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トイレの扉

函館のジャズスポットBOP-バップ。

ニューヨークから里帰りした
若き日のジャズピアニスト秋吉敏子が、
サインしたートイレの扉がある。

トイレの扉  若き秋吉敏子         2003

さらにジョン・コルトレーン直筆のサイン入り写真も。

ジョン・コルトレーン サインが薄れている     2006



東京公演の楽屋に、店主・松浦善治さんが
きびしい警備を突破してもぐりこみ、
ぽつねんと座っていた巨匠に書いてもらったのだ

翌年、コルトレーンは世を去った。

BOPファンがつどう          右が店主・松浦善治さん      2018

全国のジャズファンとプレイヤーの血をさわがせた
BOPは、火事で焼けだされた

ファンの後押しで別なところで再開し、半世紀の時をきざむ

二人のサインはいずれも火からのがれ、
今でも拝むことができるのだ

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