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【スペイン巡礼アドバイザー】それ、出番あるの?必要なの?

海外旅行、スペイン巡礼の持ち物を紹介した時に
「それ、本当に必要?」「いつ使うの?」
そう思う人もいることでしょう。

持っててよかったものがありました。
時間があったらちょっと聞いて(読んで)ください!

スマートウォッチ

普通の腕時計でいいじゃん!!

いや、まぁ時間を見るならそれでいいんですけど、スマートウォッチの活躍の場はそこではないのです。

他の巡礼者に嫌われる(嫌がられる)ことの中に「朝・夜にうるさい」というのがあります。
原因は

朝:大音量のアラーム
夜:いびき

です。

いびきがひどいと本当に嫌われます。「あー、あのいびきがひどい人一緒のアルベルゲだ、最悪」とか陰で言われてます。
そういう体質の人もいるのはわかります。もちろん、気にしない人だっています。
でも、できることならこれも対策してください。少なくとも日本には対策グッズがたくさん売ってます。

元気よく次の日も歩きたいのに全然寝られない、なんてこともありますから。

逆に、全くいびきをかく人がいないと、「昨日の夜、めっちゃ静かだったね、信じられない!」
という会話で朝から盛り上がります。
「今日のメンバーでずっと同じ部屋だったらいいのに」と思うほどです。

僕も毎回いびきがひどい人はチェックしていて(というか自然に覚える)、同じアルベルゲ、同じ部屋になったときにはなるべく離れたベッドを選ぶなどしていました。

さて、朝の大音量のアラームですが、これもひどい。
朝起きる時間は人によってまちまち。今日は歩かずゆっくり休むと決めた人だっているはず。
そして、アラーム音が大きい人ほどすぐ起きない、何度も鳴る。
そういうの、よくない。

小さいアルベルゲでは、「朝は起こしに行くから、全員アラームは切るように」と言われたこともありました。

そんな中、スマートウォッチで手首が振動するだけなら、誰にも迷惑をかけず起きれます。
自分だけ早く起きたい日、周りに迷惑をかけず出発できます。

たまに充電も必要ですが、それだけの価値があります。

僕は「シャオミ(Xiaomi) Smart Band 7」をつけていました。
最近は「シャオミ(Xiaomi) Smart Band 8」が売ってます。

こんな感じのやつで好みのものを。なんでもいいです。起きれれば。
起きられないのもアルベルゲに迷惑ですからね。

巡礼中親切にしてくれた友人たちに迷惑をかけないように。
笑顔で楽しくその後も巡礼旅が続けられるように。
そのためにできることをやっておきましょう。

洗濯袋・洗濯バサミ

洗濯機は2〜5ユーロ、乾燥機も2〜5ユーロ。
一人で使わず、他の巡礼者を巻き込んで使いましょう。
洗濯機・乾燥機は明らかに個人で使うサイズではないです。
シェアしてお金を節約!

何日分か溜め込んでいる人でない限り、「シェアしよう!」って言えば大概OKしてくれます。

毎日洗濯代10ユーロ払える人は荷物を減らすことを考えてください。

そうでない人は毎回お金を払っていられないので、普段は手洗い。
何も持っていないと、手揉み、水洗いになります。
洗い場に洗濯板の代わりとして、凹凸が付いていることもあります。
しかし、コンクリ(石)の洗濯板なので洋服が擦り切れてしまいそうでした。
何もない、掃除されていない洗い場の場合も。
「明日の宿で洗うことにするよ」と、その日の洗濯を諦める人にも出会いました。
せめて桶・バケツなど、水を貯めるものぐらいほしい。

僕はこれを持って行きました。
水入れて振ればいいだけ。洗浄具合はイマイチわからないけど防水のバッグにもなるのであったら便利。
(実は旅の最後で無くしてしまいました。また買おう。)

こういうのも売っているので、いくつか持っていけばいいのかもしれません。
スーパーでもらえるビニール袋は強度がなく、2回ぐらい洗ったら破れました。

そしてシャワーで使う石鹸を流用して洗濯をしていました。
洗えればなんでもいいかと思って、、、。
固形石鹸を2つ持って行きましたが、いまどきフィルム石鹸を日数分持っていく方が荷物が軽いかもしれませんね。

洗濯バサミはあった方がいいです。備え付けのものは数が少なかったり壊れていたり。

洗濯袋、石鹸、洗濯バサミ。必須。ちなみに洗濯ロープも持っていましたが、ほとんど出番はなかったです。

100均折り畳みハンガー、洗濯ロープ、洗濯バサミ、S字フック

エコバッグ

ちょっとそこまで買い物に。洗濯に。散歩に。
飛行機乗る時の手元に。
ペットボトルを持ち歩きたいな、上着邪魔だな。
ちょっと海まで。あータオルとか持っていかなきゃ。
バックパックの中で、食料だけ分けておきたいな。
バックパックを入れたロッカーとベッドが遠いな。ちょっと持ち物をまとめておきたいな。

そういうニーズにすべて応えてくれます。
2022年の巡礼初回は持っておらず、あったら便利だったな、と思ったものです。

今回はギンディージャの瓶をスーパーで買って、持ち歩いていたらエコバッグの中で液漏れしてました。あと、プラタノが潰れていたり。

そのため何度かエコバッグを洗いました。

折りたたんで小さくなる、汚れに強いものだといいですね。
肩にかけられるぐらいだと尚便利です。(個人差あり)

カラビナ

とにかく床が汚い。トイレもシャワーも。そういうとき、どこかに引っ掛けたいじゃないですか。

あと、バックパックに何かを吊るしておきたいときなんかにも。

そういうときに使います。
いろんなサイズ、いろんな種類を複数持っておくといいですよ。

2箇所フックがあるものや通常のもの。

大小どちらもあるといいかもしれません。
僕はスモールサイズしか持っていませんでしたが、扉が厚く引っかからない場面も。
引っかかっていても、だんだんと滑り落ちてくる。そういうこともありました。

1EUR硬貨

日本人はお釣りが少なくすむように、小銭をキリよく出してしまう人が多い印象です。

ですが、巡礼中は小銭を取っておいてください

アルベルゲにあるコインロッカー。これ、1ユーロ硬貨を入れないと鍵が閉まりません。

アルベルゲにある洗濯機、乾燥機も硬貨しか入りません。

日曜日の小さい街、スーパーや飲食店はやってません。日曜は休みです!!
前日のうちに食べ物、飲み物を買い込み忘れたら頼りになるのは自販機。
ここでも硬貨が必要です。

・1、2、5、10、20、50セント
これらはあまりたくさんあってもしょうがないので、使ってしまってよいです。
10、20、50セントは自販機で使えたような気がします。

・1、2ユーロ
こいつらをとにかくたくさん集めておいてください。

ちなみに紙幣は5、10、20ユーロが使い勝手がいいです。

ほとんどの場合はカード決済で済んでしまうので、手元に現金がない!!
という場面に遭遇します。
みんなでご飯食べて割り勘するときや、アルベルゲがカード決済に対応していない時とか。

なんだかんだで、180ユーロぐらい持ち歩いていた気がします。
60ユーロでだいたい9000円。(2023年8月の為替レート)
僕の巡礼旅は上限1日1万円と決めていたので、3日間分の生活費です。
普通は、「ご飯代+宿代+他=30〜35ユーロ」ぐらいでやりくりできます。

さいごに

1EUR硬貨は荷物にカウントしていいのかわからないけど、意識して手元に置いておかないといけない気がするので紹介しました。

日本で売っているちょっとしたものでも、海外では見当たらない。
もしかしたら、
エコバッグの折りたたみやすさ、折りたたんだ時の小ささ、耐久性
なんかは全然違うのかもしれません。(知らんけど。)

荷物は1グラムでも軽くするべきです。それには激しく同意です。

現地調達できないものは、やはり持っていくしかありません。
そこは自分の体力と、バックパックと相談してください。

不要なら現地で捨てればいいんです。
持ち物を決めたら、現地調達可能かどうか、よく調べてみてください。

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