Bitter Sweet Honey

右と左 光と影
君がいるなら僕もいるのさ

身体が離れ離れの訳は
既にあの日 出逢った時に解けている

いつも僕の想像の範囲でじっとしていらんない君が心配で
逸れないように手を握るよ
いつか君の声が聞こえなくなってしまっても 姿が見えなくなっても
側にいれるように離さないよ

緊張と安心の連続で僕達もだんだん歳をとって忘れっぽくなっていく
だから「大切」と呼ぶのだ

君の食べるケーキの味を僕も知っておいた方が良いと思うんだ
よって一口だけちょーだい
そんな他愛ない光景をもっと 何気ない会話をずっと
そういうものがとても愛おしいんだ

少々の無茶振りも 情緒の揺らめきも
ちょいとここじゃ言えないことも
僕を形成る君という存在を形成る僕という存在を形成る君という存在を・・

いつも僕の想像の範囲でじっとしていらんない君に夢中で
逸れないように手を握るよ
一つだけ小さな約束をしよう あのケーキの味を
きっと きっと きっと 忘れないよ

そういうものがとっても愛おしんだ

#457  2017.2.15

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?