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株式投資はしなければならないのか?


はじめに

こんにちは、Takaです。
今回は、「株式投資はしなければならないのか?」について紹介します。
新NISAの開始時期も近づいてきており、昨今は積極的に株式投資を勧める記事が増えてきました。初心にかえって、本当に株式投資をしないといけないのかと言う話題について、私なりの見解を書いてみたいと思います。

手段と目的

まず「株式投資はしなければならないのか?」に対する私の見解ですが、「株式投資は必須ではない」です。
理由は、株式投資は収入を得るための手段であり、十分な収入を確保することが目的だからです。つまり他の手段で十分な収入を確保できるのであれば、必ずしも株式投資をする必要はありません。

この内容は、ファイナンシャルプランナー3級の第1章で学ぶ内容です。ライフプランニングを行い、生涯で必要な費用を計算する。そしてそれに適切な貯蓄を策定する。もし足りないのであれば支出を見直すか、収入を増やすかして、バランスを取るというものです。
この時の収入を増やす手段の一つとして、株式投資があると考えています。

株式投資が不要な人

①生涯収入と生涯支出のバランスが取れている人
これは言わずもがな、必須ではありません。わざわざ株式投資というリスクを取る必要もなければ、株価下落のストレスを背負う必要もありません。

ここで注意しなければならないのは、『バランスが取れている人』であって、『収入が多い人』ではないという点です。いくら収入が多くても、支出が多ければ破綻します。「うちの会社は給料がいいから、退職金だけで老後2000万円問題は解決できる!」なんて思っていても、そもそもそんな高収入を全て使ってしまうような生活をしていては、老後が2000万円で足りるはずがありません。老後のため貯金とは、現役時代と老後時代の生活水準のバランスを取るものと理解していなければ、どれだけ収入が多くても破綻まっしぐらです。

②取れてないバランスを「支出の見直し」で対応できる人
支出を見直すことで、バランスを取るという方法もあります。結果的にバランスが取れれば方法なんて何でも良いので、これによって株式投資は不要になります。
生活レベルを落とすことになるかもしれませんが、最近は生活レベルを落とさずに家計の見直しをする方法も色々な媒体で紹介されています。軽微なバランスであれば、簡単に見直せるかもしれません。

③取れてないバランスを「収入の増加」で対応する人
収入を増加する方法は株式投資だけではありません。給与所得を増やす努力をしたり、副業収入を得るなど、様々なものの中から選べます。または定年後の再雇用によって、就労期間を延ばすという方法もあります。様々な方法の中から、自分自身にとって最適な方法を見つけ出し、収支のバランスが取れれば、株式投資は不要です。

おわりに

今回は「株式投資はしなければならないのか?」について紹介しました。
ここまで書いてみて、本当に株式投資をしなければ生活が成り立たないという人がどれだけいるんだろうと思いました。案外、やらなくても問題ない人も多いんじゃないかと推察しています。改めて初心に立ち返って、本当に必要なことなのか考えてみても、新NISA開始までには間に合うと思います。


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