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【小受対策6 面接や考査に繋がる日常体験・経験を増やす】

本年もよろしくお願い申し上げます、私です。
誤解が生まれそうなタイトルではございますが、小学校受験をお考えのご家庭は意識が高いご両親が多く、博物館や美術館は勿論のこと、多くの自然体験を週末や長期休みのスケジュールに組み込まれている子ことと思います。

娘の受験年は、コロナ渦の影響を多く受けて幼児期を過ごした後の、コロナ明けのお受験でした。
面接で聞かれる質疑も、行動観察も試験時間さえも「コロナ前に戻す」と噂が錯綜し、親も子も情報に振り回されました。

その中で、どのお教室の先生方もおっしゃっていたことがあります。

コロナの影響で当たり前に経験している、日常の体験が圧倒的に少ない

と。
具体的に申し上げますと

・電車やバスに乗る
・スーパーに買い物に行く
・祖父母の家に新幹線に乗って遊びに行く
・初詣や夏祭りに行く


といった普段なら日常といて経験していることさえも、自粛や人数制限、公共交通機関や人込みへの懸念で、経験数が圧倒的に少ない事です。
これは他の児童との触れ合いを見る行動観察だけでなく、面接や常識のペーパー内容でも聞かれる内容が「想像できない」ことになります…

実際に2023年度の雙葉小学校の考査や面接で「お誕生日パーティ」に関する内容が問われたそうです。
雙葉小学校らしい、これまでの状況が配慮された内容だと、関心してしまいましたが、お友達や親族等とお誕生日パーティを経験している子は、全く臆することはなかったんじゃないかと思います。

ペーパーのお話の記憶問題で「海水浴」や「スキー」が未経験で想像できない子もいました。よく先生方が言われる

「経験が多い子は優位」

とは、そういうことなのだなとしみじみ感じました。

博物館も美術館も大切だと思いますが、こういった日常的に他の大人や子ども達との経験やイベントを増やすことも大切だと思います。


そして、面接で聞かれたり、願書で話せるような体験もあった方がいいと思います。私が娘と行ったのは

・田植えから収穫までのお米作り(みんなよくやります)
・季節の生き物や自然を観察する川遊びや森林浴
・潮干狩り


などです。

また面接で「ペットと暮らしていますか?ペットがいない場合は、植物を育てていますか?」が聞かれることが多いと聞きますので、お友だちの中には、野菜やお花を育てる方が多かったように思います。
実際に面接の練習でも、幼稚園から持って帰ってきた朝顔を育てていると答えた娘に、朝顔の様子など発展して聞かれました。
そして同じように頻出する質問が

「夏休みは何をしてましたか」

です。親と子、そして祖父母にまつわる話など実体験に伴った話しか子どもはできないので、年長の夏休みは特に有意義に過ごされてください。

我々も年少の頃から沢山いろいろ経験しましたが、子どもは直前のことしか覚えてません…ほんとに…
覚えていても、パッと話せないのです…直前のことしか…

そろそろ過去問に取り組んだり、志望校を絞り込んだりする時期だと思います。すべての小学校受験の親子の皆さん、応援しています!!!


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