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雨上がる地方

2020年6月1日、武蔵野美術大学 大学院造形構想研究科 クリエイティブリーダシップコース クリエイティブリーダシップ特論の授業内にて、雨上株式會社の平井俊旭さんのお話を聴講した。

平井俊旭。武蔵野美術大学の空間演出デザイン学科卒業後、SUPER POTATOに入社し、Smilesを経て、創業期より「Soup Stock Tokyo」のブランドづくりに携わり、現在では100億円超の収益規模までの拡大に寄与。その後、雨上株式會社を起業し、街づくりや空間のデザイン、商品・サービスのブランディングまで幅広く事業を展開している。

ブランドとは

「ブランドとは顧客からの信頼を得ている商品やサービスのイメージの総和」であるという。高野山を例に、以下の要素がブランドを構築するうえで重要であるとお話をされていた。

1.他者が感じている

2.伝える工夫/ストーリー性

3.コンセプト/クオリティー

4.デザイン性感性に訴えかけるフック

事業戦略としてのブランド

昨今、デザインの重要度が叫ばれるに伴い、ブランドの重要度も増している。かつてはブランドというと、企業のマーケティング戦略の一要素として考えられてきたが、今回の平井さんのお話を伺って、ブランドは企業の事業戦略として検討しなければいけないと強く感じた。

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