サムライスピリッツ


PS4を買うつもりは全くなかったのだが、先日ついに購入してしまった。
昔から好きなゲームである「サムライスピリッツ」の続編が出たからだった。

小学生の時の話である。
1990年代前半頃、祖父母の家の隣に雑貨屋兼駄菓子屋のようなお店があった。
その当時、SNKの機械が2台、カプコンの機械が1台置いてあって、近所の子供たちが遊んでいた記憶がある。
時は、格闘ゲームブームのまっただ中である。
まさに、押切氏の「ハイスコアガール」「ピコピコ少年」の世界観。
押切氏は私より年上だが、だいたいこんな感じの光景がゲームセンターでは繰り広げられていたのだ。
鈴木も小学生ながら、格闘ゲームにはまっていた。
最初にはまったのはカプコンの「ストリートファイター2ターボ」家庭用移植のスーパーファミコン版を猿のようにやっていた記憶がある。
攻略本もおこづかいで購入し、初めて「めくり」や「キャンセル」の概念を覚えた。
また、立ちながら波動拳で昇竜拳が出ると言う意味も、攻略本で理解をしたのだった。
そんな中、祖父母の家に行ったときに初めて「サムライスピリッツ」をプレイしたのだった。コントローラーは、スーパーファミコンと異なり、レバーで操作する。
これは、小学生の鈴木にとって難しかった。
波動拳コマンドで出せる、覇王丸の旋風列斬と言う技を出そうにも、凄く手間取った。
「→↓\+斬り」
小学生の鈴木には理解しにくい技の一つ出会ったといえる。
前入れて波動拳なんだけど、わからなかった(今は普通に出せるけど)
鈴木がサムライスピリッツで使っていたのは、主人公的なキャラクターである「覇王丸」や女性キャラクターの「ナコルル」を主に使っていた記憶がある。
「ナコルル可愛いよナコルル」となるのは、後年のことで、その当時は使いやすいキャラクターだと思った。アイヌ民族のことも、そこで初めて知った。SNK凄いよSNK。
まぁ、鈴木は非常に弱いのですが。

サムライスピリッツが当時斬新だったのは、ストリートファイター2に代表されるような、拳対拳の格闘(ストリートファイター2のバルログや、龍虎の拳のリー・パイロン、Mrビッグなどの例外もいるけど)というのが基本だった。
サムライスピリッツでは、それが武器対武器の格闘だったのが斬新だった。
音楽も好きで、ナコルルの音楽のテーマが好きだった。
アイヌ=ナコルルと結びつくぐらい、駄目な意味での影響を受けたいたと思う。

それから、大人になった今。
まさか新作が出るとは思わなかった。
実際にゲームをやっても、凄く面白かった。
最近は全くゲームをやらなかったのだが、いいゲームだと思った。
覇王丸の強斬りは健在だし、ナコルルは少しリアルになったけど可愛かった。

現在の、SNKに感謝するとともに、次回は龍虎の続編か餓狼の続編が凄くやりたいのだ。
期待していいのかはわからないが、ファンとしては期待したい。

次回テーマ「7月17日」

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