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インテル・AMD株に売り、中国が外国製半導体の使用制限か?

こんにちは!個人投資家のTAKA Chanです。
インテル($INTC)と、AMD($AMD)に売りが出ているとのこと。
この記事をいくつか確認し、掘り下げてみました。
現在ではそこまでの下落には感じません。

https://www.investing.com/equities/intel-corp-chartより AMD
https://www.investing.com/equities/intel-corp-chartより INTC

まず、報道によると、インテルやAMDの製品を徐々に現地の代替品に置き換えていくことを意味する。マイクロソフトなどが提供するソフトウエアも置き換えられる予定とのこと。

別の記事では、バイデン政権は華為技術(ファーウェイ)と関係がある複数の中国半導体企業を禁輸対象である「エンティティーリスト」に掲載することを検討しているとのこと。

更に別の記事では、「中国政府がインテルとAMDのCPU購入を全面停止すれば1桁台前半の減収率になるかもしれない」と述べ、インテルは最大で15億ドル、AMDも数億ドルの売上高が吹き飛ぶと予想した。

いくつかの記事を見ながら簡単に説明してみました。
それではどうぞ!



米中半導体問題の概要

  • インテルとAMDは、中国政府による半導体産業への国家戦略強化の影響を受け、中国市場でのシェアを失いつつある様子

  • 中国政府は、国産半導体産業の育成を目標に、政府系ファンドによる投資や規制緩和などの政策を推進している。

  • これらの政策により、中国企業は技術開発を加速させ、競争力を高めている。

  • インテルとAMDは、中国市場でのプレゼンス維持のために、中国政府との協調や現地生産の拡大などの対応を迫られているらしい。

背景は?

  • 中国政府は、長年、半導体産業を国家戦略の重要な柱と位置づけてきた。

  • 近年、米国との貿易摩擦や技術覇権争いの激化があると思われます。中国国内の半導体自給率の向上を加速させている。

  • 2020年には、国家集成回路産業投資基金(通称「大基金」)を設立し、半導体産業への投資を拡大していた。

  • 政府系ファンドによる投資に加え、規制緩和や税制優遇などの政策も推進している。

今後の影響はあるのか?

  • 中国政府の政策により、中国企業は技術開発を加速させ、競争力を高めていると思われる。

  • メモリやファウンドリー分野では、中国企業のシェアが急速に拡大している。

  • インテルとAMDは、中国市場でのシェアを徐々に失う予測

対応は?

  • インテルとAMDは、中国市場でのプレゼンス維持のために、さまざまな対応を迫られている状況であるが、見通しが良くないのか株価は下落

  • 中国政府との協調を深め、政府系ファンドからの投資を獲得しようとしているがどうなるのか未定

  • また、現地生産の拡大や中国企業との合弁事業設立などが実現するのか?

最後に、今後の見通し

中国政府の政策は今後も継続される見込みであり、中国企業の競争力はさらに高まると思われる。インテルとAMDは、中国市場でのシェア維持のために、さらなる対応が必要となるのでしょう。


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