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《週刊セットプレー 2023》vol.24

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週末からの体調不良により、今週は1シーンのみを取り上げています。

鹿島アントラーズのコーナーキック、ギラヴァンツ北九州のコーナーキック、FC大阪のコーナーキックなどなど……

いずれ取り上げる予定ではあるので待っていただけるとありがたいです。

◆劇的決勝点を分析(G大阪)

川崎フロンターレvsガンバ大阪の試合でのセットプレーを取り上げます。
3-3で迎えた後半AT、ガンバ大阪の決勝点はコーナーキックから生まれました。

〈セットプレー開始時の配置〉

白=G大阪,黒=川崎
※番号は背番号ではありません

〈守備〉

10人がPA内に戻っての守備をしています。
マンマークを中心としたゾーンとマンマークの併用での守備をしています。

ゴールエリア内ニア寄りのゾーンに2人(➋,➌)が立ち、残りの選手はマンマークでの守備をしています。

PKスポット付近で縦になっている4人に対しては、距離は生まれてしまいますが4人(➎∼➑)で固まって守備をしています。

〈攻撃〉

5人がPAに上がっての攻撃をしています。
PKスポット付近で4人が縦1列になり、後方の選手は自身のマークとの距離ができるようにしています。

⑧の位置からスタートした選手がゴールを決めました。
マークしている選手は➏です。

⑧は一度にゴールエリア近くニア寄りの位置にスピードを持って走りこみます
この動きに対して➏は、移動距離としては自分のほうが短いためマークに付けています。

しかし、ボールは走りこんだ⑧の少し後方に来ました。
前へ来た勢いを使ってジャンプヘッドで合わせに行ける⑧に対し、斜め後方への動き直後の前進になる➏は競りに行くことがとても困難です。

難しい体勢ではあるが、ほぼフリーでヘディングをできた⑧(ダワン選手が)がヘディングで流し込み、決勝点となりました。



一つ気になる点を挙げると、川崎が11人ではなく10人で守備をしている点です。
もう一人、PA内で守っているともしかしたら…とついつい考えてしまうシーンでした。

◆過去記事

◆取り上げた試合のハイライト映像

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