雷恐怖症を知ってくれないか

雷が怖い人ってどんな印象を受けますか?
女なら「可愛こぶってる」 男なら「情けない」
「そんな感情を向けられるのでは…」と
私含め《雷恐怖症》の人は思ってたりします。
恥ずかしくてなかなか言い出せない人も多いと思いますが、雷が怖い人は決して少なくないでしょう。
そしてその中でも異常に雷に恐怖心があるのが
《雷恐怖症》です。

雷が落ちてくるんじゃないか
大きな雷鳴が怖い
恐怖の対象は人によって違いますが
私たちが戦っているのは、雷の天気は勿論
《雷が来るんじゃないかと言う不安》もあります。

それ故、常に天気予報や雨雲レーダー、発雷確率などを気にしていて、
私のように、職場や住居にも雷のことを優先して選んでいる人も少なくないでしょう。
普通の日常生活から、雷の為に色々試行錯誤しています。

「なかなか理解してもらえなくて辛い」との声をよく見かけます。


天気の悪い日の前日なら、翌日の通勤や仕事中の雷雨が心配で眠れなかったり、気分が激しく落ち込み鬱になったり。
これから雷雨が来るぞ、という時はもうスイッチが入ってしまい、
イライラして家族に当たってしまったり、
小さな物音や光にとても敏感になったり。
実際に雷雨に見舞われてしまった時はもう
精神的なことだけではなく、動機や眩暈、頭痛腹痛尿意発汗呼吸が苦しいなど、身体にも異常がでます。


これからの時期、梅雨や、ゲリラ雷雨。
雷恐怖症にとって地獄です。

治る病気とされてますが、恐らく正しくは
「慣れるしかない病気」なんじゃないかと思います。
治療法としては、専門機関で徐々に音に慣らしていったり、わざと雷雨に曝されたりとの方法が検索すると出てきます。
ショック療法に近く、どうしても踏み切る事には勇気が必要です。
どうにか工夫して病気と付き合っていっている人も多いと思います。

どうか少しでも理解して貰えたら嬉しいです。
そして可能であれば、手を貸して貰えるとより助かります。

雷が怖い事を馬鹿にする人
病気だと理解せずに怒る人が減って欲しい。
もし、お子さんが雷が怖かったら気をつけてみてあげてほしい。

重度、症状、対策、恐怖の対象、
悪天候時や、症状が現れている時にどうして欲しいか、等は人によって違います。
どうか本人の言葉に耳を傾けて貰えたらと思うし、
雷恐怖症側からも恥ずかしがったりしないで、伝えられるような優しい世界になれたらと思います。

厚かましいかもしれませんが、
皆様の優しさに寄りかからせてください。