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ペットの現状について調べてみた

昨日、自分のミッション(成し遂げたいこと)について考えた結果、その1つとして、「捨てられてしまうペットをなくしたい」ということが思いつきました。ただ、この問題については、ずっと目を背けてきたので全く知識がありません。なので、捨てられてしまうペットの数や、その原因などを調べてみることから始めることにした。

現状を知る

2017年(平成29年)、犬猫の保健所での引き取り数は、100,631匹で、そのうち43,227匹が殺処分されたと、環境省から発表されたそうです。この数字を見るだけでも、多くの犬猫が、現在も殺処分されていることが分かります。ただ、殺処分の数字は10年前と比べると約25万匹も減少しており、全国の自治体や団体、企業の取り組みの成果だとも言えます。では、このまま順調に減っていくのかというと、そうでもないようで、殺処分を減らすほど、それだけの数の引き受け先も必要になり、保護施設も人員や資金不足なのが現状です。やはり、捨てられたりして保健所に引き取られる数を減らしていかなければ、根本的な解決にはならいようです。

まず、殺処分される数について知ったとき、正直イメージが湧きませんでした。4万匹という数字は、頭の中で想像できず、とにかく多いということした考えられませんでした。しかし、単純計算すると、1日100匹以上が殺処分されていることになります。こうやって考えると、ぐっと身近に感じます。悪い例えですが、映画「101匹わんちゃん」に出てくる犬の数が毎日殺処分されてしまうということです。何気なく過ごしていた日々の裏で、こんなことが行われているのです。知らないということも、残酷なことだと思いました。

また、捨ててしまう飼い主の問題以外にも、野外での繁殖による増加という問題があることを知りました。野良猫を見かけると、可愛いなという感覚だけでしたが、実はそこにも大きな問題があったのです。殺処分だけでなく、自動車に轢かれてしまい、命を落とす猫もたくさんいるのです。これも殺処分同様に防がなくてはいけないことです。

捨てられてしまったペットを保護する活動で、殺処分を減らすことと、保健所に引き取られる数を減らす活動の両面からアプローチしなければなりません。つまり、目の前の命と、未来の命の両方を救う活動が必要になります。私は、これからペットを飼おうとしている人たちに、ちゃんと知識をつけてもらい、捨てられるペットを減らす活動をしたいと思いました。そのために、保護活動をはじめとして、しつけの知識をつけるためのセミナーにも行ってみようと思います。


ほんの少しですが、現状を知ることが出来ました。ただ、それだけではいけません。知ったうえで、どう行動するかが大切です。今後もnoteで、少しずつでもいいので、皆様にも伝わるように発信をしていきます。

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