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72年_七曲署現職警察官の犯罪。汚職警官。第12話「彼は立派な刑事だった」

1972.10.06放送
脚本:長野洋、小川英
監督:金谷稔



一係の捜査にたびたび顔を出し、捜査現況を調査しようとする
彼に 藤堂の不信感は募る。「ひょっとしてあの人が?」と。
ヤクザと裏で繋がり少しずつ捜査情報を流す捜査二係の
川本係長。ヤクザの戦略を引き出す為にボスが
川本を罠に掛ける。

✅ヤクザを逮捕できるかもしれない現場の情報は、
ボスが仕掛けた仲間を試す罠。山村の台詞が、川本を通じ、
結果的にヤクザに伝えられ、川本二係長の生命を縮める。
ヤクザの罠かも知れないが、チンピラ隆を救わんと
ボスに真実を話す川本はやはり刑事だった。

ボスの信頼ある罠と分かり、一係と協力する二係の川本。

✅この展開が出来たこの回は、若かりし頃のボス主演の傑作
でありましょう。何回も見ると味が深まります。
この頃、裕次郎37歳。山さん39歳くらいか?


✅後日署長役を拝命する故平田昭彦が汚職刑事。その役を演ずる。

平田明彦死去


またその妻役が、後の井川巡査部長(トシ)の妻役の当時吉野佳子
(現吉野由樹子→吉野由志子)。
この話で、二人とも太陽!準レギュラーの座を射止める。
昇格とも言うべきか?

吉野佳子はその前に500話記念回でゲスト出演。
※これは吉野佳子の準レギュラー前のカメオ出演だったか?

7.「犯人に罠を仕掛ける話」
ボスに惚れ込み勝手に協力してきたチンピラの生命を救う為に。
しかしボスが仕掛けた罠を見据え、逆手に取って、
川本と一係が一丸となった逮捕劇。

8.「仮面を被った犯罪者の話」
この前に川本が一連の悪罪の核だと確信する藤堂。

33.「準レギュラー俳優」
これは平田昭彦。のちにジーパンを毛嫌いする三代目署長
として七曲署に赴任してくる。周囲の管理者を敵対視する
ジーパンも彼を嫌う。

5-2「身の回りの者との絆への問いかけ」
最後は、チンピラを救おうと殉職してしまった
七曲署二係刑事の妻と娘への藤堂の最後の台詞が、
それでも「彼は立派な、、」と続く。
物語のサブタイトルになっている。

★殉職後の捜査二係の係長は(玉川伊佐男)。
おなじみ田丸係長。彼も暫く準レギュラーとなる。
第10話「ハマッ子刑事の心意気」の
横浜浜崎署から七曲署に転勤か?
そんな場面設定を確認できる映像は放送されず。あくまでも
制作側の温情措置?第17話で一係と二係が
協力していく場面で田丸係長が登場する。
第39話でも田丸とは名乗らないが(玉川伊佐男)
が登場している。
マカロニ時代ではここまで3回の出演。


動画➡太陽にほえろ!第12話 彼は立派な刑事だった
検索して Rutube でご覧ください。

彼は立派な刑事だった13

■ストーリーダイジェスト

チンピラ隆(寺田誠)が、神社の境内でヤクザ数名に
暴行を受けていた。そこに足が長い藤堂が立ちはだかる。

日活映画風な夜霧の中で
タバコに火を付けた明かりの中で登場するボス。

ストーリーを続ける前に
ちょっとした蘊蓄話

★この頃は裕次郎が太陽にほえろ!を降板したい
 と局に掛け合っていた頃で、
 最初のワンクール13回の契約終了間近だった
 こともあり、日テレ制作側は
 何とかして裕次郎の気持ちを太陽!制作続行に
 改めて向けさせたいと、契約続行して貰いたい
 と考えて、やはり裕次郎存続は欠かせないと
 こんなシーンを演出したものと推測する。

 石原プロにも裕次郎は、日テレに圧力を掛けて
 もらっていたという関係者の証言もある。
 日テレは、岡田プロデューサーと盟友竜雷太に
 それこそゴリ押しで石原邸に話を付けに行った。
 しかも何度も、何回も。

※これは、当蘊蓄話で
「太陽!を降板希望の72年当時の裕次郎の理由」
をご参考になさって下さい。


 よって第一話マカロニ刑事登場以来の日活風
 裕次郎アクションシーンを取り入れた3回目の
 ボス出演作品である。鬼刑事の子守唄以来
 アクションシーンはこれで2回目。

 太陽!には珍しく
 最後は京王プラザホテル前での裕次郎が公称 183cm
   を揺さぶり、走るシーンを撮影している。
 ※ゴリは176cm。
    ※裕次郎は実は178cmだったとか?

マカロニ編のオープニング終盤に流れる映像は
ここ。京王プラザホテル前である。
次にここで撮影したのはテキサス時代。
「第149話七曲藤堂一家」のラストシーンの一つ前
 のシーンである。

■ストーリーに戻ります↓↓

ヤクザに、それ以上暴行すると逮捕すると
警告した。隆は藤堂に手を出さないように
頼んだが、
藤堂に「粋がるな」と警告された。

寺田誠(麦人)3

◆Rutubeの動画でご覧頂くと宜しいかと。
※ここの箇所で、皆さん解りますか?
 ボスの台詞にたぶん放送禁止用語が含まれ、
 一瞬ですが、台詞が消えている部分を。

「粋がるんじゃないよ。
 その若さで○○になりたくねえだろ」

※「○○」が消されている?
 人間の生命の尊厳を謳う太陽にほえろ!の
 番組テーマに削ぐわなく、また恐らく、
 ボスの台詞に相応しくない台詞だ、として
 再放送以降は、制作側が消した?○○を。

※だからこの部分だけは、再放送は出来ない
 のである。しかし、これをかの国Rutubeでは
 配信している。日本の地上波では
 難しいでしょうね。

井上堯之バンド♫「過去の事件簿Ⅰ(M11A)」

藤堂は一人で少なくとも6人ヤクザを追い払った。
隆はこれ以降、藤堂を「兄貴」と慕って
纏わりつくようになる。

藤堂はおでん屋の屋台で食事。
そこに隆も駆けつけ、主人(大村千吉)に自己紹介をし、
「俺はこの兄貴の舎弟分になるんだ」と。
藤堂は焼酎を頼んだ。

井上堯之バンド♫「マカロニ行動のテーマ」
途中2:15から

準レギュラーの(大村千吉)
※おでん屋の主人役はあと2回ある。

木村千吉

店の主人はボスが刑事だとはお見通し。
しかし、隆はボスに乾杯してもらえると思って
いたようだが、隆の頭を掴み、藤堂に焼酎で傷の消毒をされた。

第110話「走れ!猟犬」でボスがジーパンの長い髪を
引き摺り掴んでトイレの水道蛇口で頭を付け「頭を冷やせ」
との怒り捲るシーンを思い出す。

「藪から棒に何すんだ!このやろう!」

「これで消毒済だ。あとは赤チンでも付けとけ!」
藤堂は隆に「少しは身に染みたか?
だったら馬鹿な喧嘩はやめる事だ。今に
これだけでは済まないようになる!」

寺田誠(麦人) マカロニ

そこに淳が仲間入り。
「んちわーす!」淳もおでん屋の親父とは馴染みの様子。
「ボスなんすか、このチンピラ」と淳。
「何だお前もチンピラの癖に!」と隆。
藤堂は淳に、
「チンピラっ?そいつはいい」と激笑の藤堂。
「これでもこの男は七曲署の刑事さんだ!」と紹介した。
ということは、「兄貴は??まさか?」
「お前何にも知らねーのか?」
「七曲署の藤堂鬼刑事なんだよ」と淳。

寺田誠(麦人) マカロニ3

この後は「どうも失礼致しやした御免なすって!」と
その場からスタコラと逃げる隆。

藤堂は突然爆音が鳴り、
「車のパンク音、または何かの爆発音」が
鳴り響く。

マカロニに音の調査を命じた。

淳はその付近で突然倒れた男を発見した。
拳銃で撃たれていたのだ。

街の店から流れる♪朱里エイコの「北国行きで」インスト
➡︎続いて
井上堯之バンド♫「マカロニ・アクション」

現場に山村と野崎とゴリが駆けつけた。
淳は犯行現場近辺にいた、あの隆を目撃した。
「何故あのチンピラがこの場所にいる?」


「ちょっと待った!」山村は救急隊の死体の運搬を止める。
現場で山村は見た事があった被害者死体。
「山さん知ってんのか?」

それは塚田。これを現場でボスに報告した。
「この男は梶川組の次の組長候補とされており、
 傷害と恐喝容疑で逮捕されていた前歴が」
ボスは
「これで一係と捜査二係と共同捜査になるなあ」

彼は立派な刑事だった11

殺された塚田は一昨日に刑期を終えて出所したばかりであった。
七曲署捜査第二係係長の川本敏雄(平田昭彦)は
このところ暴力団同士の勢力争いが無いため、
無所属のチンピラの犯行と推測した。

二係との合同捜査会議中に、
「俊さん、あんただ」
藤堂にあのチンピラ隆から電話が入った。
隆は今回の事件で大きなネタを入手したと言う。

寺田誠(麦人)

隆は昨日の殺人事件で路地から男が跳び出し、
その男が石部商事不動産に入っていくのを
目撃していたとボスに報告。

イヤホンで隆のネタを隣りで聞いている川本。

隆は目の前に他のチンピラがいるのを見て、
慌てて電話を切った。


ニ係が手配した捜索令状で、

山村は野崎とゴリとマカロニを連れて、
隆が話した「石部商事不動産」を捜索していた。
ここの社長(天草四郎)の話では、

山村が尋ねた。「あんた一人か?」

先月に女性の店員が辞めていたと。
石部商事不動産の2階は整頓されているように
見えたが、押し入れの中が乱雑になっていた。
しかし、石部商事不動産からは何も検出出来ず。

彼は立派な刑事だった4

また、マカロニは一階の店の前で
石部商事不動産の中を覗いている隆を発見し、
今度はダッシュで追跡した。

一方で殿下の調べでは
塚田は出所後、キャバレーの女の自宅に
宿泊していた、と言う。

一係室に隆をマカロニが連れて来た。
「本当に見たんだよお」と認めてもらおうとする
がボスは帰した。

それより山さん。
鑑識の報告書を見てほしい、と。

【遺体の銃弾には弾条痕が無いために
 最近出回っている噂のフィリピン製の密造拳銃か、
 モデルガンの改造拳銃】と考えられた。

マカロニが「ちょっと待ってください」
「その拳銃なら、、新聞の切り抜きがあったはず」と
机の引出しを乱暴に開け、切り抜きが雑多に
詰め込まれていた。

✅捜査熱心で、勉強用に新聞の切り抜きを集めているのは
感心なマカロニだが、ちょっと引き出しの中を
整理整頓したらどうだ?

✅後輩のジーパンやテキサスよりも
マカロニは何事にも勉強熱心さが視聴者に
伝わる。

それを山村が見て、
「綺麗好きな男か?」
石部商事不動産の2階のふすまに何でも突っ込む
あの社長を思い出した。

「何かを隠している」のではないか?
「あまり綺麗好き」な仕事場には何か、裏がある。

隆の情報が真実だった?
「あれは嘘とは言えないかも?」と仮定すると、
野崎も、手入れの情報が事前に漏れていた、
即ち「署内に内通者がいる可能性」を指摘。

「署内に内通者、つまり犬がいる」って言う事か
とゴリ。


場面が変わり

川辺久造

川本は横尾勝利(川辺久造)と公衆電話同士、
内線のように電話をしていた。
横尾は「相手が切れ者の藤堂である」ため、
注意を促した。

一係での捜査で、
石部商事不動産と梶川組との関係性が判明した。

梶川組の組長は高齢で引退直前であり、
組の中の紛争と考えられた。
塚田が死亡した場合の組長候補は、
頭の切れる横尾だった。

街を聴き込み中のマカロニに、
追いかけて来た男は隆であった。

「何だこのバッジ?」
「知らねーのか、梶川組のバッジだ!」

隆はマカロニを挑発し、二丁目のドブ川に拳銃が捨てられて
いると、淳に嘘のネタを提供。
野崎、ゴリ、マカロニはドブ浚い。
やはり結局、拳銃投棄のネタは嘘だった。

隆とボス1

公園で隆を追求!
「どうしてこんな事をやる?」と藤堂
「面白れーからよ」と隆


「お前。ちょっと来い!」と隆を街に引っ張り出す藤堂。
「お前は到底ヤクザになれない」と警告。

実際にヤクザ稼業が
どんなに街の「塵ダメ」「街には不要な輩たち」
になっているのか。
それを身体で示すしか方法はないと悟ったボスであった。

藤堂はタバコ屋に出向いた。
①タバコ屋の女将の夫は2年前まで大通りで
靴屋を開いていたが、主人が博打に手を出して
莫大な借金を背負い込み、夜逃げされていた。
だからこの有り様だ、と。

次に
②藤堂はサンドイッチマンの男を紹介した。
その男は小さい町工場の社長だったが、
手形詐欺に引っかかり、工場を取られてしまった。

彼は立派な刑事だった1

更に、
③藤堂は旧知の中年の靴磨きと出会い、
靴磨きを励ました。
靴磨きの娘は19歳の頃、梶川組のヤクザに
乱暴されて、川で心中していた。

藤堂は三家族3人の悲しい出来事を隆に話したが、
「だから何だってんだよ」
「俺に関係ねーじゃねえか」
隆は梶川組での出世を未だに心に誓っている。

寺田誠(麦人)4

いいか、隆。
「あの塚田は、身内に殺害されたかもしれない」と話した。
直ぐにでもお前、ヤクザを辞めるようにと、警告した。


深夜、「まだ居たのか?」と川本。
藤堂は「まだ帰って来ない奴が居ましてね」

そこに、殿下が帰ってきた。
「キャバレーの女と話すと、どうしても
 こんな時間になるんです。
 ボスも知ってるでしょ。」

殿下は、塚田が服役中に、キャバレーの女の
瑠美と横尾に関係があったことを報告した。

塚田は殺された日の夕方に、
瑠美を殴り、横尾と話をつけると言っていたと。
藤堂は瑠美を連行するよう命じた。
「今からでも連れて来い」
「お前ならそれが出来るだろう?」  
「女のことなら殿下が専売特許だ」と。
ゴリやマカロニでは出来ない特命をボスから
受け瑠美の部屋に再度向かった。

殿下は瑠美の自宅に急行したが、部屋の中では
何と瑠美が絞殺されていたのだ。
さっき会ったばかりなのに。

やはり情報が漏れている!


翌日は、川本は休日。
夫人(吉野佳子)や娘とともにデパートに行っていたが、

彼は立派な刑事だった9


ちょっと仕事の話があると言って、
その場を離れた。例の電話で
川本は横尾に手を引くように命令した。

彼は立派な刑事だった7

「横尾に、瑠美の口止めを命じていたが
 殺しをするとは!」
しかし横尾は女は口が軽いという理由で
瑠美を殺害していたのだ。

ボスの推理。

「殿下が瑠美を連行することを知っていたのは
 俺と川本さんだけだった」やはり?

これまで横尾曰く。

「川本と横尾は持ちつ持たれつの関係だった」
「川本は近々マイホームを建てる予定」
さらに逆に川本は横尾に、
「石部商事不動産の情報を漏らしたのが隆であること」を密告した。

半袖の日焼けした藤堂は、確信した横尾をマークしていたが、
デパートを出る川本を見て直感した。
「まさか。彼が、内通者かも知れない」と。


山村が石部の密告で
七曲署を出動しようとしたところ、
廊下で川本とすれ違った。

石部の隠れ場所はセンタービルの地下駐車場で、
B8の鶯色のセダンの中で待っていた。

地下駐車場に梶川組の組員が来たが、
待ち構えていた野崎とゴリとマカロニに阻まれた。
※ジムニー運転者は二係の刑事か?

組員の一人が拳銃で応戦したが、
拳銃が暴発して倒れた。
梶川興業(梶川組)にて、組員2名(吉中正一他)は横尾に、

吉中六


組員の1人が逮捕されたことを伝えた。
サングラスの組員が
塚田と瑠美を殺害していた。
逮捕された組員は何も知らなかった。

横尾は川本の口封じを宣言したが、
耳を欹てた隆に聞かれていた。

藤堂は七曲署の屋上で川本と待ち合わせた。
◆この時の七曲署は、まだ旧渋谷区役所を借りて
撮影しています。

彼は立派な刑事

藤堂は
石部商事不動産が梶川組の男を匿ったこと、
手入れの情報が入り、梶川組の男を逃がして
掃除をしたことを伝えた。

彼は立派な刑事だった2

藤堂は川本に、「駐車場の一件が貴方を
試すための罠であること」を話した。

シンコは藤堂に、隆から「川本が危ない」という通報が入ったことを伝えた。

藤堂はシンコに、捜査員全員への
緊急連絡を命じた。
川本は隆を消すのなら、梶川組組員が事務所にはいないため、
自分と同行するように依頼した。

隆は梶川組の組員に暴行を受けていた。
隆が倒れたショックで
箱の中の改造拳銃が落ちてしまった。

それを見られた横尾は
隆を殺害しようとしたが、
そこに藤堂が駆けつけた。

彼は立派な刑事だった10


横尾は隆を人質に取った。
藤堂は拳銃を落としたが、
隆が抵抗して逃げようとした。
その瞬間に川本が隆を庇って撃たれた。
相打ちだった。

川本は横尾を射殺した。

伸子を除く捜査員が駆けつけ、
梶川組の組員を逮捕した。
川本は横尾を射殺してしまったことを謝罪し、
絶命した。

彼は立派な刑事だった12


藤堂は川本の墓参りに来ていた。
藤堂は川本夫人に、
「娘が大きくなったら、
『父親は立派な刑事だった』と伝えてほしい」と。


京王プラザホテルと裕次郎1


京王プラザホテル前を歩く藤堂。
後ろから自転車で追いついた隆。
隆は七曲署のそばのラーメン屋「珍来軒」に
ヤクザを辞めて、就職していた。

寺田誠(麦人)5

「兄貴今日は俺に奢らせてくれよ」
「よしっ就職祝いだ!」とボス
「酒も一級酒だ!いいだろう兄貴!」
「今日はお前の顔を立ててやる」とボス


※一級酒とは?

「特撰」「上撰」「佳撰」は、商品選びの目安として
メーカーがランク付けした呼称です。
級別制度が廃止された1992年4月1日以降、
月桂冠では旧・特級クラスの酒を「特撰」、
旧・一級クラスの酒を「上撰」、
旧・二級クラスの酒を「佳撰」として位置づけました。

かつての級別制度は、国税局での審査により
「特級」「一級」「二級」の等級が認定され、
区分ごとの税率が課されていました。
月桂冠では各等級に見合う酒質を、原料米の品種や
精米歩合、発酵期間、成分値などの違いにより
ランク付けしていました。

月桂冠株式会社 WEBサイトより


兄貴と言う隆を追いかけていく藤堂。
「隆!おいちょっと待てー」
ボスの走りが見られるのは全718回中
この回だけです。
★次回予告の終わりでも視聴可能。


✅チンピラの隆を演じる寺田誠は
 現在の麦人氏。写真をご覧ください。

寺田誠(麦人)2


ヤクザ稼業
「世の中での肩身の狭さ」「辛さ」
「肩肘張って生きる組織暴力へ、自身の気持ちを
 常に張って生き続けなければならない虚しさ」

寺田誠(麦人)4

🟣この回は、隆に限らず、
世間の真っ当な生き方の提唱でもある。
「ヤクザは休日も無ければ、
 上の命令には火の中でも飛び込まなければ
 ならない」

先程の①②③は故石原裕次郎の台詞だが、
令和に生きる私たちも、
噛み締めなければならないだろう。
「そんなにヤクザになりたいか?」

✅「帰って来た裏切者」の宍戸錠が
今回の(川辺久造)が密会した場所は同じ。


第12話「彼は立派な刑事だった」
CAST

川本敏雄:平田昭彦
横尾勝利:川辺久造、
隆:寺田誠(現:麦人)
石部商事不動産社長:天草四郎、
川本夫人:吉野佳子
(現:吉野由樹子→吉野由志子)
おでん屋屋台の主人:大村千吉、
梶川組組員:吉中正一(現:吉中六)


★隆:寺田誠(現:麦人)は
テレビアニメがほとんどは
彼の活躍のフィールド。
太陽!には他には出演なし。


★天草四郎

太陽にほえろ!(NTV)
第12話「彼は立派な刑事だった」(1972年) - 石部商事不動産社長
第157話「対決! 6対6」(1975年) - 不動産屋
第354話「交番爆破」(1979年) - 矢追町三丁目派出所の老人(青木の将棋相手)
第437話「ニセモノ・ほんもの」(1980年) - 辻井印刷社長
第463話「六月の鯉のぼり」(1981年) - 末崎製靴社長
第542話「芝浜」(1983年) - 矢追ハイツ管理人
第554話「シルバー・シート」(1983年) - 老人(三沢の知人)
第646話「うそ」(1985年) - 住職
第663話「1970年9月13日」(1985年) - 上田(別荘の所有

稀有な出演は↓

吹き替え[編集]
海底大戦争 スティングレイ(1964年、CX) - サム・ショア司令官
スパイ大作戦(1967-73年、CX)
生贄(トマス・デ・クワルト)
鉄条網とリンチ(マニュエル・デルガド)
移植手術を演出しろ(ハタフィス大佐)
“怪物”粉砕作戦(マサキ)
電撃スパイ作戦 #20 (1968年、CX) - (カーティス〈レグ・ライ〉)

★大村千吉 準レギュラー

ウルトラシリーズ(TBS / 円谷プロ)
ウルトラQ 第1話「ゴメスを倒せ!」(1966年) - アル中の東海弾丸道路工事作業員[注釈 3]
ウルトラマン 第29話「地底への挑戦」(1967年) - 山本(大田山坑夫)
ウルトラセブン
第2話「緑の恐怖」(1967年) - 酔っ払いサラリーマン
第41話「水中からの挑戦」(1968年) - 釣り人
帰ってきたウルトラマン 第24話「戦慄! マンション怪獣誕生」(1971年) - マンションの管理人
ウルトラマンA
第12話「サボテン地獄の赤い花」(1972年) - 大山(用務員)
第40話「パンダを返して!」(1973年) - 黒マントの男(スチール星人)
青春とはなんだ 第27話「逃げた連休」(1966年、NTV / 東宝) - トラック運転手
快獣ブースカ(1967年、NTV / 東宝 / 円谷プロ)
第9話「ブースカの大冒険」 - 海賊姿のダイナマイト泥棒
第30話「スピード銃に気をつけろ」 - 用務員のおじさん

戦え! マイティジャック 第17話「逃げたぞ それ行け つかまえろ!!」(1968年、CX / 円谷プロ) - 悪党(Q工作員)

怪奇大作戦 第24話「狂鬼人間」(1969年、TBS / 円谷プロ) - 日本刀の狂人 欠番作品。

太陽にほえろ!前身の番組↓
東京バイパス指令(NTV / 東宝)
第17話「奴を殺(ば)らせ」(1969年)
第21話「イヌは誰だ」(1969年)
第28話「街の野獣」(1969年)
第61話「ギャンブル往来」(1970年)  

太陽にほえろ!(NTV / 東宝)
第12話「彼は立派な刑事だった」(1972年) - おでん屋台の主人、1回目
第55話「どぶねずみ」(1973年) - おでん屋台の主人 2回目
第62話「プロフェッショナル」(1973年) - 靴磨きの六(情報屋)
第112話「テキサス刑事登場」(1974年) - 山村が使っている情報屋
第142話「真実はどこに?」(1975年) - 甘栗屋
第196話「言葉の波紋」(1976年) - 食い逃げ犯
第212話「情報」(1976年) - 老紳士風の情報屋
第257話「山男」(1977年) - おでん屋台の主人 3回目、ロッキーに暴言を吐かれる
第295話「二つの顔の男」(1978年) - 高架下のおじさん
第359話「ジョギングコース」(1979年) - 八百屋
第405話「時効」(1980年) - 若山のとっつぁん

傷だらけの天使 第6話「草原に黒い十字架を」(1974年、NTV / 東宝) - 警備員

俺たちの勲章 第18話「狂乱のロック」(1975年、NTV / 東宝) - 貯木場の男

いろはの"い" 第11話「あて逃げ」(1976年、NTV / 東宝) - 警官


動画➡太陽にほえろ!第12話 彼は立派な刑事だった
検索して Rutube でご覧ください。

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