2024/04/23に行われました、＄GE(ゼネラル・エレクトリック)
決算報告とカンファレンスコールの要約です。

基本的に経営陣の発言のポイントだけに絞り込んであります。

冒頭部分と質問回答のパートに分けてあります。
出典元の文章は、モトリーフールです。

それではどうぞ！

◆決算内容

３拍子の良い決算でした。

予想EPS：＄0.65に対し、＄0.82　でした　　　　　OK

予想売上高：＄15.70億に対し、＄16.10億　でした　OK

予想EPS：＄3.90に対し、EPS ＄3.80～4.05を提示　OK

◆冒頭部分より

スティーブ・ウィノカー（投資者関係副社長）

• GEエアロスペース2024年第1四半期の収益通話へようこそ。

• 今日は、ラリー・カルプ会長兼CEOとCFOのラフル・ガイが参加。

ラリー・カルプ（会長兼CEO）

• GEエアロスペースを純粋な航空宇宙および防衛顧客向け企業として紹介。

• GEの複数年にわたる変革を完了し、財務と運用の両面で強化。

• 今後の焦点は、顧客のニーズに合わせた安全性と品質の確保にある。

• 今年初めての四半期に収益と利益の両面で好調なスタートを切った。

ラフル・ガイ（CFO）

• 第1四半期の強力なパフォーマンスに基づき、全年の営業利益予測を上方修正。

• 継続的な材料供給の課題に対応するために、サプライヤーと積極的に問題解決を進めている。

• $650百万を超える投資を通じて製造設備とサプライチェーンの強化を図る。

スティーブ・ウィノカー（最後の通話での挨拶）

• GEとGEエアロスペースでの経験から多くを学んだことへの感謝。

• 投資家やアナリストに常に声をかけ、情報を提供してきたことへの感謝。

◆質問と回答部分

ラリー・カルプ（CEO）

• LEAPエンジンの配送ガイダンス更新について： 更新された配送ガイダンスは10〜15%への下方修正で、これはボーイングのスケジュール調整と供給側の制約によるもの。

• 安全性と品質の重視： 製造から展開に至るまでの製品の安全性と品質を確保することが最優先事項であると強調。

• LEAPの生産遅延について： 供給チェーンの課題が続いており、航空機メーカーとの調整を継続している。

• 顧客とのビジネス獲得について： 狭胴機市場での競争力が向上しており、新規ビジネス獲得に向けて積極的に取り組んでいる。

ラフル・ガイ（CFO）

• 注文増加についての説明： 最近の受注増は主にボリュームの増加によるもので、価格も全体的な収益成長とマージン拡大に貢献している。

• 第1四半期のマージンについて： 前回のガイダンスよりも150bps上昇し、19%に達した。これにはLEAPとGE9Xのユニットボリュームの低下が関連している。

• 全年のガイダンスの見直し： 今年の強いスタートにより、全年のガイダンスを上方修正している。

• フレート需要の増加について： フレートの全年見通しを前回の下降予測からわずかな増加に修正。これは中東の影響もあるが、全般的な航空貨物需要の増加が主な要因。

• 無料キャッシュフローについて： 無料キャッシュフローの目標は、契約の形態の変化とともに、2028年には100%の変換率を目指している。

以上となります。