私はカナダの大学に留学し卒業いたしまして、現在は日本でサラリーマン7年目です。一生忘れられない人達に出会い、良い経験をすることができましたが、

ただこれ先に知っておけば、こんなに金と時間はかからなかった。

ということがたくさんありました。

私の場合、卒業までの間に300万くらいのコストと、2年くらいの時間をムダにしてしまいました。それは現地の大学の仕組みを理解していなかったり、準備期間や情報収集に時間をかけすぎたことが原因です。

無限に情報が溢れる現代では、情報収集のために長い時間と労力を費やしがちです。

それはもったいないです。

最小限のコストと時間でカナダの大学卒業しちゃいましょう。

これから留学を目指している方や、そのご両親へ向けた情報です。

目次

①カナダの大学の仕組みを把握しよう

②留学にかかる費用

③費用を減らす為の手段あれこれ

④現地大学卒業のメリット

⑤１次情報の集め方

⑥アジア人が数学得意と言われていた理由

という構成です。

①カナダの大学の仕組みを把握しよう

アメリカやカナダには　語学学校などのschoolと呼ばれるものや、college(日本でいう短大や専門学校などに相当)、そしてuniversity（大学、大学院）があります。

ここでは日本でいう4年生大学にフォーカスして仕組みを説明いたします。

カナダで大学を卒業する為には、日本と同じく約120単位（credit）が必要です。

※医学部など一部の学部を除く。

semester ＝学期

credit=単位

卒業する為には全部で40courses、つまり1年で10Coursesです。

1semester（１学期）で5course取る必要があります。

下記は一年の流れです。

SUMMER SEMESTERでは授業を取ることも可能ですが多くの生徒は、帰国したり、バイトしたりインターンをしたりしますので

1年で2semestersで授業を受けるのが大多数です。

卒業する為の条件は、

・120credits(40course)を修了する

なおかつ

・Requirements(必修科目)を修了する

です。

必修科目のことをRequirement Course とかRequired Subject とかRequisiteと言います。

そしてそのRequirement Courseを受講するために、前もって修了しておかないといけないコースを

Prerequisite(プレリクアスィット) Course とか　Prerequisite Subject

と言います。 

もし120creditsを取得しても、Requirementを修了していないと卒業の条件に満たないため卒業できません。追加でRequiment Coursesを受講する必要があります。Requiment を受講するために必要なprerequisiteも修了してないと、それも受講する必要が出てきます。同時に受講はできない場合がほとんどなので、2学期かかったりします。

学部を卒業するために必要なRequirementを把握すれば、次のセメスターでどの授業を受講するべきかが自然と見えてきます。

私の場合、これに気づいたのが3年目で、Requirementを修了していなかったために、120単位以上を履修する必要がありました。

日本のように入学の時点で学部を決断する必要はありませんが、2年目には学部を決めないと、後ほど余計な授業を受講することになります。

リサーチに必要な英単語

tuition 授業料

requisite 、requirement 必修科目

prerequisite 必修科目を受講するために必要なコース

course コース、授業

semester 学期

続く