「経験値」に頼りすぎなアホ上司へ

聞こえてますか、「俺は経験で知ってる」みたいな健全に生きてたら他人にとても言えないような恥ずかしい言葉を恥ずかしい文脈で口癖にしているアホ上司。

会社で耳をそばだてていたら、営業の新米女子が持ってきたプランに頭ごなしに「そんなプランその値段じゃ売れない。俺は経験で知ってるんだ」とかほざいてる貴様に言いたいことがある。それだけで起筆する。

「経験は多い方がいい」。そもそもこの言説は、自分の中で勝手に敷いておく前提であって他人が割りを食うような場面で使うべきじゃない。

行動選択の余地を増やすのは確かに「経験」かもしれないけど、その「経験」のおかげで象徴的権力をつけて高い給料を貰ってるお前は、その「経験」でもって自分の決定を論理的に納得させる義務があるだろうが。

経験値を笠に着て勝手な言い分で他人の行動を制限するならそれは経験の持ち腐れ、経験がないより愚かなんだよ。お前の経験なんかお前以外知ったことじゃないんだから、それはほぼ「経験」という言葉を纏ってるだけのパワハラだっつうの。そもそも組織内の権力構造を使って抑圧してるだけで説得を一切しようとしないお前みたいな人間の経験値なんかたかが知れてるしな。

本当に思うのは、「立場は経験の副産物でしかない」ということ。会社という構造の中で経験を後進のために生かさず立場にのさばるなら、周囲は新しいことに挑戦できなくなり、組織の新陳代謝は悪くなる。そういう古いままの人間は社会の血栓みたいなものだ。

「経験」があると自負する皆々様。

ぜひ、その経験は若者を「肯定」するために使ってください。提案に問題があるなら妥協点を探り、納得感を生み出し、次回に生かせるサイクルを作ってください。

あなたの言う「経験」が、さらに上の代に否定され、いびられ、抑圧されてきた経験だとしても。それでもクソみたいなループを生まないでください。

お願いします。

それから、最後にひとつ。

ターリー屋のタピオカミルクティーは安くてうまい。俺は経験で知っている。

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ニノ口(にのくち)

小説を書いたり、ストレスのはけ口にしたりします。よければフォローお願いします!
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