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takaさんぽ【番外編】~世界遺産検定1級編~

■はじめに

 今年の7月に行われた世界遺産検定において、世界遺産検定マイスターに合格させていただきました。今回、合格に至るまでに多くの方に応援していただいたこともあり、お返しの意味を込めてこれまで自分がやってきた学習についてご紹介できればと思います。そしてこの内容が少しでもこれから受験される方の一助となれば嬉しいです。

■世界遺産検定とは

 『人類共通の宝物』である世界遺産を通じて、世界の文化や自然といったものの多様性を学び世界遺産の保護や保全はもちろん、世界の平和や持続可能な社会の発展に貢献できる人材を育成することを目指した資格です。

■今回の内容について

 今回は、マイスター試験ではなくその一つ手前の世界遺産検定1級についてお話しさせていただきたいと思います。個人差はあるかと思いますが、私個人としては、この1級の勉強が辛かったので今更ですが、その苦労を吐き出させて下さい(笑)

■テキストを用意しよう!

 2級を合格して受験されると思うので、詳しい説明は割愛しますが1級にもテキスト、とういうか辞典があります。
基本的には、その辞典と公式過去問をベースに学習しました。読みごたえはかなりあり、覚悟して読んだ記憶があります(笑)
私の場合は、上下巻とも一通り太字にラインマーカーしがら読みました。

1級公式テキスト
とりあえず読んでみましょう!

自分なりにノートに要点をまとめてました。

■インプットのあとはアウトプット

 一通り読んだら次は過去問をひたすら解いて、自分の理解度や学習した項目の確認作業です!
 過去問はある程度最近のものであれば、書店にありますが古いものはなかなか手に入らなかったのでフリマアプリやネットショップを活用しました!

今回は7年分やってみました!
間違えた箇所に付箋貼ったらこんな感じに(汚い…)
間違えたところや、迷ったところは必ず復習

■オリジナル教材の作成

1級受験において、自分なりに工夫した点をご紹介します。

  • オリジナルの穴埋め問題

  • 世界遺産暗記クイズカード

  • 解答用紙

オリジナルの穴埋め問題

 これについては、他にもやられている方もいるとは思いますが自分なりに作ってみました。
 内容は個人的に絶対落とせないと思っていた、『日本の世界遺産』、『基礎知識』、『コラム』の3つです。過去問解くとテキストのコラムから出題される問題も多いので大事な得点源になりますよ!

日本の世界遺産
コラム

世界遺産暗記クイズカード

 いわゆる暗記カードにテキストの重要語句やキーワードを書いて裏面に答えの世界遺産を書いたものです。電車通勤でしたので、通勤時間にサクッとできる方法がないか考えた結果辿り着きました(テキスト持って歩くには重いので…(笑))
 さすがに全ての世界遺産のカードは作れないので最近のニュースから出そうな世界遺産や過去問で出来なかったところなどを中心に作りました。

作ってる時が一番楽しかった(笑)

解答用紙

 これは、直接試験には関係ありませんが解答用紙も作ってました。最初はノートに書いていたのですが、最初に問題番号書くのが面倒だったのとノートに書いたあとが汚いのにイライラしたので(笑)
 結果的に解答後の分析や採点もスムーズに行えたので個人的には良かったです。

キ:基礎知識 他:時事問題 日:日本の世界遺産 セ:世界の世界遺産

■時事問題

 これは、どの級でも共通かもしれませんが時事問題からの出題もあるため、日ごろから世界遺産関係や国際関係のニュースに目を通しておくといいですよ。
 私が受験した際も『日中国交正常化50周年』など受験の年が国際的な出来事の節目の年になる場合があります。そういう視点からも出題される可能性が高いですね。(出題する側も何もない中で問題を考えるの大変でしょうからね。)

時事問題も問題作ってましたね

■最後に

 ここまで読んでいただき、ありがとうございました。最後に言いたいのは、『楽しんで勉強しましょう』です。1級の勉強は覚えることが沢山ありますし、内容も難しい。だからこそ、『自分の興味がある国』、『興味のある遺産』、『行ってみたい国』など自分で好きなジャンルや順番から取り組むことをオススメします。
 おそらく1級を受験されようとお思いの方は、きっと世界遺産が好きな方やもっと知りたいと思う方が多いはず!その気持ちを受験勉強でなくしてしまっては勿体無いです!
 現に私も1級受験の時は一旦、世界遺産とは関係ない本を読んだり、ゲームをやったり息抜きしながら勉強していました。
 なかなか、大変かと思いますがどうか”楽しんで”乗り切って下さい。そしてこの情報が少しでもお役に立てればと思います。

その他ご質問等があれば聞いて下さい!微力ながら協力いたします!

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