゥミとクタイシも含めたジョージアでの撮影ビデオを記録用につなげただけの動画も掲載。(見る必要はございません)

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