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時間よ止まれ

娘と久しぶりのデート。

基本インドアな娘を家から引っ張り出すのには一苦労。映画クレヨンしんちゃんを餌にデートの権利を得る事ができた。

2人きりの娘は家で家族3人でいる時とはどこかが違う。

パパの事を素直に「スキ」と言ってくれる。

家ではボロくそパパの事を言ってくるのに、このギャップは一体なんなのだろうか。

デート中の娘は終始ご機嫌。
私としても有意義な娘との時間を過ごす事ができた。

家に帰って、そこにママが加わると状況は一転。娘の中での優先順位はママがダントツ1位でパパの序列はダントツ最下位。

パパがママに悪い事しようものなら、全力でママを守る娘。それはそれで可愛いのだが。。。

娘も娘なりに考えて、立ち振る舞っているんだろうな。「家でパパばかり優しくしたらママが可哀想」そんな事を言っていたのを思い出した。

デートの時はママに気を遣わなくていい。
だから、思いっきりパパに甘えられる。

そんな心理が働いているのかもしれない。

いつまでも小さいままの娘じゃないんだな。

子供の成長はびっくりするぐらい早い。
ぼーっとしていたら、自分の知っていた娘は既にいなくなっているだろう。

あぁ、いつまで娘とデートできるのかな。

このまま時間が止まってしまったらいいのにな。

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