すーじー/鈴井孝史|聴き合う学校

先生たちの悩みや葛藤にオンライン対話で寄り添う傾聴サービス「聴き合う学校」を始めます。…

すーじー/鈴井孝史|聴き合う学校

先生たちの悩みや葛藤にオンライン対話で寄り添う傾聴サービス「聴き合う学校」を始めます。/12歳と9歳の娘の父親であり、教育系のライターとして活動しています。/どんな環境に生まれ育った子どもでも、豊かにのびのびと学べる社会をつくりたい。/静岡出身・東京都品川在住。

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「聴き合う学校」始まります

こんにちは。すーじー/鈴井孝史と申します。この記事では「聴き合う学校」という新しいサービスについて紹介します。 こんなことありませんか?毎日が忙しく過ぎてしまい、自分自身をふりかえる余裕が無い。でも、ふりかえりの時間をとりたい。 一緒に働く先生たちとゆっくり話す時間やきっかけが無い。でもそんな対話のきっかけを見つけたい。 今の自分では何かが足りないとモヤモヤを抱えている。このモヤモヤを何とか整理したい。 そんなあなたの話を聴かせてください。しっかりとお聴きします。私た

    • 高校生・大学生の成長と変化にフォーカスし続けるために。「1on1 college」が進む道

      今、日本の大人たちの中では、1on1やコーチングが活発に行われている。従業員エンゲージメントという文脈でも、個人のキャリア形成という文脈でも、それらに触れる大人は増えている。では、大人になる手前の年代はどうだろうか。人生の選択肢を認識できているだろうか。自分の強みや弱み、好きや嫌いが言語化できているだろうか。実はこの年代にこそ、しっかり自分と向き合い言語化する、良質な時間が必要ではないだろうか。 高校生・大学生年代に、無償で1on1を提供し続ける「1on1 college」

      • 校内の教員インタビューから色々な会話が始まる。年代や役割を越えたつながりの芽生え。

        今回、関西地方のとある公立小学校にお勤めの先生(Hさん)にお話を聞きました。子育てに伴う退職を経てから現場に戻り、ご本人ならではの関わり方を試してみるなかで、新たな気づきがあったようです。 「異世界につながる住人」を意識してみたら-現在の働き方やご担当などについて教えていただけますか? 以前は常勤の教員として公立・私立中学校に勤めていましたが、子育ての関係で一度退職し、少し余裕の出てきた今年、公立小学校の非常勤講師として現場に戻りました。担当としては、3年生から5年生の外国

        • 「聴き合う学校」のロゴができました

          こんにちは。すーじー/鈴井孝史です。今日は大切なご報告があります。 「聴き合う学校」のロゴができました。 制作をお願いをしたのは、教育メディアコミュニティ「先生の学校」などを運営する株式会社スマイルバトン(代表:三原 菜央さん)。私自身もライターとして関わらせていただいています。 デザインを担当してくださったのは、デザイナーの「しばさん」こと芝田陽介さん。(ちなみに最近プロフィールに使っている写真も、しばさん撮影) 打合せでは、「聴き合う学校」に込めた想いや、つくりだ

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          これから大切にしていきたい「SEEラーニング」日本での広がりに思いを馳せて

          こんにちは。読みに来ていただき、ありがとうございます。「SEEラーニング」という教育プログラムについて、2日間のワークショップに参加して体験してきました。この記事ではその概要や重要な点について、私なりにご紹介したいと思います。日本ではこれから広がっていく段階で、とても大切な考え方になる予感がしています。 今回参加したワークショップはこちら↓ SEEラーニングとは。その成り立ちからSEEは、Social,Emotional and Ethical Learning、社会的・

          これから大切にしていきたい「SEEラーニング」日本での広がりに思いを馳せて

          変化は、耳を傾けることから

          この記事は、とある勉強会で私が発表した内容を掲載します。 テーマは「変化は、耳を傾けることから」です。 私が最近考えていることを、なるべくかみ砕いた言葉で表現しています。 変化の激しい時代と言われるなかで「変化しないとついていけない」と繰り返し言われる現代社会において、「変わらなければ。でもどこから始めたら…」と思うことがあると思います。私は「変化は、耳を傾けることから」と考えています。 なぜ、耳を傾けること=聴くことが大切なのか 人は、話を聴いてもらえないと、相手の話

          変化は、耳を傾けることから

          2人の娘をもつ父親が、今、教育現場に対してできること

          この記事では、2人の娘を持つ父親として、教育現場に対して何ができるだろうかということを考え続けてきて、現時点のひとつの仮説をお示ししたいと思います。最後まで読んでいただければ嬉しいです。 はじめに先生たちの悩みや葛藤にオンライン対話で寄り添う傾聴サービス「聴き合う学校」を始めました。ちょっとでも気になる方はぜひお読みください☟ 自己紹介まずは自己紹介から。私自身は1979年静岡県静岡市生まれ。親の影響か、子どもの時から社会課題への関心がありました。大学卒業後、有機野菜など

          2人の娘をもつ父親が、今、教育現場に対してできること

          会いに行けるセンセイのざたんとVoicy対談!共通点を見つけました!

          会いに行けるセンセイとして活動しているのざたんと、Voicyで対談させていただきました。のざたんがとっても引き出し上手で、それこそ「聴き上手」だったので、ゆっくりじっくりお話することができました。 対談後ふりかえってみると、お互いの活動の共通点をすごく感じたので、少し紹介したいと思います。 「学校の外側でフラットに対話できる」のざたんは、現役教員でありながら、学校の外に出向き、学校の外とたくさん接点を持ち、社会の多様な人(他校の生徒、保護者、社会人等)とフラットに対話する

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          2023年もありがたいことに、インタビューと執筆の機会をいただきました。

          2023年もあとわずか。今年も色々な方のインタビュー記事の執筆をさせていただきました。どの方もとてもユニークで、インタビュー音源を聴くことから楽しませていただきました。それが記事になって世に出るのは本当に嬉しいこと。ここで振り返ってみたいと思います。 勝ったらうれしい、負けても楽しい。オーダーメイドするような感覚で誰もが楽しめるスポーツを創る「ゆるスポーツ」一般社団法人世界ゆるスポーツ協会 事務局長 萩原拓也さん ひとこと感想。サイトを見ているだけでも楽しい、世界ゆるスポ

          2023年もありがたいことに、インタビューと執筆の機会をいただきました。

          「まず、ちゃんと聴く。」の著者・櫻井将さんの話を、まず、ちゃんと聴く会。

          「まず、ちゃんと聴く。」の刊行を記念したトークイベントが、11月16日、代官山蔦屋書店で行われました。著者・櫻井将さんの話を、エール株式会社の取締役であり、「刊行に寄せて」を書かれた篠田真貴子さんが引き出していくという対談形式で行われました。このnoteでは、会場で参加した私にとって特に印象的だった部分を、独断と偏見で選び、ご紹介します。 執筆の原動力は、受けとったものをちゃんと形にして恩返ししたい対談の序盤、この本の執筆にかかった時間とエネルギーについて篠田さんから問いか

          「まず、ちゃんと聴く。」の著者・櫻井将さんの話を、まず、ちゃんと聴く会。

          自分で考えて行動できる。そのために宿題をやめた|ある公立小学校のとりくみ

          先生をしている人にインタビューさせていただくシリーズを始めた。 今回、東北地方のとある公立小学校の校長先生にインタビューさせていただいた。その学校は創立100年を超え、地域のなかでも中心にある、大きな学校。生徒数は500名超、教職員は50名弱。この学校では、23年4月から「宿題をやめた」のだという。どんな目的で宿題をやめて、半年経って何が見えてきているのか。校長先生にお話を聞いた。 (都合により固有名詞を使わない記事となっています) 人は、自分で選んで自分で決めた時に、本

          自分で考えて行動できる。そのために宿題をやめた|ある公立小学校のとりくみ

          先生をしている、あの人の声を聴こう

          知り合いの中に学校の先生はいますか? 学校に勤めていない人、学校と仕事上で接点のない人は、例えば、保護者という立場がなければ、学校やその中の人との接点は、ほとんど無いのではないだろうか。保護者だとしても、よほど積極的に関わろうとしないかぎり、限られた側面しか知ることはないだろう。そうだとすると学校に対して、報道されているようなネガティブなイメージばかりが感じられ、ごく限られた情報だけで、全てを印象付けてしまうようなことになるのではないだろうか。 今回私は、縁あって、ある地方

          先生をしている、あの人の声を聴こう

          先生に、「聴かれる」体験を。活動レポート23年7月~10月

          こんにちは、すーじー/鈴井孝史です。いつもありがとうございます。 今私は『先生に、「聴かれる」体験を。』と称して、学校の先生向けに、聴かれる体験を提供するサービスを立ち上げようとしています。7月にベータ版を発表して3か月。成果と課題がクリアになってきましたので、中間報告的に、見えてきたことをこの場で共有させていただきます。 告知開始から広報のご支援までアイデアを練る段階でも30名以上の方に個別にお話を伺ったりしましたが、モニター募集を始める段階でもたくさんの方に「がんばって

          先生に、「聴かれる」体験を。活動レポート23年7月~10月

          【登壇します!参加者募集】10/25(水)12:05-12:55オンライン無料 一般社団法人21世紀学び研究所主催の勉強会で、お話させていただきます。 テーマは「誰かが決めるのではなく、自分で決める」。 ぜひお気軽にお越しください!https://peatix.com/event/3733924

          【登壇します!参加者募集】10/25(水)12:05-12:55オンライン無料 一般社団法人21世紀学び研究所主催の勉強会で、お話させていただきます。 テーマは「誰かが決めるのではなく、自分で決める」。 ぜひお気軽にお越しください!https://peatix.com/event/3733924

          先生に「聴かれる」体験を。秋モニター募集します!

          こんにちは。すーじー/鈴井孝史と申します。私は、学校の先生向けに「聴かれる」体験を提供するサービスを始めます。ということを先日宣言いたしました。次のような課題を感じている先生に利用していただきたいと思っています。 忙しい毎日でも、しっかり振り返りの時間を取りたい 一緒に働く先生方とゆっくり話す時間やきっかけがないけど、何かきっかけを見つけたい 今の自分では何かが足りないとモヤモヤするけど、モヤモヤを整理したい そんな課題を感じている先生に寄り添いたい。そう考えてこのサ

          先生に「聴かれる」体験を。秋モニター募集します!

          先生に聴かれる体験を、とモニターへ提供開始して一か月。「自然体で、気負わず話ができた」とか「対話の相手がいるからこそ、今話したいことを話せた」といった高評価をいただいています。全4回で残り1、2回。終了後は全体的なフィードバックもいただきます。楽しみとドキドキがあります。

          先生に聴かれる体験を、とモニターへ提供開始して一か月。「自然体で、気負わず話ができた」とか「対話の相手がいるからこそ、今話したいことを話せた」といった高評価をいただいています。全4回で残り1、2回。終了後は全体的なフィードバックもいただきます。楽しみとドキドキがあります。