kaleidoscope

大きな青空 誘うような振りまく色香
山積みの問題は 頂でお預け食らっているんだ

あー失敗だった あー心配ばっか
もういっぱいだ 甘酸っぱい気持ちは
螺旋階段のように同じ景色の中を
登ったり 下ったり

触れ合った瞬間に コレだと分かること
そんな得難いものを探している 同じところをぐるぐる

なんてすごいんだ なんだつまんないな
きっと誰も手懐けられない
心模様はいつも歴史的大発見
奪ったり 潤んだり 眩んだり 回ったり

暗い深い海に沈めて船上に縛り付けた
もう二度と見ることのない けど確かにあるもの
色も形も変わって でも変わらず愛しているよと
それはユメかもね だけど本心なんだ

壁伝いに歩いて行けば いずれ出口にあたるだろう
なのになんで? 一体どうなっているんだ ここはどこだ
途中で休んだ木陰 急いで走った曲がり角
それがなんだ? 一体どうしたっていうんだ 忘れられないや
ココロコロコロ

#468  2018.8.1

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?