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君にとっておきのサプライズを

たじくんはいつも突然だ。

急にいなくなったり

はたまた急に姿を現したり。

そんな彼はいつも「アイドル」だった。

Produce101Japan

もともとプデュが大好きな私。
何と見事に今までの1pickは全員ファイナル脱落
正直この番組はトラウマだった。
プデュあるあるの

「今回は推しできなそうだし軽く見るかも〜」

って2か月前の私は公言していたし本気でそう思っていた。

練習生のプロフィールが出るまでは。

私と田島将吾

2016年頃 King&Prince、Lovetune、SixTONES、SnowMan、TravisJapanがいたジャニーズJrは間違いなく黄金期だった。

昔からジャニオタをしている私はそんな彼らに夢中だった。そしてその中に田島将吾はいた。

当時の私の中の田島将吾のポジションは
日プでいう1pickと同じグループになった子。
みたいな感じ。

「近キョリ恋愛」というドラマに彼と推しが出ていて
クマのぬいぐるみを持った可愛い子だった。

見るからに優しそうでフワフワしてて
言ってみれば弱そうな男の子。
ファンも多くJrの中でも人気だった。

2016年 1月6日 彼は突然事務所を退所した。

Twitterが大荒れしたのを今でも覚えている。
本当に突然の出来事でショックを受けていた。
このとき私の中の彼の大きさを実感した気がする。

そして彼は16日後再び姿を現した。
「TASY」という『G-EYE』のリーダーとして。

「G-AGE」というグルーブ名に変わり、メンバー5人のうちの4人は元ジャニーズJrの子たちだった。

「なんで?どうして?」 「何があったの?」

待ちに待ったデビューはそんな声ばかりだった。

彼は「TASY」として歌っていた。
私の中での田島将吾とは別人だった。

しかし友達とG-AGEの現場にいったとき彼は何も変わっていなかった。クマのぬいぐるみを持って可愛らしい笑顔で笑っていた。

「あぁ たじくんはこれで良いんだな」

と本気で思っていた。

しかしG-AGEはわずか半年で解散した。

学業の両立が困難という理由でたじくんは脱退しているが、私はそんなの信じない。
今までずっと両立してやってきてたんだから。   

解散してすぐに事務所の社長が逮捕された。
容疑は「児童ポルノ」だった。

許せない。

彼が7年間続けた事務所を退所し初めてデビューしたグループは、半年で解散した。

そしてSNSを始め

「しばらく居なくなるけど心配しないで!」

のようなツイートを残して彼はまた居なくなった。

心の充電器たじです。

2年後、田島将吾はTwitterのトレンドにいた。

何が起こったのかと思った。

彼は再び現れた。

白金に近いハイトーン。
両耳に空いたピアス。

「心の充電器たじです。」

照れ笑いを交えながら彼はそういった。
昔と何も変わらない笑顔だった。

心臓が高鳴る音がした。

「2年間韓国の練習生をしていて、、」

??ええええええぇぇええ みたいな。
本当にこんな感じだった。
ただ1つ確かなことは
彼は変わらず「アイドル」を目指していた。
ということだ。

オンタクト評価の映像を見て私は泣いていた。

なんて切なくて強い歌詞なんだろう。

1分PRなんて変わったことをする子が大半で私もそれを楽しみにしていた。

そんな中で彼は1秒も無駄にせず自作曲を歌い上げた

ジングルベル歌い健気に祝って

過ごせた日々はもう遠い昔。

正直こんな歌詞は歌わせたくなかった。
アイドルにはクリスマスにカチューシャを付けて
健気に楽しく祝ってて欲しいんだ。

この瞬間私は決めた。

「田島将吾を絶対にデビューさせる。」と。

自作曲に出てきたコスモスという花の花言葉は
「調和」「謙虚」「乙女の純真」だった。
なんて彼にピッタリなのだろうか。

きっと彼をこの時初めて見た人は
こんな花言葉似合わないと思うだろう。

でも今は違う。確実に。

君は誰よりもコスモスが似合う練習生だ。

可愛い田島将吾

初回、どんな顔で登場してくるのか不安だった。
そんな不安をかき消すようなキラキラした笑顔で登場したたじくん。

あぁ、私はこれが見たかったんだ。

田島将吾の笑顔って世界一可愛いんだよ。

って全人類に伝えて回りたいほど大好きな笑顔を。

彼は2位の席に座った。
2位だから悔しくて喜んでないと思ってたのに
順位を知ったときに彼はガッツポーズをしていた。

なぜかこのとき私は思った。

「田島将吾を絶対に1位でデビューさせたい」と。

レベル分け評価。
私も正直ここまで凄いと思っていなかった。
Kフェニックスとしてのパフォーマンスは圧巻のものだった。

ゴリゴリの低音ラップかましたあとに名前呼ばれて倒れ込むとかそれはもう沼じゃん。

きっと国プがそう思っただろう。

「俺絶対呼ばれないと思ったもん」
そんな謙虚なたじくんが大好きだけど、私は100%呼ばれると確信してたよ。

1話放送後、Twitterのサジェストに

田島くん 可愛い って出てきたときは盛大にガッツポーズしたのを覚えている。

そうです。正解です。

田島将吾って死ぬほど可愛いんです。

最後の挑戦

たじくんはオンタクト評価のとき

「最後の挑戦全力で頑張ります!」と言っていた。

ここまで話してる通り彼は今まで「アイドル」だけを目指してここまでやってきた。

22歳なんてここからスタートなのに彼にとって今回が最後の挑戦なのだ。私は彼が言う「最後の挑戦」というものの重さを改めて考えて怖くなった。

田島将吾は今回デビューしなかったら確実に
再びいなくなってしまう。

そんな予感がした。

「推しは推せるときに推せ」

よくこんなこと言われるけれどその通りだ。
そしてProduce101japanという番組においての
応援は私たち国プの投票で表される。

応援の仕方なんて人それぞれだしお金をかけようがかけまいが推してることに何の変わりもない。
でもプデュにおいてはそれが通用しないのだ。
票が多ければデビューして少なかったら脱落する。

単純かつ残酷だ。

それでも私たちは投票しなければいけない。
1pickがいるならばその子に最後まで投票しないと絶対に後悔すると私は思う。

番組を通して見れば見るほど素敵な練習生ばかりで
101人全員でデビューしてって毎日思うけど
それでも私は田島将吾に投票する。

私の1pickは田島将吾だから。

負けは怖くない

田島将吾は日プで負けてばっかだ。

順位は万年2位。
グループ評価の無限大は敗北。
ラップでも全体ベネは取れなかった。

だけど田島将吾は常にかっこよかった。

いつもキラキラした目をして挑戦して
6PLANETS  ドス鯉倶楽部 共に
素敵なドラマとパフォーマンスを届けてくれた。

いつもいつも田島将吾はかっこよかった。
勝ち負けが全てじゃないと彼が証明してくれる。

そんな彼が1位になりたいと言った。

今度は私たちが証明する番だ。

田島将吾という人種

アイドルってなんだろう。

私の持論だがアイドルは1つの人種だと思っている。


綺麗なメイクをして

かっこいい素敵な衣装を着て

キラキラしながら歌って踊る。

なんて素敵な職業なんだろう。

一方でどれだけ辛い職業なんだろうとも思う。

体型管理。誹謗中傷。多くのことを求められスキャンダルも許されない。

そんなの辞めてしまいたい!!って絶対思うはずなのに続けてくれるアイドルはもはや別の人種だ。

そして田島将吾は何年間も「アイドル」だけを目指している。

何回も辞めるタイミングはあって、私たちが想像できないほど辛いことばっかりだったと思う。

そんな中で未だにアイドルを目指してくれている彼をデビューさせない理由があるだろうか。

私はとっておきのサプライズがしたい。

6月13日

1番上の席のフカフカの椅子に座って

いつもの笑顔で笑ってくれると信じて。

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