成功やお金に固執してしまうところがあるのはなんでなんだろう。そう考えてみると、1つのシンプルな理由だった。

自分を愛してくれて関わってくれる人を幸せにしたいから。

家族、親戚、パートナー、友達、先輩後輩、自分を好きで関わってくれる周りの人たちを幸せにしたい。

育ててくれた両親が欲しいものは買ってあげたいし、ちょっと高い料理とかも連れて行ってあげたい。病気になったら、最高の治療を受けさせてあげたい。

将来の奥さんには、お金の心配をしないで生きてほしい。お金は俺が稼ぐから、働きたければ働けばいいし、家庭に入りたかったら専業主婦でもいい。自分を選んでくれた人には、不自由ない生活を提供したい。

将来子供が出来たら、子供がやりたいことをちゃんとやらせてあげたい。子供にはお金の心配とかさせず、伸び伸びとやりたいことをやって成長してほしい。

友達や先輩後輩が困っていたら何か力になれる人でありたい。それは人の紹介かもしれないし、金銭面の補助かもしれないし、仕事の発注かもしれない。最悪何かあったら、「大丈夫、俺が食わせるよ」って言えるような男になりたい。

自分を愛してくれる人達には、全力で返していきたい。

反対に、自分を好きじゃない人は気にしない。合わない人は合わない、こんだけ多くの人がいるんだから当たり前だ。しょうがない。

自分を嫌いな人の数を数えるんじゃなくて、自分を愛してくれる人の数を数えて生きていきたい。

いつか周りの人をちゃんと幸せに出来る男になれたら、その時はもっと広い視野で社会とか世界とか考えられるかもしれない。ただ、今は自分を好きで関わってくれる人たちだけを幸せにすることだけを考えて生きていたい。というか、それしか考えられない。

成功にこだわってしまうのは、成功しないと自分がなりたい理想の姿にはなれないと思うから。
愛してくれる人達をちゃんと幸せにできる、そんな人としてカッコいい男になりたい。それが今の夢だ。