社労士試験に合格するための近道は社労士試験について勉強をすることではないだろうか?

社労士試験に合格するための勉強法は、合格者2000人いれば2000通りあります。
資格予備校に通っている方もいれば、独学で学習している方もいる。
テキスト中心に勉強をされている方もいれば、問題集を中心に勉強している方もいます。
また、過去問中心に勉強している方もいれば、予想問題集(予備校の答練や模擬試験)を中心に勉強している方もいるでしょう。

つまり、どの勉強法が正しくて、どれが間違っているのかは関係ありません。
受験勉強をする中で大切なことは、社労士試験について考え、社労士試験について勉強をしていくことではないでしょうか。

はじめに

わたしが社労士試験に合格したのは、2回目の受験である2005年です。
合格基準店が択一式では42点(救済科目なし)のところ、49点での合格でした。

今と比べれば、試験問題も短かったですし、問われている内容も簡単だったかもしれません。
しかし、今と比べて簡単だったといっても、合格者の標準的な学習時間は500~1000時間と今のそれと、それほど変わりありません。

わたし自身、
一年目は大学の課外講座を利用
二年目は予備校の資料通信を利用
で学習を行いました。
大学の課外講座は大学の講義の延長ですので、資格予備校の授業と比べると進度は遅く、内容も浅かったのではないでしょうか。
二年目は、資格予備校の資料通信を受講しました。
通信講座ではありますが、本科講座で利用しているテキストと問題集が郵送されてくるだけで、授業を受けることはできない講座でした。
通信講座とは言っても、市販されていないテキストを利用しての独学みたいなものです。

そのような環境で勉強し、2回目の受験で合格することができたのは、徹底的に社労士試験について勉強をしたからです。
それを、説明していきます。

ここから先は

4,663字

¥ 490

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?