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【徹底解説】 「 Shopify 」 と 「 EC-CUBE 」 一体何が違うの??

▼ 目次
1. Shopifyについて
2. EC-CUBEについて
3. それぞれのメリット・デメリット
                                                                4. まとめ                                                                                                                 

1. Shopifyについて

Shopifyは世界175カ国、100万店舗で利用されている世界で最も利用されているECプラットフォームです。月額利用料を支払うことでサービス利用が可能で、コストを抑えてストア運用を始めることができます。
デザイン面においても様々なテーマから選ぶことができ、管理しやすい仕様になっています。アプリストアには多種多様な機能アプリが4,000以上あり、SNS連携やプラグインなど、欲しい機能だけを選んでオリジナリティを高めながらストア構築が可能なプラットフォームです。

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2.EC-CUBEについて

EC-CUBEは、国内シェアNo.1のECプラットフォームです。
無料でインストールすることができるオープンソース型のECシステムで、一通りの機能が標準で備わっており、操作も比較的簡単で導入しやすい特徴があります。EC-CUBEは自社サイトとして構築可能なECパッケージなので、カスタマイズがしやすく、プラグインを利用して機能を追加することが可能です。国内企業が多く利用しており、EC-CUBEならではの安心もあります。

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3.それぞれのメリット・デメリット

【 Shopify のメリット 

①海外の進出

Shopifyは様々な言語・通貨・海外発送の対応が充実しており、海外向けのECサイト(越境EC)の構築も対応しており、多少のカスタマイズで海外向けのECサイト開設が簡単に可能となっております。

②低価格で充実の機能が備わっている

Shopifyは3種類のプランがある月額制のサブスクリプション制で、最も安いプランであるベーシックプランは25ドル(約3000円)から利用できます。機能カスタマイズの幅も広く利用可能な決済サービスも豊富なため、クオリティの高いECサイトを構築することができます。

③集客面を強化する機能搭載

集客面を強化する機能やアプリが優れているのが特徴です。SNS連携やSEO対策に対応しているため、サイト構築後の販売促進ではSNS活用による国内外へのプロモーションが可能になります。ライブコマースが来ると言われている中で、ShopifyはInstagram、TikTok、最近ではYouTubeと提携したので益々期待されています。

④サイト運用、更新が簡単

Shopifyには9つの無料テーマと100種類以上の有料テーマがあり、豊富なテンプレートが揃っているので、優れたデザイン性となっています。またストアの管理画面が充実していて、サイトの更新が簡単になっており、在庫や配送の管理も、発送の抜け漏れを防ぐ仕組みになっています。

【 Shopify のデメリット 】

①対応言語

海外のサービスということでShopifyは日本語対応に不十分な部分があります。しかし、2020年からは日本法人を立ち上げたShopifyは日本語対応を含めたサポートを強化しています。また、翻訳機能で対応することもできるので、不自由は感じないかもしれません。

【 EC-CUBE のメリット 
①無料で利用できる
無料でありながら、サイトを制作するのに最低限必要な機能が実装されています。有料でカスタマイズすることもできるので、こだわりのあるサイトを作成することができます。こちらも低コストでスタートでき、基本的なカスタマイズはボタン操作でできるので簡単に始めることができます。
②利用者のコミュニティが充実
EC-CUBEにはコミュニティが提供されており、サイト運営に関する質問やチャットを行うことができ、初心者でも安心して利用できます。

【 EC-CUBE のデメリット 】
①セキュリティ面
EC-CUBEはオープンソース型という、一般公開されていて誰でも自由にそのソースコードを使用、再配布できる物を指します。それを悪意あるユーザーが利用する可能性もゼロではないので、有料のソフトウェアに比べてセキュリティ面に不安があります。
②サーバ管理が必要
オープンソース型のEC-CUBEはパッケージのインストール後にサーバを管理したり、アップデートをする必要があります。
③独自で集客を行う必要がある
集客は独自で行う必要があることや、サーバなどのインフラ構築も必要になるため、ある程度ITの知識が必要になります。

4. まとめ
EC-CUBEは完全無料のECプラットフォームである一方、Shopifyは費用がかかりますが、越境ECに強く様々なアプリで機能を細かくカスタマイズしていくことが可能です。
また、Shopifyは月額プランを選択することができるため、まずは試しにECサイトを作ってみて売り上げが上がったらプランを変更するなど、事業規模に合わせたサイト運営が可能です。
以上のように、ShopifyとEC-CUBEにはそれぞれにメリット・デメリットがあります。

海外に向けて販売したい・様々な機能をサイトに搭載したい・SEO対策を強化したい、などの場合はShopify、国内に向けて販売したい・極力費用を抑えてECをはじめたい、などの場合はEC-CUBEが向いています。

このように、目的に合わせてどちらのECプラットフォームが自分にあっているのかを考えて選ぶことをおすすめします。Shopifyは14日間無料でお試しすることもできるので、まずはお試しで始めてみることをオススメします。

何かお困り事や、ご質問等がございましたら弊社HPよりお気軽にお問い合わせください。

[ 会社HP・note ]



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