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【分析素人の挑戦 #14】川崎フロンターレx浦和レッズ /2019 J1 第14節

こんにちは。TKB84です。
分析に関しては素人だった自分が、サッカーをアナリスト視点で分析できるようになるべく奮闘する、#分析素人の挑戦 シリーズですが、今日は現地観戦。偶然チケットを手に入れたので、久々に等々力陸上競技場に行ってきました。

ここで試合見たのはいつぶりだろう。思い出せません。。

0. 事前準備 "Coda" の用意

一応関連の職に付いてる人らしいこと(笑)をしようかなと思い、iPhone/iPadでタグ打ちと簡単な集計ができる、"Coda"というソフトを使うことにしました。もちろん自社のプロダクトです。

ささっと1時間くらいで画面作ったので雑ですが、iPhoneでこのようにタグとラベル(付加情報)を打ち込むことができます。右側に集計Boxも作ってみました。

フロンターレだから、イメージとしてエリア4とエリア5の使い方が特徴ありそうな気がしたのでその辺を集計できるようにと。

これを使って数値も少し取りつつ、基本は一般的なレビューにしたいと思います。

ーーここまでが観戦前に書き終わっていたパート。

1. そして現場へ

完全に自分の実力不足ですが、入力しながら試合見ながら、は全然流れがつかめなくて大変。。。

そして上記の内容だけじゃ分析に使うには不十分(当たり前、比較するデータもないし)。というわけで10分位で諦めました。

2. どんな試合だったか

完全に定性的な内容でお届けします。DAZNでの振り返りもしません。試合中に取ったメモのみ。

前半|6:4くらいで浦和
ボールを握る川崎、カウンターの機会をうかがう浦和、の構図。

浦和はマルティノスとジェジエウ/車屋のマッチアップで分があるというスカウティングだったのか、左サイドを多用。マルティノスが裏抜けを狙うシーンがいくつも。また、川崎のビルドアップのミスに乗じてのカウンターがいくつか成功。

対する川崎、横幅は右はSBの車屋、左はSHの長谷川が確保。ボールは握るも、なかなか浦和のブロックに侵入するようなパスは出ず。出せないのか、それとも意図的に左右にブロックを動かすことで消耗させて後半勝負のプランなのか。

前半途中から家長がかなりフリーダムにポジションを取るようになり、左サイドのボール回しにも参加するように。これはオーバーロード作るための戦術なのか?

後半|8:2くらいで川崎
浦和のカウンターもほぼ発動されず、ひたすら川崎がボールを握る展開。

川崎が、危険なエリアへのパスも通せるように。なぜ?浦和のプレス強度はかなり下がったように見えたから、前半のじわじわ体力を削ぐ作戦が功を奏したのかもしれないですね。
そして、先制。長谷川がカットイン→登里チャンネルラン→クロスにレアンドロ・ダミアンがファー詰め。きれいな崩しでした。

浦和は早めの交代策、岩武とマルティノスを後半に下げて、森脇と荻原を投入。明らかに手を焼いていた長谷川対策としての、森脇、なのかなと。結果的に、森脇も長谷川に手玉に取られていた気がしますが。。荻原も空回りしてしまっていた印象。この2枚は今日に関してはハマっていなかったように見えました。

そんな浦和を尻目に、ますます余裕を持ってボールを保持し、チャンスを作っていく川崎。いくつかあった決定機は逃してしまいましたが、知念と山村も投入し、万全の逃げ切り体制へ。

3. しかし結末は…

しかし勝負はわからないものでして、決定機を外したツケが。後半ロスタイム、ラストプレー。浦和のGK西川も攻撃参加してのCK。混戦でこぼれたボールは西川の目の前へ。西川が横パス→森脇がシュート。シュート自体は枠外だったのですが、それが逆に功を奏し、川崎DFに当たってゴールに吸い込まれる…
夜風気持ちいい、24,000名以上が集まった等々力の夜は、ラストプレーで劇的な幕切れとなったのでした。

4. 後記

川崎は引き分けになってしまいましたが、やはり強い!という内容。
逆に浦和はちょっとどうやって攻めるの?が見えなかったです…大槻新監督がどうやって整備するのか楽しみです。

まだまだ、リアルタイム一回勝負で全てを把握しきれる眼力はないので、今日届いた「アナリシス・アイ」を読みながら、向上させていきますかね…!

関係ありませんが、等々力、改修したメインスタンドはやはり立派ですね…!

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