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【第五話 カジノがオープンできない?】ポーカー大好きサラリーマンがポーカースポットを柏駅の近くでオープンするってよ!【消防法を守るべし!】

こんにちは!
ポーカー大好きサラリーマンの塩塚です!」

ただいま、ポーカー大好きサラリーマンがポーカースポットをオープンするまでの道のりを公開中です!

今回は、消防法について勉強してきました!
消防法について知らないと、アミューズメントカジノをオープンできないだけではなく、多額の初期投資が必要になることもあることがわかりました〜!
🤯

サラリーマンがポーカースポットをオープンする企画の第一話は、次のリンクからアクセスできます!


今回は、風営法に続いて消防法について学んでいきましょう。

アミューズメントカジノをオープンするにあたって、消防法についても理解しておく必要があります。

というのも、地域によっては風営法の許可を得るために事前に消防法の許可を入手する必要がある場合があります。

所管の消防署にて物件の消防設備の確認を行っていただき、消防法上問題ないことを確認していただき確認書を入手する必要があります。

消防法は、借主に対する法律ではなく、貸主側の制約がある法律、つまり、物件のオーナーさんに対してきちんと法律に乗っ取って物件を管理しているかをチェックする法律です。

なので借主側が起こす火災などの不手際によって被害が発生したとしても、物件が法律に遵守していない場合は、オーナーが罰せられることになります。

なので、テナントの設備投資などは物件のオーナーがやることになるのですが、これを嫌がるオーナーさんが多いです。

契約した後に必要な設備が必要とならないためにも消防法を学んでおく必要があるわけです。

さて、早速、消防法についていくつか解説してきたいと思います。

1.消防法とは何か?

そもそも、消防法ってなんでしょうか?
消防法第1条には、次のように記載があります。

この法律は、火災を予防し、警戒し、国民の生命、身体及び財産を火災から保護するとともに、火災又は地震等の災害による被害を軽減するほか、災害等による傷病者の搬送を適切に行い、もって安寧秩序を保持し、社会公共の福祉の増進に資することを目的とする。

消防法1条より

単に言えば「火災を予防しよう」「もし発生してしまっても被害を最小限にとどめよう」という趣旨の法律です。

目的は、もちろん人の命や財産を守ること。

消防法によって多くの建物に消防設備の設置・点検が義務付けられているのは、火災による被害を最小限にとどめ、人の命や財産を守るためです。

人の命に関わるところなので、しっかりと押さえていきましょう。

2.消防法の適用対象・必要な設備とは?

風営法がテナントに適用されているのに対して、消防法は建物そのものに適用されます。

難しいですよねー🤔

アミューズメントカジノを例に挙げますと…

アミューズメントカジノは、消防方上は遊技場というカテゴリーに入ります。

また、アミューズメントカジノだけの建物は、少ないですよね。

例えば、1Fに飲食店、2Fに雑貨屋、3Fアミューズメントカジノのような建物など複数のテナントが入っている建物が多いと思います。

これを消防法上では、複数用途防火対象物と言われます。

なので、複数用途防火対象物に準拠する形で設備を準備する必要があります。
下記の資料をみてみましょう。

消防法マニュアルのマニュアルより抜粋

消防法上、必要な設備の一部を抜粋しています。

この例では、対象の建物の延面積に応じて必要な設備が決められています。

今回のテナントは延面積が300m2以下ですので、自動火災報知設備の設置が必要となります。

この必要な設備を設置していない場合、消防法の観点で違法物件として取り扱われる事になり、行政より指導が入ることになります。

3.消防法を守らないと起こる弊害

では、消防法を守らないとどのようなことが起きるのでしょうか?

簡単にいうと、行政から指導が入り、最悪の場合、建物を修繕するまで営業停止命令が入ります。

先ほど、2番で述べましたが複合用途防火対象物となることで必要な設備が変わります。なので、アミューズメントカジノが入ることで、その物件の扱い方が変わります。

仮にバレなければいい。とオーナーに報告せずにアミューズメントカジノをオープンしたとします。

オーナーが年1回行う定期点検を行い消防署へ報告した際に、消防署からオーナーへ管理している物件が違法物件であると指摘されることになります。

アミューズメントカジノが入ったことで複合用途防火対象物になったためですね。

消防署からオーナーへ、直ちに違法物件を改修するように行政指導が入ります。

改修しなければ、物件になっているすべてのテナントを営業停止とする。そのような指導がはります。

オーナーさんは当然、寝耳に水です。
「これは、大変困ったなぁー」となるわけです。

さて、オーナーさんが取りうる選択肢としては、下記の通りになるわけです。

1.消防法に遵守するように物件を改修する。
2.アミューズメントカジノを退去させる。

1番の方法は、自動火災報知器を各テナントに追加するなど、規模によっては、500万円以上の金額がかかるわけです。

また、自動火災報知器は毎年の定期点検の対象になりますから、ランニングコストの面でもオーナーの負担になります。

当然、オーナーとしては、アミューズメントカジノが悪いように見えるので、500万円を支払ってまで改修を行おうとは思いませんよね。

なので、実際には2番のアミューズメントカジノを退去してもらうことがとられる手段となるわけです。

アミューズメントカジノは、ある日突然、オーナーからテナントの退去高額な金額を支払い物件の改修の2択を迫られることになります。

いずれにしろ、アミューズメントカジノとしては強烈な痛手となってしまいます。

また、お金を積んだら大丈夫というわけではなく、その後の点検、機器が故障した時の改修費用、機器の不備が原因で発生した事故の責任問題など解決しなければいけない問題が山住となります。

なので、消防法に遵守した物件を探す必要があります。

4.希望のテナントを確認してみよう!

さて、希望しているテナントはどうなんでしょうか。

消防法については、管轄の消防署へ訪問して確認してもらった方が早いですね。
建物にどのような設備がついているのかも確認できます!

早速、消防署の方へ確認しに行きました!
気さくな消防署の方が対応してくださいました!

色々と説明は省略しますが・・・

・・・

・・・

結果から言うと、希望しているテナントは現状の設備では難しいことがわかりました…😭 😭 😭

がーん!

希望していたテナントは、一階段対象物に該当するそうです。
(1階段対象物とはテナントが3F以上かつ屋内階段が1箇所しかない場合に適用されるテナントを指します。)

その場合、建物に必要な消防設備のグレードが高くなるそうで、その設備(自動火災報知器など)が必要とのことです。

自動火災報知器などの設備を実装するためには、100〜300万円以上かかるとのことでした。

よりイメージしやすい図が、次のHPに記載がありましたので参照願います。


・・・

うーん。

わーお!😂

壁にぶつかってしまいましたね。

選択肢としては…

1.初期投資が増えることを覚悟して、店舗に工事していく
2.違う物件を候補にシフトする

流石に100万円以上の初期投資が増えてしまうと厳しいですね。

少し考えますが…
希望したテナントを変える方向で考えなおした方がいいかもですね。

でも、この壁にぶつかる感じ、解決していく感じは、

いいですねぇー😂


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