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用語解説:米国株投資における5月のアノマリー「セル・イン・メイ」とは?


こんにちは!個人投資家のTAKA Chanです。
もうすぐ5月に入ります。1年早すぎて何してるかわからない時があります。
5月は、日本では新緑が芽吹き、活気にあふれる季節です。
しかし米国株投資家にとっては、「セル・イン・メイ」と呼ばれるアノマリーが頭をよぎる違和感のある月でもあります。
しかし本当に売られるのか?

少し調べましたので解説したいと思います。
それではどうぞ!


セル・イン・メイとは?

「5月に株を売って、セント・レジャー・デーまで戻ってくるな」という意味の格言で、5月は株価が下落しやすい傾向があることを言っています。

このアノマリーは、17世紀オランダで生まれたとされ、当時、チューリップ球根バブル崩壊後の投資家たちが、5月に球根を売り払って損失を回避しようとしたことに由来すると言われています。

現代においても、セル・イン・メイは多くの投資家にとって重要なアノマリーとして認識されています。実際、過去30年間のS&P500指数のパフォーマンスを見ると、5月に上昇した年と下落した年がほぼ半々であるものの、下落した年の平均下落率は2.8%と、決して無視できない数字となっています。

セル・イン・メイは必ずしも毎年起こる?

結論から言えば毎年起こるわけではありません
また、5月に売却したとしても、必ずしも損失を被るわけではありません


過去30年間における5月のS&P 500の実績を見ると

いくつかの年では株価が上がり、他の年では下がっています。
具体的なデータをあげると以下の通りです

  • 株価が上がった年: 1995年、1997年、1998年、2005年、2007年、2009年、2013年、2014年、2017年、2018年、2020年、2021年

  • 株価が下がった年: 1994年、1996年、2002年、2006年、2010年、2012年、2015年、2016年、2019年、2022年、2023年

実際のところ5月のS&P 500のパフォーマンスは様々であり、毎年必ずしも下落するわけではありません。投資判断をする際には、このような歴史的なパターンだけに依存せず、より広範な市場の状況を考慮することが重要です

1. セル・イン・メイを鵜呑みにしない

セル・イン・メイは過去の統計に基づいたアノマリーであり、必ずしも将来のパフォーマンスを保証するものではありません。投資判断を行う際には、自身の投資目的やリスク許容度を考慮した上で、慎重に検討する必要があります

2. 長期的な視点で投資する

短期的な値動きに惑わされず、いつも言いますように、長期的な視点で投資することが重要です。
たとえ5月に下落したとしても、長期的に見れば上昇トレンドにある可能性は十分にあります。

3. 分散投資をする

これも基本ですが、全ての卵を一つのカゴに入れず、分散投資することで、リスクを軽減することができます。もちろんパフォーマスが急激には伸びませんが、リスクの回避を検討するのは当然です。
ETFなどを使い、世界株などの分散も良いでしょう。

4. 積立投資を活用する

毎月一定額を投資する積立投資を活用することで、平均購入単価を抑えることができ、リスクを軽減することができます。
あのドルコスト平均法です。

最後に:常に最新情報をチェックする癖をつけましょう

経済情勢や市場動向、決算などの最新情報を常にチェックし、必要に応じて投資戦略を調整することが重要です。個人投資家はアノマリーに振り回されず、賢く利用することでしょう。


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