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FIREの誤解を無くそう。FIREは簡単ではありません

こんにちは!個人投資家のTAKA Chanです。
今日は現実的な話をします。
少し私の話をします。
私は1980年生まれの男の子です。

2020年に約10年ほどの時間をかけて
「Financial Independence, Retire Early」通称FIREを夫婦でしました。
ちょうどコロナ寸前です。
過去の仕事とは一切手を切り、人間関係も整理整頓し、携帯番号やメールアドレスも変え、新しい人生に生まれ変わる瞬間を身をもって経験しました。
あの、いつも通った道や、あの電車のホームに行かなくて済んだ時に自由を感じました。

普段、私は現在米国株中心のコアサテライト戦略とプロフィールにも書いています。しかしそれはこの数年であり、以前は投資金額を増やす為に色々と手を出していたことも事実です。
時世的なアベノミクスなどの運もありました。

2020年3月コロナ禍、あの恐怖の下落を経験していた頃、じっちゃまこと、広瀬孝雄さんをYouTubeで知ることとなり、決算報告やマクロ経済の分析を見て、この人はプロだ!今までの投資系の人とは何か違う!ラッキーがここに落ちている!そう感じました。

私は以前シティホテルの法人営業を10年以上しており、有名企業の幹部などもお客様でした。自分のレベルは低くとも、人の潜在的能力を見る目だけは長けており、自信がありました。
広瀬さんの凄さは瞬間でわかりました。その後必死で勉強させていただき、やっとこさ今に至ります。

なお、私の投資歴など世の中のケシカスくらいのもので、とても世に出すことはできませんし、今後もないでしょう。
私がブログやkamikuraのコミュニティでポートフォリオを出したりしないのは、私と同じ人生を誰も真似できないと思っているからです。
ただ、投資で生活を変えたり、少しでも人生が明るくなる人が増えればと思い書いているに過ぎません。

私の取るに足らない情け無い投資理論など、なんの役にも立たない事は、数々の投資理論を聞いて、視力が落ちるほど動画を見て、身銭を使って本を読んだり、じっちゃまの動画を見たりした経験から、世に出すことはこりゃダメだと判断したからです。正しいと思っています。

さて、長々とすみません。
話を元に戻しますが、FIREは楽して早期退職を実現する為の魔法の手段ではありません。
私は就職氷河期世代で、世の中を斜に見ています。
ですから給料がちっとも上がらないサラリーマンではなく、自由の効く生活がどうしても欲しいと思い、考え抜いた末に運よく株式市場に行き着いただけです。実は方法は何でもよかったのです。

因みに株でFIERするには、長期的な計画と継続的な努力が必要とされる非常に挑戦的な道のりです。FIRE投資は積立投資ではありません。
もっと強めの意識が必要です。

それでも、時間や自由が欲しい!通勤地獄から解放されたい!家族との幸せな時間を作りたい!子供の養育費や、良い習い事をさせたい、病気の親に何とか良い病院に通院してほしいなど、強く継続して願うならば叶うと思うのです。

少し掘り下げて見ましょう!


FIREを達成するには、以下の要素が重要です。

1. 高い貯蓄率が必要
収入の大部分を貯蓄し、投資に回す必要があります。多くの場合、生活費を大幅に削減し、支出を厳しく管理する必要があります。
売れるものは売り、何でもキャッシュにする工夫が必要でしょう。
付き合い営業で入った保険、TV売却、NHKなど含め全て解約、又は売り捌きました。
食うだけと、多職業柄多少の身なりだけに絞り込みました。

2. 適切な投資対象を絞り込め
 
投資先を選定し、ポートフォリオを管理する必要があります。
投資にはリスクが伴い、損失を被る可能性も考慮すべきです。

3. 長期的な視点を忘れない
FIREは短期間で達成できるものではありません。
速攻でお金持ちになりたい人は難しいでしょう。
数年間、あるいは数十年にわたって努力を続ける必要があります。

これらの要素に加え、FIREには強い意志と忍耐力が必要です。経済的な不安や誘惑に打ち勝ち、長期的な目標に向かって邁進する必要があります。
FIREを目指す前に、以下の点を考慮する必要があります。

自分の作り上げたいライフスタイルを明確に

早期退職後の生活をどのように過ごしたいか、具体的なイメージが必要です。私も毎日イメージしました。

経済状況の足元をしっかり見て下さい

現在の収入と支出、将来の収入見込みなどを把握する必要があります。

リスク許容度

投資には必ずリスクが伴い、損失を被る可能性があります。
どの程度のリスクを許容できるかを判断する必要があります。

FIREの段階と、苦しいポイント

次に、FIREを目指すには、一般的に以下の5つの段階を踏むでしょう。

仏教用語で四苦八苦(しくはっく)と言いますが、仏教における苦しみの分類です。
四苦は人間が必ず受けなければならない苦しみで、生苦、老苦、病苦、死苦を指します。八苦は四苦に、愛別離苦、怨憎会苦、求不得苦、五陰盛苦の四つを加えたものです。

投資にもいくつかの苦しさがあります


1. 貯蓄: 収入の大部分を貯蓄を投資に回す事の苦しみ

2. 投資: 投資先を選定し、ポートフォリオを管理点検する苦しみ

3. 節約: 生活費を削減し、支出を厳しく管理する苦しみ

4. サイドFIRE: 労働収入に頼らず、投資からの収益で一部生活費を賄える状態になるまでの苦しみ

5. フルFIRE: 労働収入に頼らず、投資からの収益だけで全ての生活費を賄える状態になるまでの苦しみ

それぞれの段階には、それぞれ苦しいポイントがあります。

とにかく貯蓄種銭を増やす事に徹する

その為に生活費を大幅に削減する必要がり、あらゆる誘惑に打ち勝ち、長期的な目標に向かって努力する必要がある。ここでつまずく人は単にNISAをはじめたり、積立投資などに切り替え仕事をすることをお勧めします。

投資の本質は良い面もあれば怖い面もある

投資にはリスクが伴い、一時的に大きく損失を被る可能性がある。
決めたテーマの投資知識を習得する必要はある。

節約による生活の質の低下を乗り切れるか?

生活の質が低下する可能性がある。というより低下します。
周囲の人とのギャップを感じる可能性がある。
世の中に色気の多い人はキツイでしょう。

サイドFIRE

収入がガクンと減るため、不安を感じるでしょう。
あと何していいか分からず、時間を持て余してしまう可能性がある。

最後にフルFIRE

社会との接点が減り、孤独感を感じます。
収入が減るため、将来への不安を感じる可能性もある。
私は今この段階ですが、不安はありません。

まとめ

このように、FIREは決して簡単ではありません。
しかし、これらの苦しいポイントを乗り越え、計画的に努力を続ければ、早期退職という目標を達成することは可能です。
人には色々な道があり、これで大丈夫という道は一つもありません。
目標を定め、少しブレたら元に戻る強い意思が無ければFIREは難しいでしょう。やればできます、やってやれないことはないです。


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