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ちょっとした挑戦

久しぶりに資格取得に向けた勉強をはじめている。

「第二種電気工事士」

電気工事を行う際に必要な資格で、国家資格でもある。
具体的には、屋内の配線や照明の工事、コンセントの設置や交換、エアコン設置
工事など600V以下で受電する設備の電気工事が行えるのだ。

家のリフォームやDIYなどで、電気設備の設置や簡単な工事もできるように
なる資格で、特別な要件もなく誰でも試験の受講が可能。

資格取得の目的としては・・・
一つは、知識充足。約1年前に社内人事異動にて、設備系を管理する部署へ異動となった。取引先とのコミュニケーションも難しく、少しでも知識を身につけて
改善したいという思いからだ。

二つ目は、やましい欲求。
単純に家庭内でヒーローになりたかったから。
電気工具を使ってDIYしたり、壊れたものを直したり。そんなことが出来る父親
ってカッコいいって思うわけで。
それ以下でもそれ以上でもない。

まあ、そんな感じなのだが、とにかく持っておいて損はない資格だと思う。
人間生きていく上で「電気」は必要不可欠なもの。
そこに対しての知識を持っておくだけでも、いざという時に役立つはずだ。

実際に勉強を進めているのだが。。。
思っている以上に難しい。

数学の知識も必要で、これまでに習ってきた小さい頃の算数や数学の知識を
思い返しながら四苦八苦する毎日。

完全独学での合格を目指しているが、正直テキストを読むだけでは
全く意味が分からないことだらけ。

you tubeでの動画解説などを見ながら理解に努めているが
中々前に進んでいる実感が湧かずに、楽しく勉強できてないってのが本音だ。

でも、普段何気なく見過ごしてた光景が、少し変わってきたりもした。

「コンセントや電気のスイッチなど。どんな風に取り付けているのかな?
この電気はどこから持ってきてるのか?」とか。

「この設備はテキストに書いてあったやつだ」とか。

あと、コーナンに行く機会が増えた。何をするわけでもないんだけど
工具類が売られているフロアで試験に必要になる工具を見たり。
何に使うかも分かっていないんだけど、色んな工具が欲しくなったり。

電気工事士の資格取得勉強をはじめたことによって
これまでの人生で全く興味がなかった世界が少し開かれたように感じる。

いわば、専門性のスキルであり、職人スキルとも言える。

こんな世界もあったんだと、純粋に次から次へとドンドン好奇心が湧いてくる。

うん、純粋に楽しい。

こんな風に、世の中には自分が知らないだけで、素晴らしい世界が無数に
広がっているんだと思う。

その世界を見るには、まずは「興味」を持つことが一番。

そして、興味を持つ為には受け身ではなくて、何事も自分で積極的に
行動を起こしていく必要があるんだと思う。

待っていても、何も変わらない。
自分が動くからこそ色んなものが視界に入ってきて、興味が生まれてくるんだな。

「知らないことを知る」ってめっちゃ大変なんだけど、やり続けていると
「知る」ってことが楽しくなる瞬間がきっと訪れる。

そこまで我慢してやり続けられるかだけ。

とりあえず、半年後には第二種電気工事士の資格が取得できるように
頑張ってみようかな。



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