小杉卓正 / スポーツマーケター

NJ→東京在住の元野球選手でブランド戦略担当のスポーツマーケター。大阪とNYで少年野球…

小杉卓正 / スポーツマーケター

NJ→東京在住の元野球選手でブランド戦略担当のスポーツマーケター。大阪とNYで少年野球のコーチ。東京と米国でスポーツマーケティングやアスリートのセカンドキャリアについて登壇。記事などは個人の意見です

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オリンピズムとオリンピック・ムーブメントと私の役割と想い

東京2020の延期発表から約1週間、東京大会に向けて想いを綴りました。 私がオリンピックを強く意識したのは、野球選手として高校・大学と7年間一緒にプレーするチームメイトが日本代表入りし、2000年 シドニーオリンピックに出場したこと。その後、オリンピック出場を目指した4年後の2004年 アテネ大会は、片手すら届かなかった。 北京大会が終わってすぐの2008年10月から8年間、オリンピック・パラリンピックマーケティングを担当。2013年後半からの3年間は、東京大会プロジェク

    • オリンピックビールスポンサー発表 Corona CeroノンアルビールがIOCのオリンピック公式グローバルビールに Michelob Ultraビールがロス2028大会公式ビールに https://olympics.com/ioc/news/international-olympic-committee-and-ab-inbev-announce-worldwide-olympic-partnership https://la28.org/en/newsroom/Official-Beer-Sponsor.html

      • 2020年度 取材対応まとめ

        2020年度に受けた取材記事のまとめnote 宣伝会議Half Time Magazine 三菱総合研究所「引退アスリートのキャリア成功の鍵」ビジネス界で活躍している元アスリートを紹介 スポーツスポンサーシップジャーナル「アフターコロナにおけるスポンサーシップの形、パナソニックが米国で五輪アスリートと共に行う社会貢献」

        • 米国在住スポーツマーケターが好きな7つの米国スタジアム

          noteで #好きなスタジアム のお題企画が立ち上がったので、米国在住スポーツマーケターとして、今まで訪問した米国スタジアム・アリーナ視察メモを残します。 頑張って7つに絞りましたので、お付き合いください。 1. リーバイス・スタジアム2013年9月7日に東京オリンピックが決まり、ソチオリンピックが終わって2014年4月に東京へ引っ越し、東京オリンピックPJ初期メンバーとして検討するにあたり、新国立を世界中の人から愛されるスタジアムにしたい、と思った。 そのためには世界

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          米国在住スポーツマーケターが3年間で行った3つの米国ゴルフ観戦

          松山英樹選手がアジア人初の偉業!2021年オーガスタで行われたマスターズを制覇!!それに伴い始まった、noteの #ゴルフを語ろう お題企画に参加してみることにした。 日本で自社の冠ツアーなどを観てきたスポーツマーケターの私が、アメリカ・ニュージャージー州に引越して以来、3年連続3度の米国ゴルフ観戦・視察機会があったので、スポーツマーケター視点で観戦メモを共有します。 2017年 プレジデンツカップ 初めての米国ゴルフツアー観戦は2017年、2年に一度(アメリカ大陸では4

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          野球人生の分岐点となった大学時代に私がインスパイアを受けた3人の野球人 - Who Inspires You -

          小学校から社会人までの20年間が私の野球選手人生 スポーツが、野球が、野球を通じて知り合った人からいただいた沢山のもの 人生の分岐点となった大学時代にインスパイアを受けた3人の話をします 東北福祉大学という野球の名門大学に入学した和歌山の公立高校出身の私 入学前に行われた練習体験から度肝を抜かれた 毎年、数名のプロ野球選手を輩出する大学の練習に圧倒されたのだ 練習体験に来ている同級生も、甲子園常連校の選手、一緒にキャッチボールをした選手は大学には入学せず、プロ入り

          野球人生の分岐点となった大学時代に私がインスパイアを受けた3人の野球人 - Who Inspires You -

          手打ち野球とベースボール5

          皆さん、ベースボール5をご存知でしょうか? 現在、WBSC(世界野球ソフトボール連盟)で働いている友人から連絡を頂き、お互いに近況共有した際に初めて聞きました。 ベースボール5は、いわゆる「手打ち野球」で、世界的な普及を目的とした5人制の男女混合競技。 ボール1つ、簡易な設営でできる、野球・ソフトボールの課題とされてきた部分を補完した競技で、将来的にオリンピック競技採用を目指す。ブエノスアイレス・ユースオリンピックでは、ショウケースとして実施され、ダカール・ユースオリンピ

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          レックス・ジレット選手(パラ陸上・ロングジャンプ)の紹介

          今年1月に発表して以来、共に活動をしているのアスリートの皆さん、以前に、國米櫻選手の紹介、ケイティ・レデッキー選手の紹介をしましたので、今回は、レックス・ジレット選手を紹介したいと思います。 レックス・ジレット選手は、パラ陸上で活躍する視覚障がいを持つアスリートで、ロングジャンプで世界記録を樹立したトップアスリートです。 パラリンピックでは、アテネ2004、北京2008、ロンドン2012、リオ2016で4つの銀メダルを獲得の35才。現在は、東京パラリンピックを目指して練習

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          読書メモ「普通の人のためのSNSの教科書」を読んで学んだこと

          noteプロデューサー/ブロガーの徳力基彦さんの著書『自分の名前で仕事が広がる「普通」の人のためのSNSの教科書』を読み終えたので、私が気になった部分のみ、読書メモとしてnoteに残します。 なお、noteイベントで書籍の出版記念オンラインイベントに参加しましたので、イベントメモも書いてます。 ぼくらの目的は、SNS発信を使って、仕事で成功することだ。 匿名で違うキャラを作るのではなく、実名で、リアルの延長上のコミュニケーションをしよう。 から始まる書籍。 まずは、プ

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          ロスオリンピック・パラリンピックのエンブレム発表

          2020年9月1日、ロス28大会組織委員会が、LA28エンブレムを発表した。 ダイバーシティで、クリエイティビティのある、ロスならではのエンブレム、LA28のAの文字をクリエイターやパートナーが制作できるようになっている。素晴らしい! デジタル時代に対応した初の変化するエンブレムで、まずは26通りのロゴがお披露目されたのが、こちら その翌日には、LA28のパートナーであるNBCが早速、NBC版LA28エンブレムを制作・活用している。そのエンブレムはこちら そして、我ら

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          米国初のオリンピックミュージアム・グランドオープン!

          2020年7月30日、米国初のオリンピックミュージアム、米国オリンピック&パラリンピックミュージアム(USOPM)がグランドオープンした。 アメリカに来て間もなく携わって約3年半、USOPM完成は感慨深い。 欲を言えば、コロナ禍でなければ、グランドオープニングイベントにも出席していたはずだったが、まあ、落ち着いたらゆっくり観に行こうと思う。 私としては「オリンピックミュージアム」には、米国のオリンピックミュージアムのみならず、少し思いがあるので、2010年くらいからのオ

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          HALF TIMEマガジンから取材を受けました

          HALF TIMEさんが運営するスポーツビジネスの専門メディア「HALF TIMEマガジン」で、北米でのスポーツマーケティングについてインタビューをしていただき、連載企画として掲載していただきました。 ライターの田邊さんが素晴らしく、良い記事にしていただきました!ありがとうございました! 「A Better Life, A Better World」をスポーツの力で。米国でのBtoBシフトで浮かび上がった、ミレニアル世代の重要性 「グローバルで若い世代の心を掴む」 Te

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          イベントメモ「ぼくらのスポーツ」

          HALF TIME主催 トップアスリートによるオンライントークセッション「ぼくらのスポーツ」に参加しましたので、一番気になったテーマ「デュアルキャリア」についてイベントメモを残します。 登壇者は、凄いアスリートの面々です。 野村忠宏さん 柔道 男子60キロ級 オリンピック3連覇  北島康介さん 競泳 男子平泳ぎ オリンピック2冠  太田雄貴さん フェンシング 北京オリンピック個人フルーレ銀メダル 竹下佳江さん バレーボール 女子 ロンドンオリンピック銅メダル  大畑大介さ

          イベントメモ「ぼくらのスポーツ」

          イベントメモ『「普通」の人のSNSやnoteのつづけ方』

          徳力基彦さんの書籍『「普通」の人のためのSNSの教科書』の出版記念オンラインイベントに参加しましたので、初のイベントメモとして残します。 下記は徳力さんの試し読み用note あと、徳力さんのnote 書籍のあとがきが良い! さて、オンライン出版イベントについてですが、内容は米国に本が届いてからじっくり読もうと思いますので、ここでは心に留まった点のみコメントします。 まず、徳力さんはこのオンラインイベントを、人と人を繋げるネットワーキングにされている点が素晴らしい!

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          書籍「アスリートxブランド」を読んで

          スポーツマーケティングを志す方、アスリートと接するマーケターには是非、読んで欲しい一冊です。出来るだけ多くの皆さんに手に取っていただき、私も含めてこの書籍に共感された皆さんと共に、これからの日本のスポーツ界を盛り上げていきたいと思います。 この書籍には「アスリート」と「シーン」という言葉が何度も登場します。 「アスリート」はもちろんスポーツ選手です。そして、 「シーン」は、プレーヤーや仕掛け人、スタッフたちが中心となり、文化や価値観を醸成、発展させていく場 と定義されてい

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          STEAM教育とケイティ・レデッキー

          みなさん、STEAM教育ってご存知でしょうか?STEM教育なら聞いてことがあると言う方もいるんじゃないでしょうか? そして、米国スポーツ界にSTEAM教育に携わる #すごい選手がいるんです これからの時代に必要な教育手法だと思いますので、すこしご紹介します。 STEM教育とSTEAM教育STEMは、科学(Science)、技術(Technology)、工学(Engineering)、数学(Mathematics)の英単語の頭文字をとった略語。 STEMに、芸術(Ar

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