自分の意見で生きていこう――「正解のない問題」に答えを出せる4つのステップ



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私見ターゲット読者:概ねどんな方でも
おすすめの読書時間帯:朝
完読の必須度:比較的高いけど途中流し読みしてもok
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10-15年前くらいだっただろうか。ネット上に突如として現れた謎の才女ちきりん。その圧倒的な文才と思考力に魅了され、「そんじゃーね!」の文末で終える彼女のほぼ全てのエントリーを読み込んでいた記憶がある。(そして当時、内田樹さんもキレッキレで同じく読み込んでいた)

その後しばらくブログやTwiterなど彼女の発信からは遠のいていたのだが、知人が薦めているのを見かけてKindleでサッと読んでみた。相変わらず面白い。しかもこれまでに2冊(?)の本を出していて、これが三部作の最後ということらしい。

主張はとってもシンプルで、自分なりにじっくり考えて自分の意見を持とうという内容。当たり前と言えば当たり前なのだが、今のSNS時代、世の中の多くは「意見ではなく反応」に支配されていて、反応とは「自分のポジションを明らかにしないリアクション全般」のことを指すとちきりんは指摘している。反応は誰でもできるし、考えなくてもできる。けれど意見は自分の頭で考えないと出てこない。それが彼女の主張。

思考することや自らの意見を持つことに対して個人的にはあまり難儀を感じることはないけれど、とはいえ相変わらず圧倒的な文才と思考力を見せつけられ、もっと見識を広め思考しなくてはと鼓舞された。

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