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1/27 名瀬の夜

古仁屋で借りていた自転車を宿へ返すと、しまバスで北上。再び1時間半かけて名瀬の街へ。

とにかく今回の旅の一番の目的はこの街で飲む!という事でした。

名瀬は人口と飲み屋の数がどう考えても一致しない不思議な街で、地方都市によくあるシャッター商店街で寂しい夜、みたいなものは全く感じません。選ぶのに苦労するほど飲食店が充実しているのだ。

宿もそんな街の中心にある格安の所に。

実は12年前に来たときもそこで連泊したのであった。予約も何もしてなかったんだけれど、シーズンオフの平日なので空き部屋がありました。

飲みがメインではありましたが、時間が少し早い事もあり、やはり三味線関係の店も覗いてみたかったので奄美三味線という店へ行きました。

実は前回来た時に、奄美で三味線を買ったんだけれど、その店と名前が同じです。でも場所が違うし、店から出てきたのは若い店主さんで、別の店だとばかり思っていたのだが。。

話を聞くと、移転して、昔の店主のおじいさんから店を引き継いだそうです。おじいさんは沖縄へ移住してもう亡くなられたそうです。そのおじいさんとやりとりして店の三味線を色々弾かせてもらって決めたので思い出があります。

店で今夜島唄を聞かせてくれるところない?ときいたら吟亭を紹介してくれたので電話して行きました。


毎日島唄ライブをやっている訳ではないのですが、その日は団体さんが予約していたので混ぜてもらっちゃった。

ヨイスラ節や雨ぐるみ節など好きな唄が聞けて良かったな。

その後は12年前に来て初めて入った店に寄ってみました。カウンターで奄美の方言を教えてくれたお兄さんも変わらず元気で働いていました。

以前もそうですが、店で飲んでいる人とすぐ打ち解けられるんですよね、ここ。また来るぞ!

そこから徒歩1分かからないところに宿があり、朝気付いたら電気つけっぱなしで寝ていました。。

名瀬、愛おしい街です。

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