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あなたの脳で“見える”世界とその再現 2/3

たいようです(@taiyo_3410)
前回のよくわからないぼやぼやした内容について
詳しく説明していこうと思います。

⇩⇩⇩前回の記事はこちら⇩⇩⇩

説明するにあたって紹介する心理学(かは定かではない)、
その効果というのはこちら!

カラーバス効果

color(色を)bath(浴びる)
(バスbathは浴室やお風呂のバス)

脳(意識)に色を浴びせる、というとわかりやすいでしょうか。
どういう効果かというと簡単に言えばこういうことです。

赤を意識すれば赤が見える。
青を意識すれば青が見える。

これは自分が見ている景色(視界)の中のことです。
色に限らずモノやコトに当てはめることができます。

意識という言葉が出てきましたここ重要です。


事例

画像1

自分の経験から例を2つ説明してみると、


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例1.
ロゴの勉強をする。
頭の中ではロゴについての考えがグルグルしている
(ロゴを意識している状態)

外に出ると普段目に止まらなかった看板やポスターなどのロゴが目に入ってくるようになる。


例2.
あの車が最近きになる(あの車を意識している状態)

意識をしはじめてからというものの、
街中でその車がよく走っているのを目にするようになった。
家では右から左へ受け流していたCMにも目が止まるようになった。

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と、こういうことなんですが、
みなさんも似たような経験あるんじゃないでしょうか?
不思議ですね。

そしてこれらをカラーバス効果で紐解くとこうなります。

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例1.の解
今まで無かったところに突然その看板等が作られたわけではなく、
「今まで見えていた視界に入っていたはずなのに
意識していなかったため結果見えていなかったロゴに対し、
意識をしたので見える状態になった。」


例2.の解
たまたまそのタイミングでその車が市場に流れ出したわけではなく、
もともと一定量は存在していた。
「今まで見えていた視界に入っていたはずなのに
意識していなかったため結果見えていなかった車に対し、
意識をしたので見える状態になった。」

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2つとも言ってることは同じです。

視界に入っていたけど
意識していなかったため
"見えなかった"ものに、

意識を向ける
ことで
"見える"ようになった。



どう作品作りに役立てるの?

画像2


上で説明した事例って
意識しようとして意識してたわけではないんですよね。
無意識に“意識した状態”になっているのです。

で、そこを
カラーバス効果を試してみよう!と
意識して“意識した状態”にする。

見たい探したいと思ったモノやコトに意識を向けると
視界に入っていたけど意識していなかったために
見えていなかったモノやコト、
自分が勉強したい要素だとか撮りたい被写体だとかが
見えてくる。

ロケハンや撮影時に何を撮りたいかを意識しながら歩いていると、
素通りしていた何かに気づける可能性が上がるというわけですね。

自分のように自然風景を撮っている方の場合、メインの被写体はあらかじめ決まっていることが多いと思うので、副題となる要素を探したいときに便利です。(自分はよく前景にもってくる花を探しています。)

街中を歩きまわって一瞬を切りとるスナップを撮る方にとっては、
メインの被写体探しにも使えるのではないかと思います。


前回の記事では

「足元の花が見えているか見えていないか」

ということをお話ししました。
これはつまり、その場に花はあって、視界にも入ってるけど、

意識している人には認識できて
意識していない人には認識できていなかった

ということなんですね。


まとめ

今回はカラーバス効果によって目に映った景色から受け取る情報が変わり、
それを撮影に役立たせる方法を紹介しました。

次回はもう1つ意識による見え方の違いの紹介と、
本題のレタッチ(有料)を紹介しようと思います。

みなさんも色、浴びましょう!
それではまた。

⇩⇩⇩⇩⇩ 第3回 ⇩⇩⇩⇩⇩

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