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そこで、レジンの沼に飛び込んでみた

初めましての投稿ですね。たかとよといいます。

突然ですが、これを読んでるあなたには時間が経つのも忘れるくらい好きなことってありますか?

私はほぼ成り行きで IT の世界に飛び込んでかれこれ18年になるんですが、がむしゃらに技術を追いかけてきました。
新しい技術について調べて、実際にトライ&エラーで試してみて、うまく動き出すと達成感を感じられて、とにかく楽しいんです。

仕事でシステムのトラブルが起これば謎解きゲームのようで、仕事と IT は時間が経つのも忘れるくらい好きなことでした。

だけど、どこか息苦しさというか、義務感を感じていました。


本当にやりたいことってなんだろう

日々新しいことを吸収していかなければ、エンジニアとしての価値が下がっていくんじゃないかという焦り。
技術を追いかけ続けること自体に疲れてきていることに気づき始めました。

そうしたネガティブな感情を押し殺して、自分は「IT と仕事が好きなんだ」と思い込もうとしていたのかもしれません。

IT と仕事を取ったら何も残らなくなって、空っぽになるんじゃないかと思えたんです。

この仕事が本当にやりたかったことなんだろうかと、今更ながらエンジニアという生き方に少し疑問が湧き始めました。

自分の思う通りにやってみてもいいんじゃないか、自分が心底やりたいと思うことをやろう。

IT 以外にやりたいと思っていることに挑戦しようと思いました。

好きなことなんてないと思っていた

とは言え自分の好きなこと、やりたいことなんてITと仕事以外にぱっと思い浮かばず…

具体的なことは別の記事に機会を譲ろうと思いますが、とにかく子どもの頃のことも思い出して、これまで自分が好きだったことを丸一日かけて棚卸ししてみました。

お店やさんごっこ好きだったなあとか、みんなでワイワイやるより少人数でコツコツやる方がいいなとか、図工が好きで特に木工が好きだったとか。

好きなことや難なくできること、自分の考えとして大事にしたいことなんかをひたすら書き出しました。

で、ある時たまたま見ていた YouTube の動画のことを思い出したんです。

レジンテーブルやろう!

レジン(エポキシ樹脂)と木材をくっつけてテーブルを作るこの動画。

なんて美しさだ!

直感的にこれをやろうと思いました。

この動画では小ぶりなコーヒーテーブルを製作していますが、「resin table」で YouTube を検索すると、ダイニングテーブルの製作や海や川をデザインしたテーブルの製作動画もヒットします。海外はスケールがでかい。。。

https://youtu.be/K8aG0aDqAz0?si=kCo5juIX7CAE6FP6

木目と水面のようなレジンの美しさ、研磨によって次第に光沢を増すテーブルが少しずつ形作られる過程を見て、すっかり取り憑かれてしまいました。

元々、木工は好きでしたし、家具を見るのも好きでした。プラモや工作みたいになにか作ることも好きでしたし、一人で黙々と作業することも好きです。
そして何より、職人のような仕事への向き合い方は自分にとって理想とするものでした。

今すぐ始めたくてウズウズするこの感じ。しばらく忘れていたような気がします。

まずはスモールスタートで

当然、レジンは触ったことがないですし、材料や工具も何を選んだらいいかわかりませんでした。はじめから動画にあるような大きなテーブルを製作するのは無理な話です。

そこで、まずは最終的に作りたいもののミニチュア版を作ろうと思いました。

木材とレジンを組み合わせてテーブルを作ることがゴールとするなら、同じように木材とレジンを組み合わせてコースターを作ってみようと思ったわけです。

これならすぐにできそうなんですが、工具や作業場所の用意がすぐにはできないので、とりあえずレジンだけを用意して、使い方を勉強する目的でレジンだけのコースターを作ることにしました。

この記事を書いている今は、仕上げがまだですが製作がひとまず終わっています。

出来栄えでいうと改善すべき事だらけで、お世辞にもうまくできたとは言えないですが、はじめの一歩としてはいい勉強になったんじゃないかなと思います。

この  note では製作過程や考えたこと、製作の振り返りなんかを綴っていこうと思います。

ではでは。

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