無料で複数の宛先へ個別に一斉送信する方法(広告表示もされません)
仕事で異動の挨拶や展示会のフォローメールなど、個人の名前でEXCELなどでリストにしたアドレスに一斉に送信する方法を知っていたら、よくないですか?しかも、無料です。だいたい、無料の場合は広告が入りますが、紹介する方法では広告も入りません。
早速テスト配信してみましょう。
その方法とは、Thunderbirdというフリーのメール配信ソフトとアドオンを使います。
最初に、Thunderbird(サンダーバード)というフリーのメールソフトをダウンロードしましょう。
https://www.thunderbird.net/ja/
インストールしたら、メールアドレスを設定します。
https://support.mozilla.org/ja/kb/manual-account-configuration
メールの送信テストをして問題がなければ、【Mail Merge】というアドオンをインストールします。まずは、Thunderbirdを起動し、[ツール] – [アドオン]からアドオンマネージャーを開きます。
メニューから[拡張機能]を選び、右上の検索ボックスに【Mail Merge】と入力してください。検索結果に表示された【Mail Merge】の[インストール]をクリックしてください。再起動をかけたら、インストール完了です。
次に配信したいアドレスをcsvのリストを用意します。一行目に「名前」「メールアドレス」という文字列を入力します。Thunderbirdでメール作成時に[変数]として使用するためです。フィールド名は日本語でもOKです。
そしたら、保存は【UTF-8】形式で保存してください。これで準備は完了。
新規メールを作成します。宛名をリストに記載した名前を挿入することができます。
CSVファイルの【フィールド名】を[変数]として使用できるのです。[変数]は{{フィールド名}}と記入して使用します。例えば、{{名前}}という感じです。宛先には
{{メールアドレス}}としてください。
では、メールを送信してみましょう。
[送信]-[Mail Merge]をクリックします。設定画面が出ますので、下記のように設定してください。
・メッセージ
ソース:CSV
配信モード:今すぐ送信
・CSV
ファイル:使用するCSVファイルを指定
文字コード:UTF-8
OKを押したら送信を開始します。
メール送信後、作成したメールは[使用しているアカウント]か[Local Folders]の[テンプレート]に保存されます。新規に作成しなくても保存されているメールを二次利用することが可能です。
最初はテストとして自分の別アドレスでリストを作って、配信してみて操作を確認しましょう。
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